Recipe
『失敗が驚くほど減る』料理教室で実演した綺麗なオムレツを作る黄金比と作り方
Ingredients
- 卵3個
- 塩1つまみ(指3本でつまむ量。有塩バター使用時は少々に減らす)
- 砂糖2つまみ
- 牛乳20ml(20gでも可)
- 味の素2振り(なくても可)
- 無塩バター10g
- オリーブオイル10g(サラダ油か米油でも可)
「オムレツ」とは
料理教室で大好評だった失敗しにくいオムレツの作り方。卵3個・牛乳20ml・無塩バター10g・油10gの黄金比と、濡れ布巾を使った火加減調整がポイント。プロのように強火で一気に作らず、弱火と余熱をうまく活用することで、焦げず、ふんわりとした食感のオムレツが誰でも簡単に作れます。
「オムレツ」を美味しく作るコツ
-
下準備
- 卵液は菜箸で白身を切るように混ぜ、白身の塊が完全になくなるまでしっかり溶きほぐす
- 泡立て器は空気が入るため避ける
-
火加減
- 濡れ布巾の上にフライパンを置くことで余熱を活用し、火が通り過ぎるのを防ぎながら焦らず作業できる
-
味付け
- 無塩バター10gと油10gの黄金比で、バターの風味を残しつつ焦げにくく、ひっくり返しやすくする
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味付け
- 牛乳20mlを加えることで火の通るスピードを緩やかにし、焦らず作業できる
- 味の素を入れるとコクが出て少ない塩分でも旨みが感じられる
-
形成
- 膝のクッションを使ってフライパンを一気にひっくり返す技で、綺麗な楕円形のオムレツが完成する
「オムレツ」の材料
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「オムレツ」の作り方・手順
- 1
卵液の準備
ボウルに卵3個を割り入れ、塩1つまみ、砂糖2つまみ、牛乳20ml、味の素2振りを加える。菜箸で白身を切るように混ぜ、白身の塊が完全になくなるまでしっかり溶きほぐす。
- 2
フライパンの温め
20cmのフライパンに無塩バター10gとオリーブオイル10gを入れて弱火にかける。パチパチという音が収まったら、フライパン全体が丁度よく温まったサインで、この温度で卵液を入れるとふんわりとした食感に焼き上がる。
- 3
卵液を焼き始める
温まったフライパンに卵液を一気に流し入れ、弱火のまま菜箸で外側から内側へ卵を寄せるように混ぜ、油と卵を一体化させる。とろとろの半熟状態になったら、フライパンを火から下ろし、準備しておいた濡れ布巾の上に置く。
- 4
半熟スクランブルエッグを作る
濡れ布巾の上でじゅわーっと音がする中、菜箸で混ぜながら余熱を使って理想的なトロトロ状態を作る。火にかけたままでは一瞬で固まってしまうため、冷ましながら作業を進める。
- 5
表面を焼き固める
半熟のスクランブルエッグができたら、再び弱火にかけて15~20秒ほど表面を焼いて固める。その後フライパンを火から下ろして濡れ布巾に乗せ、ゴムベラに持ち替えて形を整える。
- 6
オムレツを整形する
フライパンを少し傾けながら、ゴムベラで卵の縁を内側に巻き込んで綺麗な楕円形を作る。
- 7
ひっくり返す
フライパンの持ち手を下から逆に持ち替え、膝のクッションを使ってポンと一気に返す。多少割れてしまっても構わない。
- 8
裏面を焼く
ひっくり返したら再度火にかけ、接地面を20秒ほど焼いて固める。その後火を止める。
- 9
盛り付け
オムレツをフライパンの端に寄せ、持ち手を上からの持ち方に戻す。一回り大きいお皿に滑らせるように盛り付け、お好みでケチャップやサラダを添える。
料理の科学
卵液に牛乳や塩、砂糖を加えることでたんぱく質の凝固が緩やかになり、水分を保持してふんわりとした食感に仕上がります。さらに味の素(グルタミン酸)を加えることで、アミノ酸系のうま味が補強され、料理全体の味わいの深みが増します。
「オムレツ」の詳しい解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
料理教室で大好評だった失敗しないオムレツ
今回は、以前「味の素」さんの料理教室で実演し、大変好評だったオムレツの作り方をご紹介します。動画でも見たいという声を多くいただいたため、動画にまとめました。プロのようにフライパンをトントン叩かなくても、誰でも簡単に綺麗なオムレツが作れる方法です。今回の最大のポイントは濡れ布巾を用意しておくことです。フライパンを一度濡れ布巾の上で休ませながら火加減をコントロールすることで、焦らずゆっくりと作業を進められます。強火で一気に作るイメージの強いオムレツですが、弱火と余熱をうまく活用すれば、失敗するリスクを驚くほど減らすことができますよ。
