【イスラエル】中東風ロースト野菜の作り方|スパイスの使い方と絶品タヒニソースの秘密

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Ingredients


中東風スパイスロースト野菜は、イスラエルの食文化に根ざした野菜中心の料理です。カリフラワーやナス、パプリカといった彩り豊かな野菜を塩とオリーブオイルでじっくりローストしクミンシードとカルダモンの香りを加えます。仕上げはタヒニペースト(練りごま)から作る中東の定番ソースで、ブルーチーズとミントを散らせば完成。野菜の甘みと旨味が最大限に引き出される一品です。

  • 下準備
    • 野菜は食べやすい大きさに統一してカット
    • ブロッコリーの芯も皮を厚めに剥けば使用可能
    • カルダモンは殻を割って中の種を露出させることで香りが引き出される
  • 火加減
    • フライパンが冷たい状態でオリーブオイルを引き、野菜を並べてから火にかける「コールドスタート」焼き
    • 動かさずじっくり焼くことで野菜本来の甘みと旨味が引き出される
  • 味付け
    • スパイスは野菜が十分に色づいてから投入して焦げを防ぐ
    • 投入後に少量のオリーブオイルを足し、スパイスの香りを野菜全体に馴染ませる
  • ソース作り
    • タヒニペースト(白ごまペースト)に水を少しずつ加えると一時的に固くなる化学変化が起きる
    • さらにタヒニの3~4倍の量の水を継ぎ足して混ぜるとクリーミーなソースになる
    • 最後に塩で味を調える
14点

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  1. 1

    カリフラワー、ブロッコリー、ニンジン、ナス、パプリカ、赤玉ねぎを食べやすい大きさにカットする。パプリカは種と白いワタを取り除く。ブロッコリーの芯は硬い皮を厚めに剥く

  2. 2

    カルダモンの殻を包丁の腹で潰して割り、中の種を露出させておく

  3. 3

    フライパンが冷たい状態でオリーブオイルを引き、カットした野菜を並べる。上からも軽くオリーブオイルをまわしかけ、塩を全体にしっかり振る

  4. 4

    中火~弱火で加熱し、野菜を動かさずじっくり焼く。油が跳ねる場合は油飛び防止ネットを使用する

  5. 5

    野菜に十分な焼き色がついたら、クミンシードとカルダモンの種を投入する。少量のオリーブオイルを足し、スパイスの香りを野菜全体に馴染ませる

  6. 6

    タヒニペーストにボウルで水を少しずつ加え、混ぜながら固くなる化学変化を経て、さらにタヒニの3~4倍の水を継ぎ足して混ぜる。クリーミーな状態になったら塩で味を調える

  7. 7

    ローストした野菜をお皿に盛り付け、フライパンに残ったスパイスオイルもかける。ブルーチーズをちぎって散らし、タヒニソースをたっぷりかけ、刻んだミントを散らして完成

この料理が美味しくなる理由

野菜を動かさずじっくり焼くことでメイラード反応やカラメル化が促され、甘みと香ばしさが引き立ちます。また、事前に塩を振ることで適度に脱水され、野菜の旨味が凝縮されます。さらに、ロースト野菜の甘味に、ブルーチーズの塩味とうま味(グルタミン酸)、タヒニソースのコクや苦味が加わることで、複雑でバランスの良い味わいが生まれます。

温度帯・加熱反応水分コントロール五味・六味のバランスうま味成分

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

イスラエルで一番好きな店と食文化

今回紹介するのは、野菜が主役の 中東風スパイスロースト野菜 です。米澤シェフが イスラエル で一番好きだという店「ハコセム」のレシピ本「Hummus」を手に、現地の思い出を語ります。イスラエルは非常にミックスカルチャーな国で、ユダヤ教の食事規定である コーシャー に従う人々は、鱗のない魚や甲殻類、軟体動物を食べないため、レストランでも魚介類があまり見られません。その代わり、非常に野菜中心の豊かな食生活が送られています。シェフはその野菜中心の文化に強く惹かれ、日本でも手に入る食材を使って家庭で簡単に作れる中東風の野菜料理を提案します。

カラフルな野菜たちとアレンジの自由さ

今回使用するメインの食材は、カリフラワーブロッコリー人参ナスパプリカ(赤・黄)、赤玉ねぎ です。これだけの野菜が揃うと、色合いがとてもカラフルで、見ているだけでテンションが上がります。この料理の素晴らしいところは、冷蔵庫にある余り物の野菜で自由にアレンジができる点です。ズッキーニアスパラガス、普通の玉ねぎ、じゃがいも、ネギ、椎茸マッシュルーム など、どんな野菜を使っても美味しく仕上がります。これらの野菜をシンプルに焼き上げ、中東のスパイスと特製のソースを組み合わせて仕上げていきます。

