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#12 チョコレートのムース 星野晃彦シェフ直伝!CHOCOLATE MOUSSE フランス料理人気スイーツ| BOCUSE AT HOME

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動画を追従表示中

Ingredients

星野晃彦シェフがブラッスリー ポール・ボキューズで提供する本格的なチョコレートのムースの作り方を伝授。温度計を使った丁寧な温度管理でアングレーズソースを作り、ブラックチョコレートとゼラチンを加えてムース状に仕上げます。仕上げにブランデーで香りづけした、なめらかで大人向けの贅沢な味わいが特徴です。

  • 下準備
    • ブラックチョコレートを湯煎で溶かしておく
    • ゼラチンを水でふやかしておく
  • 火加減
    • 牛乳とカカオパウダーは弱火でゆっくり加熱
    • 焦げ付き防止のためホイッパーで常に混ぜる
  • 温度管理
    • アングレーズソースは極弱火で80℃まで加熱し、82℃を超えないよう注意
    • 卵が炒り卵になるため厳密な温度管理が必須
  • 混ぜ方
    • 卵黄と砂糖をブランシール(白っぽくなるまで混ぜる)することで、後の工程で卵が固まるのを防ぐクッション役になる
  • 冷却
    • チョコレートムースを氷水で冷やしながら、適度な硬さ(濃度)を見極めることが重要
    • 冷やしすぎるとボソボソになる
  • 仕上げ
    • ブランデーを加えることで大人向けの香りが広がる
    • 生クリームは先に1/3を混ぜてから残りをふんわり合わせる
11点

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  1. 1

    チョコレートとゼラチンの準備

    ブラックチョコレート180gをボウルに入れ、湯煎にかけてゆっくり溶かしておく。板ゼラチン8gは水でふやかしておく。

    湯煎の温度は50℃程度に保ち、チョコレートが艶よく溶けるようにする
  2. 2

    牛乳とカカオパウダーの加熱

    鍋に牛乳250mlとカカオパウダー25gを入れ、弱火にかける。ホイッパーで常に混ぜながら、焦げ付かないようゆっくりと温度を上げていく。沸騰までじっくり加熱する。

    弱火で丁寧に加熱。カカオパウダーは焦げやすいため急激な加熱は禁物ホイッパーで常に混ぜ鍋底をこすりながら加熱
  3. 3

    卵黄と砂糖のブランシール

    卵4個を卵黄と卵白に分ける。卵黄をボウルに入れ、グラニュー糖125gを加える。ホイッパー(またはハンドミキサー)で力強く攪拌し、空気を含ませて白っぽくもったりとしたクリーム状になるまで混ぜ合わせる。

    ブランシール(blanchiage)は後の工程で卵が固まるのを防ぐ重要な工程手動は大変なのでハンドミキサー推奨
  4. 4

    アングレーズソース作成(卵液の温度上昇)

    沸騰した牛乳を、ブランシール済みの卵黄のボウルに約1/3量入れ、よく混ぜ合わせる。全体が馴染んだら、鍋に戻して極弱火にかける。左手に温度計、右手にゴムベラを持ち、鍋底をこすりながら「8」の字を描くように絶えず動かし、ゆっくり温度を上げていく。

    スタート60℃くらいから82℃までゆっくり上げる82℃を超えると炒り卵になるため絶対に超えない80℃で火を止め、余熱で82℃に達するよう調整
  5. 5

    ゼラチンとチョコレートの融合

    アングレーズソースが80℃に達したら火を止める。余熱で82℃に達したら、ふやかしたゼラチン8gを加えて混ぜ、完全に溶かし込む。湯煎で溶かしておいたブラックチョコレートのボウルに、このアングレーズソースをすべて注ぎ入れる。ホイッパーでしっかり混ぜ合わせ、チョコレートが完全に溶けて艶が出るまで混ぜる。

    チョコレートとアングレーズソースの温度がほぼ同じなので、混ざりやすい
  6. 6

    ムース液の冷却と濃度調整

    混ぜ合わせたチョコレートムースのボウルの底を氷水に当てて、ホイッパーで混ぜながら温度を下げていく。ゼラチンが入っているため、冷やすことで徐々に濃度がついて固まり始める。先ほど泡立てたシャンティカカオと同じくらいの硬さになったら氷水から引き上げる。

