トマトの巣ごもり卵・シャクシュカ|ピリ辛トマトソースと卵の組み合わせがクセになる中東の定番朝ごはん

PR

Ingredients


シャクシュカはイスラエルや中東地域の定番朝ごはんで、ピリ辛のトマトソースを落とした料理です。フレッシュトマトを使い、クミンで香り付けし、リコッタチーズを加えてまろやかに仕上げます。トマトの相性を活かし、パンにのせて食べるのがおすすめです。

  • 下準備
    • トマトは湯むきしてからヘタを取り除き、粗く刻むことで風味が格段に上がる
    • 玉ねぎ、パプリカ、ピーマンは粗めのみじん切りにする
    • 朝は味覚が敏感な時間帯のため、フレッシュな野菜を使うのがおすすめ
  • 火加減・加熱
    • 玉ねぎとにんにくは弱火でじっくり炒め、焦がさないようにする
    • トマトを加えたら中火で約10分間煮詰め、水分をなくす直前まで煮詰める
    • 卵は中火で約2分間蒸し焼きにして、半熟状に仕上げる
  • 焦げ対策
    • 間口の広いフライパンを使うと水分が早く飛ぶが、焦げると苦くなる
    • 火力が強い場合は、フライパンの外側から内側へ、ソースを寄せながら混ぜるのが焦がさないコツ
  • 味付け
    • トマトソースは塩分濃いめ(はっきりした味)に仕上げるのが最適
    • 卵の美味しさを引き立てるため、最後の味付けで塩と胡椒をしっかり決める
    • 煮詰まりすぎた場合は大さじ2~3杯の水を足す
  • 卵の調理
    • スプーンでソースに4箇所くぼみを作ってから卵を落とす
    • これにより卵の白身が流れて広がるのを防ぎ、きれいに仕上がる
  • チーズ選び
    • ピザ用チーズは溶けて全体がくっついてしまうため、リコッタチーズやカッテージチーズ、ヤギのチーズなどチーズ同士がくっつかないものを使う
    • チーズを加えることでソースにまろやかさと深みが加わる
  • スパイス選択
    • 本来のシャクシュカは複数のスパイスを使うが、日本人の口に合わせてシンプルにクミンだけを使用
    • クミンがない場合はカレー粉(カレーパウダー)で代用できる
15点

※ 材料名をタップするとAmazonで関連商品を探せます

  1. 1

    玉ねぎ1/2個を粗めのみじん切りにする

  2. 2

    赤パプリカ1/2個を同様に粗いみじん切りにする

  3. 3

    ピーマン(中サイズ2個または小4個)を刻む

  4. 4

    トマト(大サイズ4個)を湯むきしてヘタを取り、粗く刻む

  5. 5

    にんにくみじん切り(オリーブオイル漬け)、赤唐辛子スライス、クミンを準備する

  6. 6

    フライパンにオリーブオイル大さじ1.5を入れて弱火で温める

  7. 7

    玉ねぎとにんにくを焦がさないようにじっくり炒める

  8. 8

    玉ねぎが透明になったら、赤唐辛子1/2本とクミン小さじ1/2を加えて混ぜる

  9. 9

    パプリカとピーマンを投入し、しんなりするまで炒める

  10. 10

    刻んだトマトを汁ごとすべて加える

  11. 11

    火力を中火に上げ、塩と胡椒で下味をつける

  12. 12

    約10分間煮詰めて、トマトの水分をなくす直前まで加熱する。焦げないよう外側から内側へ混ぜながら煮詰める

  13. 13

    煮詰まりすぎて水分が完全になくなった場合は、大さじ2~3杯の水を足す

  14. 14

    ソースが完成したら、味見をしながら塩と胡椒で最終調整する(塩分濃いめに)

