Recipe
パスタのプロはこう楽しむ|【ナポリタン】を100倍美味しく食べる方法!
Ingredients
- スパゲッティ(1.9mm)150g
- ウィンナー4本
- マッシュルーム2個
- 玉ねぎ35g
- ピーマン1個
- ニンニク(粗刻み)ひとかけ
- オリーブオイル15ml
- バター適量
- マヨネーズ5g
- パセリ(みじん切り)2g
- 粉チーズ適量
- 塩適量
- 黒胡椒適量
- トマトピュレ100g
- 砂糖1g
- オレガノひとつまみ
- 固形チキンブイヨン1個
- 水200ml
- 生卵2個
- カレー粉4g
- タバスコ適量
「味変ナポリタン(4段階フルコース)」とは
白いナポリタンをベースに、目玉焼きの黄身を崩してカルボナーラ風、即席トマトソースを加えてトマトクリーム風、最後はカレースープのつけ麺風へと4段階で味変する。同じ和風パスタでありながら、食べ進めるたびに全く異なる表情を楽しめるプロの味変フルコース。バターと隠し味のマヨネーズで濃厚なコクを引き出し、太麺に具材の旨味をしっかり絡める技法が特徴。
タイムスタンプ
「味変ナポリタン(4段階フルコース)」を美味しく作るコツ
-
下準備
- マッシュルームの薄皮を剥くと香りが上品になる
- 玉ねぎはバラしてから切るとサイズが均等に仕上がる
- ピーマンはヘタを押し込んで種を外すことで見た目がよくなる
-
ソース仕込み
- 即席トマトソースはトマトピュレ、塩、砂糖、オレガノを温めるだけで完成
- カレースープのベースはチキンブイヨンと水を事前に沸騰させておく
-
火加減・炒め方
- 冷たいフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火で香りを引き出す
- 玉ねぎと塩を加えることで浸透圧で水分が出て、青臭さが優しい甘みに変化する
-
パスタの茹で加減
- 1.9mm太麺を規定時間より40秒~1分早めに引き上げてアルデンテをキープ
- 大盛りでも最後まで伸びにくくなる
-
乳化ソース
- フライパンでバターを溶かし、パスタの茹で汁100ccを加えてしっかり揺することで濃厚なバターソースが完成
- 最後にマヨネーズを加えることで滑りの良さが出る
-
味変テクニック
- 目玉焼きの黄身を崩す→トマトソースを混ぜる→タバスコで刺激をプラス→カレースープのつけ汁へ
- 各段階で全く異なる味わいを体験できる
「味変ナポリタン(4段階フルコース)」の材料
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「味変ナポリタン(4段階フルコース)」の作り方・手順
- 1
具材のカット
ウィンナーは盛り付けたときにかっこよく見えるよう斜め切りにする。マッシュルームは薄皮を剥いて香りを上品に。玉ねぎはバラしてから切ってサイズを均等に。ピーマンはヘタを押し込んで種を外してから輪切りにする。
- 2
即席トマトソースの仕込み
小鍋にトマトピュレ100g、塩1g、砂糖1g、オレガノひとつまみを加え、弱火で温める。トマトピュレは酸味が飛んでいるため短時間の加熱でもまろやかに仕上がる。
- 3
カレースープベースの準備
小鍋に水200mlを入れて火にかけ、沸騰したら固形チキンブイヨン1個を加える。このベースに後でカレー粉を合わせるためのスープを事前に用意しておく。
- 4
具材の炒め方
冷たいフライパンにオリーブオイルと粗刻みニンニクを入れ、弱火でじっくり香りを引き出す。香りが立ったらウィンナーを加えて焼き色をつけ、旨味が溶け出したオイルをマッシュルームに吸わせるように炒める。玉ねぎを加えて塩ひとつまみを振り、中火で炒めて青臭さを甘みに変える。最後にピーマンを加えて軽く塩を振りサッと炒め、シャキッとした食感とほろ苦さを残して取り出しておく。
- 5
パスタの茹でと乳化バターソース作り
2Lの沸騰したお湯に塩30g(1.5%の塩分濃度)を加え、スパゲッティを規定の茹で時間より40秒~1分早めに引き上げてアルデンテをキープする。パスタを茹でている間に別のフライパンでバターを溶かし、パスタの茹で汁100ccを加えてしっかり揺すり、とろっとした濃厚なバターソースを作る。
- 6
白いナポリタンの仕上げ
乳化バターソースのフライパンに茹で上がったパスタと取り出しておいた具材をすべて投入する。隠し味のマヨネーズをほんの少し加え、みじん切りのパセリを加えてから火を止め、余熱で優しく和える。塩と黒胡椒で味を整える。
- 7
盛り付けと粉チーズ