    ムースは固まるのが非常に早いため、タイミング見極めが重要冷やしすぎてボソボソにならないよう注意
  7. 7

    シャンティカカオの製作

    別のボウルに生クリーム200mlを入れ、カカオパウダー10gとグラニュー糖20gを加える。ミキサーにかけて、しっかりとツノが立つまでホイップして、カカオ風味のホイップクリームを作る。

    生クリームに対してカカオパウダーは0.5%の割合
  8. 8

    ブランデーの加香と生クリーム混合

    ちょうど良い硬さになったチョコレートムースに、ブランデー25gを加えてしっかり混ぜ合わせる。先にシャンティカカオの1/3量をホイッパーで馴染ませ、残りのクリームをすべて加えてゴムベラでふんわりと優しく混ぜ合わせる。

    ブランデーで大人向けの香りが広がる。アルコール不可なら省略可最後は優しく混ぜて空気を含ませたままにする
  9. 9

    盛り付けと冷却

    ムース液をコーヒーカップなどの器に流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。

    3時間は最小時間。一晩冷やすとより美しく仕上がる
  10. 10

    最終盛り付け

    温めたスプーンを使ってシャンティカカオのクリームを丸くくり抜いてムースの上にのせる。上から粉糖を軽く振り、ミントの葉を飾り付ける。

    スプーンを温めることでクリームがきれいにくり抜ける
この料理が美味しくなる理由

卵黄と牛乳、砂糖を加熱する際、卵黄の熱凝固温度を意識して適切に加熱することで、ダマのないなめらかなとろみが生まれます。また、カカオの心地よい苦味と砂糖の甘味が調和し、五味のバランスが整います。さらに、ゼラチンが水分を抱え込んでゲル化し、泡立てた生クリームの空気と合わさることで、口溶けが良く、ふんわりとした軽い食感のムースに仕上がります。

温度帯・加熱反応五味・六味のバランス水分コントロール

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

大人のチョコレートムースの材料と特徴

ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座の料理長、星野晃彦シェフが、レストランで提供している本格的なチョコレートのムースの作り方を伝授します。今回のレシピでは、温度計を使ってゆっくりと丁寧に作業を進め、仕上げにブランデーを効かせてアルコールの香りをまとわせた、少し大人向けの味わいに仕上げていきます。用意する材料は、主役となるブラックチョコレート、卵黄(4個)、牛乳、カカオパウダー、ブランデー(コニャック)、グラニュー糖、板ゼラチン、そして泡立てた生クリームであるクレームフェッテ(250g)です。プロのこだわりが詰まった、なめらかで香り高いデザート作りを最初から最後までじっくりと解説していきます。

チョコレートの湯煎と牛乳・カカオの加熱

調理の最初のステップとして、まずは主役のブラックチョコレートをボウルに入れ、湯煎にかけてゆっくりと溶かしておきます。次に、別の鍋に牛乳とカカオパウダーを入れます。ここで重要なポイントは、最初から一気に強火にかけるのではなく、まずは弱火でじっくりと加熱していくことです。カカオパウダーは焦げ付きやすいため、急激に温度を上げると鍋底にこびりついて焦げる原因になってしまいます。ホイッパーを使って牛乳とカカオパウダーをよく混ぜ合わせながら、だんだんと火の温度を上げていくようなイメージで、焦らず丁寧に温めておきましょう。この下準備を丁寧に行うことが、最終的なムースのなめらかな口当たりへと繋がっていきます。

卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜる

牛乳を温めている間に、卵を卵黄と卵白に分ける作業を行います。今回のレシピで使用するのは卵黄4個分のみです。分けた卵黄をボウルに入れ、そこにグラニュー糖をすべて加えます。ここからホイッパーを使って、力強くしっかりと攪拌していきます。フランス料理の製菓技法で、卵黄と砂糖を白っぽくなるまで泡立てるようにかき混ぜるこの工程をブランシールと呼びます。最初は鮮やかな黄色だった卵黄が、空気をたっぷりと含んで白っぽく、もったりとしたクリーム状になるまで根気強く混ぜ合わせるのがコツです。手動で行うのは少し大変ですが、ハンドミキサーなどの機械がある方はそちらを使っても大丈夫です。この泡立てが、後の工程で卵が固まるのを防ぐクッションの役割を果たします。

