Recipe
ほぼ巻かないのが正解だった。専門店級の「たまご焼き」【日本イチ丁寧なレシピ動画】UPG再配信
Ingredients
- たまご3個(小さめなら4個)
- 砂糖大さじ1
- 白だし小さじ2
- 水大さじ1
- サラダ油大さじ1
「厚焼きたまご」とは
白身のコシを残す溶き方、スクランブル製法で混ぜ固める加熱、仕上げに1度だけ巻く成形という3つのポイントで、巻くのが苦手な方でも専門店級のぷるぷるでジューシーな厚焼きたまごが作れるレシピです。甘めの関東風で、分子調理学に基づいた失敗しにくい方法を紹介します。
タイムスタンプ
「厚焼きたまご」を美味しく作るコツ
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下準備
- 白身のコシが少し残る程度に溶く
- 空気を入れすぎず、白身のぷっくりした部分を残すことで凝固しやすくなり食感が生まれる
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火加減
- たまご焼き器を箸にたまご液をつけてジュッと固まるくらいの高温まで中火で温める
- 初回のサラダ油大さじ1のみで十分
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調理法
- 全量の8割を流し入れてスクランブルエッグ状に混ぜ固め、半分に折ってから残り2割を流し入れて2段階で加熱することで失敗を減らせる
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成形
- 巻き終わったら、たまご焼き器の四隅の壁を利用して押し付けるように四角形に成形
- 巻きすは不要
-
仕上げ
- 最後に表面に焼き色をつけることでカステラのような香ばしい香りが引き立つ
「厚焼きたまご」の材料
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「厚焼きたまご」の作り方・手順
- 1
たまご液を準備する
ボウルにたまご3個を割り入れ、砂糖大さじ1、白だし小さじ2、水大さじ1を加えます。箸の先をボウルの底につけた状態で前後に動かし、空気を入れすぎないようにしながら、白身のコシが少し残る程度に混ぜます。白だしがない場合は和風だしやめんつゆで代用可能です。
- 2
たまご焼き器を温める
たまご焼き器にサラダ油大さじ1を入れ、中火でしっかり温めます。箸にたまご液をつけてジュッと固まるくらいの高温になったら準備完了です。キッチンペーパーで何度も油を塗り直す必要はなく、最初の1回だけで十分です。
- 3
たまご液の大部分を焼く
温まったたまご焼き器に、たまご液全量の8割程度を流し入れます。少しだけ最後の巻き工程用に残しておきます。フライパンを前後に揺らしながら、箸で大きく混ぜてスクランブルエッグ状になるまで加熱します。周りの固まってきた部分を内側に巻き込みながら、全体が半熟状になるまで手早く混ぜ合わせます。
- 4
最初の折り返しをする
全体が程よく固まったら、ゴムベラ等を使って奥から手前に向かって半分に折りたたみ、奥へ移動させます。
- 5
残りのたまご液を加えて焼く
手前の空いたスペースに残しておいたたまご液をすべて流し込みます。奥のたまご焼きの下にもたまご液を流し込み、手前側を軽くスクランブル状にしてから、奥のたまごを手前に向かって一気に転がして巻き上げます。
- 6
成形する
巻き終わったら、たまご焼き器の手前側の角を使って、押し付けるようにしながら四角く成形します。お好みで表面に焼き色をつけることでカステラのような香ばしい香りが引き立ちます。
料理の科学
白だしに含まれるかつお節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸、卵のグルタミン酸が合わさることで、うま味の相乗効果が生まれます。また、砂糖と白だしによる甘味とうま味、塩味のバランスが味に深みを与えます。さらに、砂糖の保水性と水を加える効果により、卵のたんぱく質の熱凝固が緩やかになり、水分を保持したままふんわりとしっとりとした食感に仕上がります。
「厚焼きたまご」の詳しい解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
巻くのが苦手な人へ贈る新しいたまご焼き
今回は、巻くのが苦手な方や焦がしてしまう方に向けた、ほとんど巻かない画期的な たまご焼き の作り方を紹介します。分子調理学の考え方をベースに、材料は同じ、特別なテクニックも不要なのに圧倒的に美味しく作れるコツをお届けします。今回のたまご焼きは、甘めで関東風の 厚焼きたまご 的な仕上がりです。世の中にレシピが溢れすぎていて、どれが正解か分からないという疑問を解決するため、今回は3つのポイントに絞って完全解説します。そのポイントとは、1つ目が「たまごの溶き具合」、2つ目が「巻かないで混ぜ固める」、3つ目が「仕上げに1度だけ巻く」です。この3つのポイントを意識しながら、専門店級の味わいを目指していきましょう。