パスタをお皿に盛り付け、仕上げにたっぷりの粉チーズを振る。ここが白いナポリタンの第一段階。
- 8
第一の味変:卵黄ソース(カルボナーラ風)
白いナポリタンを数口楽しんだら、別のフライパンで目玉焼き1個を焼く。底はクリスピー、上は半熟に焼き上げ、多めの黒コショウを振っておく。目玉焼きをパスタに乗せ、フォークで黄身を崩しながらパスタに絡める。黄身がソースになり、濃厚なカルボナーラ風へと変化する。
- 9
第二の味変:トマトクリーム
作っておいた即席トマトソースをパスタにかけ、しっかりと混ぜ合わせる。白いナポリタンのバターやマヨネーズのコクとトマトソースが融合し、酸味がまろやかになった極上のトマトクリームパスタへと変化する。
- 10
第三の味変:タバスコで刺激
トマトソースを混ぜたパスタにタバスコを数滴振りかける。辛味と酸味の刺激が加わることで、大盛りでも全く飽きることなく、次のステップに向けて全体の味わいが力強く引き締まる。
- 11
第四の味変:つけナポリタン(カレースープ)
深めの器に生卵1個を割り入れ、しっかり沸騰させた熱々のチキンブイヨンスープを注ぐ。熱いスープで卵にほんのり火が入り、まろやかさが出る。ここにカレー粉4gを加え、あえて混ぜすぎないように軽く合わせる。パスタをこのカレースープにくぐらせてすすると、ナポリタンの旨味とスパイシーなカレーの風味が調和し、上質なカレーうどんのような奥深い美味しさが広がる。
料理の科学
トマトのグルタミン酸、ウィンナーのイノシン酸、マッシュルームのグアニル酸が合わさることで、うま味の相乗効果が働き、強いコクが生まれます。さらに、トマトの酸味、砂糖の甘味、塩味、ピーマンの苦味に、カレー粉やタバスコの辛味が加わることで、五味・六味のバランスが整い、立体的で飽きのこない複雑な味わいに仕上がります。
「味変ナポリタン(4段階フルコース)」の詳しい解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
プロが提案するナポリタンのフルコース
こんにちは、シェフのファビオです。今回は、大人から子供まで大人気のメニューであるナポリタンを、最後まで飽きずに100倍美味しく楽しむためのプロのアイデアをご紹介します。前回のたらこパスタの動画で様々な味変を提案したところ大好評だったので、今回はボリューム満点のスパゲッティ150gを使い、シェフだからこそ考えられる「味変のフルコース」を仕込んでいきます。ベースとなるのは、ケチャップを使わない革新的な白いナポリタンです。ここからスタートして、目玉焼きを崩したカルボナーラ風、王道のトマト味、そして最後はスパイシーなつけ麺風へと、1皿で4度美味しい驚きのロードマップを体験していただきます。
具材の役割と美味しさを引き出すカット
ナポリタンに欠かせない定番の具材には、それぞれ重要な役割があります。ウインナーは燻香と分かりやすい旨味を出し、マッシュルームは優しいキノコのコクをプラスします。玉ねぎは甘みと食感、そしてピーマンのほろ苦さが全体の味を引き締めるアクセントになります。カットにもプロのこだわりがあり、ウインナーは盛り付けたときにかっこよく見えるよう斜め切りにします。マッシュルームは、プロの技として薄皮を剥くことで香りが優しく上品になりますが、ワイルドさを出したいときはそのままでも大丈夫です。玉ねぎはバラしてから切ることでサイズが均等になり、ピーマンはヘタを押し込んで種を外してから輪切りにすることで、可愛らしいビジュアルに仕上がります。
味変を支える2つの特製ソースの仕込み
今回の味変ロードマップを支えるため、2つの簡単なソースを事前に準備します。1つ目は、中盤で投入する「即席トマトソース」です。トマトピューレ100gに塩1g、砂糖1g、そしてピザソースのような分かりやすい風味を出すためのオレガノを加え、小鍋で温めるだけで完成します。トマトピューレは酸味が飛んでいるため、短時間の加熱でもまろやかに仕上がります。2つ目は、締めのつけ麺に使う「カレースープ」のベースです。水200ccに市販のチキンブイヨン1個を加えて沸かしておきます。このスープに後ほどカレー粉を合わせることで、ナポリタンの力強い旨味に負けないスパイシーで奥深い味わいの特製つけ汁が完成します。
旨味をオイルに移すプロの炒め方程式