温度計を使ったアングレーズソースの管理

沸騰させた牛乳を、先ほどブランシールした卵黄のボウルに3分の1ほど加えてよく混ぜ合わせます。熱い牛乳を加えると卵が固まってしまいそうですが、グラニュー糖が空気を含んでクッションになっているため、ダマにならずに綺麗に混ざり合います。全体が馴染んだら鍋に戻し、ここからアングレーズソースを炊いていきます。火加減は必ず極弱火に保ち、左手に温度計、右手にゴムベラを持ち、鍋底をしっかりとこすりながら「8」の字を描くように絶えず動かします。目指す温度は82℃です。82℃を超えると卵に火が通りすぎて炒り卵になってしまうため、温度計を凝視しながらゆっくりと温度を上げていきます。この丁寧な温度管理によって卵が殺菌され、ソースに適度なとろみが生まれます。

ゼラチンの追加とチョコレートへの融合

アングレーズソースが80℃に達したら、余熱を考慮して火を止めます。余熱で目標の82℃まで上がったら、あらかじめ水でふやかしておいた板ゼラチンを加えて、余熱でしっかりと溶かし込みます。ゼラチンが完全に溶けたら、最初に湯煎で溶かしておいたブラックチョコレートのボウルに、この温かいアングレーズソースをすべて注ぎ入れます。ホイッパーを使ってしっかりと混ぜ合わせると、チョコレートが完全に溶けて全体が均一になり、美しいツヤが出てきます。綺麗に混ざったら、ボウルの底を氷水に当てて、混ぜながら温度を下げていきます。ゼラチンが入っているため、冷やすことで徐々に濃度がついて固まり始めます。中と外で冷え方にムラが出ないよう、全体を混ぜながら均一に冷ましていきます。

カカオ風味のホイップクリーム作り

チョコレートを冷ましている間に、トッピングとムースのベースに使うカカオ風味のホイップクリーム、シャンティカカオを作ります。ボウルに生クリーム(200g)を入れ、そこに生クリームの量に対して0.5%の割合となるカカオパウダー(10g)と、グラニュー糖(20g)を加えます。これをミキサーにかけて、しっかりとツノが立つまでホイップしていきます。この作業と並行して、氷水に当てているチョコレートムースの様子も確認します。ムースの温度が下がり、先ほど立てた生クリームと同じくらいの硬さ(濃度)になってきたら、氷水から引き上げます。チョコレートムースは固まるのが非常に早いため、冷やしすぎてボソボソにならないよう、タイミングを見極めることが大切です。

ブランデーの仕上げと美しい盛り付け

ちょうど良い硬さになったチョコレートムースに、お好みの量のブランデーを加えてしっかりと混ぜ合わせます。ブランデーを加えることで、一気に華やかで贅沢な大人の香りが広がります。お酒が苦手な方は省いても美味しく作れます。ここに、先ほど泡立てたシャンティカカオのクリームをまず3分の1加えてホイッパーで馴染ませ、残りのクリームを加えてゴムベラでふんわりと優しく混ぜ合わせます。これをコーヒーカップなどの器に流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固めます。仕上げに、温めたスプーンを使ってシャンティカカオのクリームを丸くくり抜いてムースの上にのせ、上から粉糖を軽く振り、仕上げにミントの葉を飾れば、レストランさながらの美しいチョコレートのムースの完成です。

星野晃彦シェフ Teruhiko Hoshino

星野晃彦シェフ Teruhiko Hoshino

登録者 12.3万人 ・ フランス料理

星野晃彦シェフによる料理系YouTubeチャンネルです。もともと東京・銀座で活動していましたが、現在は石川県金沢市の「ジャルダン ポール・ボキューズ」にシェフとして拠点を移しています。チャンネルでは、レストランで実際に提供しているフランス料理のレシピを忠実に紹介することをコンセプトとしており、これまでに100本以上の伝統的なフランス料理レシピを公開しています。日本語と英語で発信されており、国内外の視聴者に向けて情報を届けています。

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