たまごの溶き具合とぷるぷるに仕上げる黄金比
まずはポイントの1つ目、たまごの溶き具合 についてです。ボウルに たまご を3個割り入れます。小さめのたまごなら4個が目安です。ここに 砂糖 大さじ1、白だし 小さじ2、水 大さじ1を加えます。白だしがない場合は和風だしやめんつゆでも代用可能です。水を加えるのは、仕上がりを ぷるぷる にするためです。混ぜ方のコツは、箸の先をボウルの底につけた状態で前後に動かし、空気を入れすぎないようにすることです。白身のコシを残すように、あえて混ぜすぎない状態を目指します。たまごは黄身、ぷっくりした白身、液状の白身の3つからできており、このぷっくりした白身のコシを残すことで、熱を加えたときに凝固しやすくなり、食感の差が生まれてより美味しく仕上がるのです。
道具へのこだわりとおいしく焼くための温度管理
調理に入る前に、たまご焼き器 の寿命についてお話しします。お弁当などで毎日使う場合、テフロン加工の寿命は半分から1年程度です。たまご焼きは急激な温度変化を繰り返すため、フライパンに大きな負荷がかかります。くっつきやすくなったら買い替えのサインです。美味しい料理を作るためには、道具の状態も非常に重要です。準備として、たまご焼き器に サラダ油 大さじ1を入れ、中火 でしっかりと温めます。箸にたまご液をつけてジュッと固まるくらいの高温にすることが、空気を含んでふっくらと仕上げるための秘訣です。一般的なレシピのようにキッチンペーパーで何度も油を塗り直す必要はなく、最初の1回だけで十分に美味しく焼き上げることができます。
巻かずに混ぜて固める驚きのスクランブル製法
ポイントの2つ目は、巻かないで混ぜ固める 工程です。温まったたまご焼き器に、たまご液のほとんどを一気に流し込みます。少しだけ最後に巻くためのたまご液を残しておくのがコツです。流し込んだら、フライパンを前後に揺らしながら、箸で大きく混ぜて スクランブルエッグ を作るように火を通していきます。周りの固まってきた部分を内側に巻き込みながら、全体が半熟状になるまで手早く混ぜ合わせます。この方法をとることで、たまごの内部に水分がしっかりと閉じ込められ、驚くほどジューシーでぷるぷるな食感に仕上がります。全体が程よく固まったら、フライ返しやゴムベラを使って、奥から手前に向かって半分に折りたたむようにして形を整えます。
仕上げに1度だけ巻く失敗しない成形テクニック
ポイントの3つ目は、仕上げに1度だけ巻く ことです。半分に折ったたまごを奥に滑らせ、手前の空いたスペースに残しておいたたまご液をすべて流し込みます。奥のたまご焼きの下にもたまご液を流し込み、手前側を軽くスクランブル状にしてから、奥のたまごを手前に向かって一気に転がして巻き上げます。この2回に分ける方法をとることで、失敗するリスクを大幅に減らし、誰でも綺麗な形に仕上げることができます。巻き終わったら、たまご焼き器の四隅の壁を利用して、押し付けるようにしながら綺麗な四角形に成形します。巻きすを使わなくても、フライパンの形状を活かすだけで美しく仕上がります。最後に表面に美味しそうな 焼き色 をつけることで、カステラのような香ばしい香りが引き立ちます。
感動の味わいとバリエーション豊かなたまご料理
焼き上がったたまご焼きを切り分けてお皿に盛り付ければ、専門店級の たまご焼き の完成です。一口食べれば、そのぷるぷるとした柔らかさと、出汁のジューシーさに感動すること間違いなしです。動画の最後には、さらにたまご料理を楽しみたい方に向けて、4つの関連レシピを紹介しています。1つ目は、順番を工夫するだけで劇的に美味しくなる「神のたまごかけごはん」。2つ目は、今回のテクニックを応用して簡単に作れる「関西風かに玉」。3つ目は、黄身が必ず真ん中にくる綺麗な「目玉焼き丼」。4つ目は、史上最高にふわふわに仕上がる「たまごそぼろ」です。どれも分子調理学に基づいた、簡単でプロ級の味になるレシピですので、ぜひ合わせて挑戦してみてください。
こじまぽん助【分子調理学研究家】について
こじまぽん助【分子調理学研究家】
登録者 15.6万人 ・ 家庭料理
こじまぽん助氏は、分子調理学研究家・映像作家・声優として活動するマルチクリエイターです。料理レシピでは「すべての工程にはおいしくなる理由がある」という考えのもと、各工程の科学的な理由を丁寧に解説するスタイルが特徴です。著書に『日本一ていねいな定番家ごはん』(ワニブックス)があり、NHK「あさイチ」やフジテレビなど複数のメディアにも出演しています。LUMIX公認クリエイターおよびクックパッドファンタジスタ・アンバサダー2026としても活動しており、食品メーカーや官公庁を含む多数のクライアントへの映像制作実績も持ちます。
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