  15. 15

    一旦火を止め、スプーンでソースに4箇所くぼみを作る

  16. 16

    くぼみの中に卵4個を1つずつ落とす

  17. 17

    周りにリコッタチーズ80gをスプーンで散らすようにのせる

  18. 18

    蓋をして中火で約2分間蒸し焼きにする

  19. 19

    卵が半熟状になり、チーズが適度に溶けたら火を止める

  20. 20

    刻んだイタリアンパセリを散らす

  21. 21

    お好みでエクストラバージンオリーブオイルや粒黒胡椒を回しかける

  22. 22

    フライ返しなどでお皿に取り分け、焼いたパン(バゲットなど)にのせて食べる

この料理が美味しくなる理由

トマトに豊富なグルタミン酸のうま味は、じっくり煮詰めて水分を飛ばす「水分コントロール」により凝縮されます。また、炒めた玉ねぎの甘味、トマトの酸味、唐辛子の辛味、チーズの塩味が調和し「五味のバランス」が整います。さらに、蓋をして蒸し焼きにすることで、卵のたんぱく質が半熟の温度帯で優しく凝固し、ソースにまろやかなコクを与えます。

うま味成分五味・六味のバランス水分コントロール温度帯・加熱反応

PR

※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

中東の定番朝ごはん「シャクシュカ」の魅力

今回ご紹介するのは、を使った朝食にぴったりの料理「シャクシュカ」です。この料理は、トマトソースを煮たもので、イスラエルや中東地域では定番の朝ごはんとして親しまれています。イメージとしては、トマトに巣ごもりした卵料理といったところでしょうか。トマトは抜群に相性が良く、特に酸味のあるトマトを使うのがおすすめです。出来上がった「シャクシュカ」をパン(バゲットなど)の上にのせて一緒に食べると、本当に美味しくてクセになります。手軽な材料で驚くほど美味しい一皿ができあがりますので、ぜひ最後まで動画をご覧いただき、ご家庭でも試してみてください。

朝の味覚に寄り添うフレッシュ野菜の下ごしらえ

まずは野菜の下ごしらえから始めます。玉ねぎ1/2個は粗めのみじん切りにします。赤パプリカ1/2個も同様に粗いみじん切りにします。生で食べる場合は薄皮が口に引っかかりますが、今回は加熱調理するため、薄皮は全く気になりません。すでに半分に切って種を取ってあるピーマン(中サイズ2個、小さいものなら4個)も同じように刻んでおきます。そして主役のトマト(大サイズ4個)は、あらかじめ湯むきをしてヘタを取っておいたものを粗く刻みます。缶詰のダイスカットを使っても良いのですが、フレッシュなトマトを使うことで風味や味に格段の違いが出ます。特に朝は人間の嗅覚や味覚が一番敏感な時間帯ですので、今回は贅沢にフレッシュトマトを使用しました。刻むとたくさんの汁が出てきますが、これを煮詰めて味を凝縮させていきます。

日本人の口に合わせたスパイスのこだわり

野菜のカットが終わったら、味の決め手となる調味料とスパイスを準備します。用意するのは、にんにくみじん切り(オリーブオイル漬け)、スライスした赤唐辛子、そしてスパイスのクミンです。赤唐辛子はピリッとした辛さを加えるためのものですが、お子様が召し上がる場合は入れない方が良いでしょう。本来の「シャクシュカ」には、クミンの他にもカイエンペッパーやパプリカパウダーなど数種類のスパイスが使われます。しかし、今回は我々日本人の口に合いやすいように、あえてクミンだけをシンプルに使うレシピにアレンジしています。もしご家庭にクミンがない場合は、代わりにカレー粉(カレーパウダー)を使用するのが非常におすすめです。これらの材料を使って、これから美味しいソースを作っていきます。

旨味を凝縮させるトマトソース作りのコツ

フライパンにオリーブオイル大さじ1.5を入れて弱火で温め、玉ねぎにんにくを焦がさないようにじっくり炒めます。玉ねぎが透明になってきたら、スライスした赤唐辛子1/2本とクミン小さじ1/2を加えてよく混ぜ合わせます。ここにパプリカピーマンを投入し、しんなりするまで炒めたら、刻んだトマトを汁ごとすべて加えます。ここから火力を中火に上げ、水分がなくなる直前まで約10分間煮詰めていきます。途中で軽く胡椒を振って下味をつけましょう。煮詰めることで、トマトに含まれる旨味成分のグルタミン酸がぎゅっと凝縮されます。間口の広いフライパンを使うと水分が早く飛びますが、焦げると苦くなってしまうので注意が必要です。火力が強いフライパンの外側から内側へ、ソースを寄せながら混ぜるのが焦がさないコツです。

