あんこうの捌かれた姿を見ながら食べる鱈鍋。

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Ingredients


たらちり鍋は、新鮮なたらの身と白子(たち)を使った北海道の贅沢な鍋料理です。この料理の最大のポイントは、デリケートな白子を食べる直前に鍋に浮かべてサッと温めることで、素材本来の濃厚な旨味を引き出すこと。新鮮だからこそ実現するプリップリな食感が特徴です。

  • 火加減
    • 白子(たち)は非常にデリケートな食材
    • グツグツと煮立たせると溶けてなくなってしまうため、食べる直前に食べる分だけを鍋に浮かべ、サッと温める程度にするのがベスト
  • 食感
    • 新鮮なたらの身はプリプリとした弾力が残り、加熱してもホロホロに崩れない
    • この食感を活かすため、新鮮な素材の選別が重要
  • 盛り付け
    • たらの身や白子、野菜を器に盛り、ポン酢を合わせていただく
  • 薬味
    • たっぷりの薬味ネギを用意する
4点

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  1. 1

    鍋を火にかけてグツグツと煮立たせておく

  2. 2

    食べる直前に、食べる分だけのたらの白子(たち)を鍋に浮かべる

  3. 3

    白子がサッと温まる程度で取り出す

  4. 4

    たらの身や野菜と一緒に器に盛る

  5. 5

    ポン酢をかけ、薬味ネギを添えていただく

この料理が美味しくなる理由

白子を食べる直前にサッと温める程度で加熱を止めることで、タンパク質の過剰な熱凝固を防ぎ、とろけるようなクリーミーな食感を保つことができます。また、淡泊ながらもうま味成分(イノシン酸)を豊富に含むたらと、ポン酢の酸味や塩味、薬味ネギの辛味が合わさることで、五味のバランスが整い、素材本来の美味しさが引き立ちます。

温度帯・加熱反応うま味成分五味・六味のバランス

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

あんこうの姿を前に楽しむ贅沢な鍋

厨房で綺麗に捌かれた あんこう の身が披露される一方で、カウンターの上には丸ごとの あんこう の骨組みが横たわるという、圧倒的な光景から始まります。お店を訪れたお客さんたちは、その迫力ある姿に「凄いねぇ!」と大興奮。普段、自分たちで魚を扱うときは、頭をポンと切り落としてすぐに処分してしまうため、このように丸ごとの姿を見る機会は滅多にありません。お客さんが「いつもはここから切って、残りは投げちゃう(捨てる)」と話すと、板さんは「普通はそう。むき身で売るからね」と応じ、これから始まる特別な食事への期待感を高めていきます。

たらちり鍋の主役「たち」を美味しく食べるコツ

カウンターでグツグツと煮立つ たらちり鍋 を前に、板さんが美味しい食べ方のコツを伝授します。この鍋の主役とも言える たらたち(白子)は、非常にデリケートな食材です。板さんは「グチュグチュと煮立たせてしまうと、すぐに溶けてなくなっちゃうからね」と注意を促します。美味しくいただくためには、食べる直前に食べる分だけを鍋に浮かべ、サッと温める程度にするのがベスト。この繊細な火加減のこだわりが、素材本来の濃厚な旨味を引き出します。お客さんも「溶けちゃうんだ」と納得し、板さんのアドバイスに従って慎重に鍋を囲みます。

若い世代に囲まれて囲む幸せな食卓

板さんがたっぷりの薬味ネギを用意し、いよいよ食事の時間が始まります。お客さんたちは「2日連続で たち が食べられるなんて贅沢すぎる!」と大喜び。板さんのお店に3日連続で通うことになるとは思っていなかったと語るお客さんに対し、板さんは「嬉しいねぇ。こうして若い人間に囲まれて、俺は本当に幸せさぁ」と満面の笑みを浮かべます。ご飯を片手に全員で「いただきます」と乾杯を交わし、店内は温かいアットホームな空気に包まれます。板さんの人柄とお客さんとの深い信頼関係が伝わる、和やかなひとときです。

あんこうのユニークな生態と板さんのジョーク

板さんはカウンターで あんこう の解体作業を進めながら、そのユニークな生態について語り始めます。「海の中でな、パタパタって疑似餌を動かして魚を寄せるんだ。それで寄ってきた魚をバクッと食うんだから、とんでもねえ奴だよな」と、身振り手振りを交えてユーモラスに説明。お客さんから「まるで板さんみたいですね」と突っ込まれると、「ほっといてくれや!」と嬉しそうに返し、さらに「ここに万札をつけて、いくちゅ〜って誘うか」と冗談を飛ばして場を沸かせます。職人としての確かな技術を見せつつも、お茶目なトークで周囲を笑顔にする板さんの魅力が光ります。

極上のたらちり鍋を実食!プリプリ食感に感動

いよいよ たらちり鍋 を実食します。器に盛られた たら の身や たち、野菜に ポン酢 を合わせて口に運ぶと、その美味しさにお客さんたちの箸が止まりません。特に驚いたのは たら の身の食感です。通常の魚の身は火を通すとホロホロと崩れやすいものですが、この たら は驚くほどプリップリで、口の中でしっかりと弾力が残ります。「噛んだときに身がグチャグチャにならず、そのままの食感が残っている。だから本当に美味い!」と、その格別なクオリティに感動しきりです。新鮮だからこそ味わえる極上の食感に、一同は大満足の様子です。

あんこうの乾燥標本作りに挑む板さんのこだわり

食事を楽しむお客さんたちの前で、板さんは あんこう の身を綺麗に削ぎ落とす作業に没頭しています。実は、この骨組みを使って あんこう乾燥標本(剥製)を作ろうとしているのです。板さんは「なるべく綺麗に身を取らないと、何年も経つうちに身が残っている部分が焼けて(劣化して)傷んでしまうんだ。3年、5年、10年と持たせるためには、極限まで身を取り除く必要がある」と、職人としての並々ならぬこだわりを語ります。今回は尻尾も残し、口を大きく開けた迫力ある姿に仕上げるという、これまでにない新しい挑戦への情熱が語られます。

手作り標本のエピソードとこれからの作業

以前に作ったフグの提灯が非常に好評で、多くの人から「作ってほしい」と頼まれたエピソードを明かす板さん。しかし、今回の あんこう の丸ごとの標本作りは板さんにとっても初めての挑戦です。「軟骨がポキッと折れてしまうと台無しになるから、慎重にやらなきゃいけない」と、非常に神経を使う作業であることを語ります。さらに「これだけじゃなくて、まだ肝の処理も残っているんだ。今日は寝ないで作業しなきゃね」と、職人の情熱を覗かせながら、夜遅くまで続く長丁場の作業に向けて気合を入れ直していました。

こぶしの板さん

こぶしの板さん

登録者 9.9万人 ・ 和食・天ぷら

北海道余市郡仁木町砥の川にある「季節料理 こぶし」で働く板前によるチャンネルです。店では天ぷらを中心とした季節料理を提供しています。YouTubeでは魚の捌き方をはじめ、さまざまな料理の作り方を発信しています。「こぶしの山で!」というサブチャンネルも運営しています。

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