具材を炒める工程では、旨味をオイルに移して一体感を出すことがポイントです。冷たいフライパンにオリーブオイルと粗めに刻んだニンニクを入れ、弱火でじっくりと香りを引き出します。香りが立ったら、旨味の要であるウインナーを加えて焼き色をつけ、その旨味が溶け出したオイルをマッシュルームに吸わせるように炒めます。続いて玉ねぎを加え、ここで塩ひとつまみを振るのが最大のポイントです。塩の浸透圧で水分を出しながら中火で炒めることで、玉ねぎの青臭さが優しい甘みへと変化します。最後にピーマンを加え、ここでも軽く塩を振ってサッと炒め、シャキッとした食感とほろ苦さを残した状態で、一度すべての具材をお皿に取り出しておきます。
乳化バターソースと太麺の極上仕上げ
パスタは食べ応えのある1.9mmの太めのスパゲッティを使用します。2Lの沸騰したお湯に30gの塩(1.5%の塩分濃度)を加え、規定の茹で時間より40秒から1分ほど早めに引き上げることで、大盛りでも最後まで伸びずに美味しいアルデンテをキープできます。パスタを茹でている間に、フライパンでバターを溶かし、パスタの茹で汁100ccを加えてしっかりと揺すり、とろっとした濃厚なバターソースを作ります。ここに茹で上がったパスタと、取り出しておいた具材をすべて投入します。さらに、今回の最大の隠し味であるマヨネーズをほんの少しと、みじん切りのパセリを加え、火を止めて余熱で優しく和えることで、しなやかで滑りの良い白いナポリタンが完成します。
実食開始!白からカルボナーラ風への変化
お皿に盛り付け、仕上げにたっぷりの粉チーズを振ったら、まずは「白いナポリタン」としてそのままいただきます。バターのコクと隠し味のマヨネーズ、そして具材の旨味が太麺に絡み合い、ケチャップなしでも驚くほど濃厚でキャッチーな美味しさです。数口楽しんだら、最初の味変です。具材を炒めた後のフライパンで、底はクリスピー、上は半熟に焼き上げた特製の卵(目玉焼き)を乗せます。この目玉焼きには多めの黒コショウを振っておくのがポイントです。フォークで黄身を崩し、パスタに絡めながら「卵黄ソース」としていただくことで、まるで濃厚なカルボナーラを食べているかのような贅沢な味わいへと劇的に変化します。
王道のトマト味とタバコスで刺激をプラス
カルボナーラ風を堪能した後は、作っておいた「即席トマトソース」をパスタにかけ、しっかりと混ぜ合わせます。白いナポリタンのバターやマヨネーズのコクとトマトソースが融合し、酸味がまろやかになった極上の「トマトクリームパスタ」のような王道のナポリタンへと生まれ変わります。この段階で、フルーティーで少し甘みのあるシャルドネなどの白ワインを合わせると、ペアリングとしても最高にマッチします。さらに食べ進めたら、ここにタバコスを数滴振りかけます。辛味と酸味の刺激が加わることで、大盛りのパスタでも全く飽きることなく、次のステップである「つけ麺」に向けて全体の味わいを力強く引き締めてくれます。
究極の締め!スパイシーなつけナポリタン
いよいよ最後の締めは、衝撃の「つけナポリタン」です。深めの器に贅沢に生卵をもう1個割り入れ、そこにしっかりと沸騰させた熱々のチキンブイヨンスープを注ぎます。熱いスープによって卵にほんのり火が入り、まろやかさが出ます。ここにカレー粉をたっぷり4gほど加え、あえて混ぜすぎないように軽く合わせます。この特製スープにパスタをくぐらせてすすると、ナポリタンの旨味とスパイシーなカレーの風味が完璧に調和し、まるで上質なカレーうどんのような奥深い美味しさが口いっぱいに広がります。残ったトマトソースや粉チーズをスープに足しながら、最後の一滴までナポリタンのフルコースを完璧に堪能できる、まさに至高のレシピです。
ファビオ飯 /イタリア料理人の世界について
ファビオ飯 /イタリア料理人の世界
登録者 131万人
こんにちは、シェフのファビオです! 世界と時差のない“いまのイタリア料理”を。 イタリアと料理を愛し続けてきた僕だからこそ届けられる世界を。 著書📚 『SALSA』ソースの世界 (玄光社) 他4冊 主な活動実績 ◆「FIAT」公式アンバサダー(2023年8月〜1年間) ◆北海道庁 「Oh!!さかなフェア」出演(2025年1月) ◆日本橋三越本店「2025イタリア展」イートイン出店(2025年4月) ◆茨城県庁「茨城をたべよう」PR(2025年5月〜) ◆「マルコメ」公式アンバサダー(2025年6月〜) ◆マンダリンオリエンタル東京 コラボ料理フェア開催(2025年8月) ◆ミラノ・コルティナ2026 国際オリンピック委員会(IOC)日本向けPR(2025年10月) ◆FOODEX JAPAN 2026 シチリア食品(iffb)ブース、エミリア=ロマーニャ州ブース、ゲスト登壇(2026年
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