絶妙な塩加減で仕上げるソースの最終調整

中火で約10分煮詰めると、水分がだいぶ飛んでソースが濃縮されてきます。もし煮詰まりすぎて水分が完全になくなってしまった場合は、フライパンの鍋肌から大さじ2〜3杯の水を足してください。この料理は、トマトに残った水分でを蒸気蒸しにするため、適度な水分が必要です。ソースが仕上がったら、ここで最後の味付けをします。トマトソースは少し塩分が濃いめ(はっきりした味)に仕上げるのがちょうど良いため、味見をしながら胡椒を加えて調整します。先ほどの下味だけでは薄いので、ここでしっかりと塩味を決めましょう。ピリッとした赤唐辛子の辛さと、クミンの香りが効いた美味しいソースの完成です。この絶妙な塩加減が、のせるの美味しさを引き立ててくれます。

くぼみとリコッタチーズで仕上げる卵の蒸し焼き

ソースが完成したら一旦火を止め、を落とすためのくぼみをスプーンで4箇所作ります。ソースに直接を入れてしまうと白身が流れて広がってしまうため、このくぼみを作るのがきれいに仕上げるコツです。くぼみの中に4個を1つずつ落とし、その周りにリコッタチーズ80gをスプーンで散らすようにのせていきます。ピザ用チーズだと溶けて全体がくっついてしまうため、チーズ同士がくっつかないリコッタチーズやカッテージチーズ、ヤギのチーズなどを使うのがおすすめです。チーズを加えることで、ソースにまろやかさと深みが加わります。準備ができたら蓋をして、中火で約2分間蒸し焼きにします。2分経ってが半熟状になり、チーズが適度に溶けたら火を止めます。最後に刻んだイタリアンパセリを散らせば、緑が鮮やかで食欲をそそる仕上がりになります。

実食と、卵×トマトの抜群な相性について

完成した「シャクシュカ」をお皿に取り分けます。トマトソースが程よくまとまっているので、フライ返しなどで簡単にきれいに取り分けることができます。お好みで上からエクストラバージンオリーブオイルや黒い粒胡椒を回しかけても美味しいです。ナイフを入れると、半熟の黄身がとろりと溢れ出します。これをカリッと焼いたパン(バゲットなど)にのせて食べると、ピリ辛のソースとまろやかな、チーズのコクが一体となって、言葉を失うほどの美味しさです。トマトは本当に相性が良く、特に酸味のあるトマトを使うのがベストです。シェフはさらにその上からお酢を少しかけて食べるのもお気に入りだそうです。手軽な材料で贅沢な気分が味わえる中東の朝ごはん、ぜひ皆さんも作ってみてください。

Grand Chef MATSUO  松尾幸造

Grand Chef MATSUO 松尾幸造

登録者 72.3万人 ・ フレンチ/家庭料理

「Grand Chef MATSUO 松尾幸造」は、フレンチレストラン「シェ松尾」の元オーナーシェフ・松尾幸造氏によるYouTubeチャンネルです。松尾氏は1948年生まれで、国内のホテル・レストラン勤務後にスイスのホテル学校へ留学し、ヨーロッパの一流ホテルやレストランで経験を積みました。1980年に東京・渋谷区松涛に一軒家レストラン「シェ松尾」を開店し、2019年に会長を引退。2021年よりYouTubeチャンネルを開設し、ヨーロッパとアジアの食文化を融合させた家庭向け料理レシピを配信しています。

※YouTubeチャンネルに遷移します

※チャンネル登録者数は記事の作成時点の数字で、最新の数値とは乖離がある場合があります。