野菜のカットとこだわりの調理道具

調理の第一歩は野菜のカットです。基本的にはすべて食べやすい大きさにカットすれば問題ありません。パプリカ は種を取り除き、白いワタの部分を削ぎ落としてからカットします。ここでシェフが「世界で一番いい」と絶賛する ニトリ のステンレス製 ピーラー が登場。わずか300円程度でありながら、刃の角度が絶妙で非常に使いやすいと熱弁します。人参 の皮をこのピーラーで剥き、食べやすい大きさに切っていきます。ブロッコリー は芯の部分も周りの硬い皮を厚めに剥けば美味しく食べられるので、捨てずにカットして使用します。ナス も同様に4等分にカットして準備します。

旨味を引き出す「じっくり」ロースト

野菜を焼く工程にはちょっとしたコツがあります。フライパンが冷たい状態のままで オリーブオイル を引き、そこにカットした野菜を並べていきます。上からも軽く オリーブオイル をまわしかけ、下味となる を全体にしっかりと振ります。火にかけて焼き始めると油が激しく跳ねるため、ここで再び ニトリ油飛び防止ネット が大活躍。これを使うとキッチンが汚れず、非常に便利です。ローストの最大のポイントは「焼き目」です。野菜をむやみに動かさず、じっくりと火を通すことで、野菜本来の甘みと旨味が最大限に引き出されます。

香りの決め手!スパイスの扱い方

中東風の味わいを決定づけるのがスパイスです。今回はカレーの主原料でもある クミンシード と、シェフお気に入りの カルダモン を使用します。カルダモン は周りの殻自体には香りがほとんどないため、包丁の腹で潰して殻を割り、中の種を露出させてから使うのが鉄則です。スパイスを最初からフライパンに入れてしまうと、野菜に火が通る前に焦げてしまうため、野菜が十分に色づいてから途中で投入します。スパイスを加えたら、さらに少量の オリーブオイル を足し、野菜全体にスパイスの香りをまとわせるように優しく馴染ませていきます。

中東の定番「タヒニソース」の秘密

味の決め手となるのが、中東の家庭には必ず常備されている タヒニソース です。タヒニ とは 白ごまペースト のことで、日本の 練りごま に似ていますが、日本のものよりも分離しにくく、サラッとしているのが特徴です。このペーストに水を加えていくのですが、面白いことに、最初に水を少し加えると、ごまの成分が水分を吸って一時的にボソボソと固くなります。これは一種の化学変化で、そこからさらに タヒニ の3〜4倍の量の水を少しずつ加えて混ぜていくと、なめらかでクリーミーなソースに変化します。最後に を加えて味を調えれば、万能の タヒニソース の完成です。

贅沢な仕上げと大満足の実食

焼き上がった野菜をお皿に盛り付け、仕上げに入ります。フライパンに残った旨味たっぷりの スパイスオイル も残さず野菜にかけます。現地では羊のミルクから作られる フェタチーズ を使うのが定番ですが、今回は手に入りやすい ブルーチーズゴルゴンゾーラ)をちぎって散らします。その上から先ほどの タヒニソース をたっぷりとかけ、最後に刻んだ新鮮な ミント を散らせば完成です。実食したシェフは、野菜だけとは思えない大満足のボリュームと、チーズの塩気、ソースのコク、ミントの爽やかさが織りなす絶妙なハーモニーに感動。一番好きな野菜は、じっくり焼いて甘くなった カリフラワー だと語ります。

米澤シェフが語る仕事論とヒットの法則

動画の終盤、視聴者からの「どうすれば有名な料理人になれるか」という質問に対し、シェフは自身の仕事論を語ります。シェフは「自分は人生で一度も1番になったことがない」と明かします。有名な料理コンテストでも最終選考まで残りながら優勝は逃し、レシピ本もランキング2位止まりでした。しかし、シェフが最も大切にしているのは、一発のホームランではなく「ヒットを量産すること」です。相手が求めていることに素早く返事をする、期日を守るなど、当たり前のことを徹底して積み重ねることで信頼が生まれ、次の大きな仕事に繋がります。天狗にならず、地道に一歩ずつ積み上げていくことの大切さを静かに語りかけました。

【週末のテーブル】シェフ米澤文雄のNo Codeなチャンネル

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登録者 3,050人 ・ 洋食

米澤文雄氏はシェフとして活動しており、YouTubeチャンネル「週末のテーブル」を運営しています。InstagramやnoteなどのSNSでも情報を発信しています。また、NO CODEというレストランに関わっていることが概要欄のリンクから確認できます。

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