失敗を防ぐ卵液の黄金比と調味料
材料は、メインとなる卵を3個使用します。2個で作ろうとすると小さめのフライパンが必要になり巻きにくいため、ご家庭で扱いやすい20cmのフライパンには3個がベストな量です。ここに調味料として、塩1つまみ(指3本でつまむ量)、コクを出すための砂糖2つまみ、そして牛乳20ml(20g)を加えます。牛乳を入れる理由は水分を入れることで卵に火が通るスピードを緩やかにし、焦らず作業できるようにするためです。検証した結果、20mlが一番絶妙な割合でした。さらに味の素を2振り入れます。味の素を加えることで全体に深みが出て、少ない塩分でも旨みをしっかり感じられるようになります。
菜箸を使った丁寧な卵液の混ぜ方
調味料を入れたら、卵をしっかり混ぜ合わせていきます。このとき泡立て器を使ってしまうと空気が入って気泡ができやすくなるため、菜箸を使うのがおすすめです。空気を巻き込まないように菜箸で白身を切るように混ぜるのがコツです。混ぜ加減が甘く白身の塊が残っていると、焼いたときに白い部分と黄色い部分がまだらになってしまい、火の入り方にもムラが生じてしまいます。綺麗な一本のオムレツに仕上がるよう、白身の塊が完全に無くなるまでしっかりと溶きほぐしてください。調理器具としては、20cmのフライパンのほかに、一回り大きめのお皿、菜箸、ひっくり返すためのゴムベラを準備しておきましょう。
焦げ付きを防ぐ無塩バターと油の黄金比
焼く準備として、フライパンに無塩バター10gと油10g(オリーブオイルやサラダ油、米油など)を入れて弱火にかけます。バター20gだけで作ろうとすると非常に焦げやすく、表面が茶色くなってしまいがちです。そこで半分を油に置き換えることで、バターの風味を残しつつ焦げにくくし、さらにオムレツをひっくり返しやすくすることができます。バターが溶けてくるとパチパチと音がしてきますが、この音が静まったタイミングがフライパン全体が丁度よく温まったサインです。この温まった状態で卵を入れることで、ふんわりとした食感に焼き上がります。
濡れ布巾を活用した半熟スクランブルエッグ
温まったフライパンに卵液を一気に流し入れます。弱火のまま菜箸を使って外側から内側へ卵を寄せるように混ぜ、油と卵を一体化させていきましょう。とろっとした半熟状態になったら、一度フライパンを火から下ろし、用意しておいた濡れ布巾の上に置きます。じゅわーっと音がする中で余熱を使いながら菜箸で混ぜ、丁寧なスクランブルエッグを作っていきます。火にかけたまま作業を続けると一瞬で固まってしまいますが、濡れ布巾の上で冷ましながら進めることで、火が通り過ぎるのを防ぎ、焦らず理想的なトロトロ状態を作ることができます。
形を整えるコツと膝を使ったひっくり返し技
半熟のスクランブルエッグができたら、再び弱火にかけて15〜20秒ほど表面を焼いて固めます。フライパンを再び火から下ろして濡れ布巾に乗せたら、ゴムベラに持ち替えて形を整えていきます。フライパンを少し傾けながら、卵の縁を内側に巻き込んで綺麗な楕円形を作ります。ひっくり返す際は、フライパンの持ち手を下から逆に持ち替え、膝のクッションを使ってポンと一気に返します。裏返したら再度火にかけ、接地面を20秒ほど焼いて固めます。多少割れてしまってもご家庭で食べる分には全く問題ないので、安心して挑戦してください。
フワトロな食感とあっさりした味わいを実食
焼き上がったら火を止め、オムレツをフライパンの端に寄せます。持ち手を上からの持ち方に戻し、お皿へ滑らせるように盛り付けます。ナイフで真ん中に切れ目を入れると、中からとろとろの半熟卵があふれ出してきます。今回はシンプルにケチャップをかけていただきました。一口食べると、ふんわり滑らかな食感が口いっぱいに広がります。生クリームを使わず牛乳と無塩バターで作っているため、ホテルのようなこってり感とは違った、あっさりと上品な味わいに仕上がっています。朝食にもペロリと食べられる美味しさです。一度覚えてしまえば一生使える技術ですので、ぜひ何度も練習してみてください。
食事処さくらの料理教室について
食事処さくらの料理教室
登録者 101万人 ・ 家庭料理
「食事処さくら」は、『毎日の料理を、人生の愉しみに』をテーマに活動する料理家のチャンネルです。もともとフレンチの料理人でしたが、「さくらのおかげで料理が好きになった」という言葉をきっかけに家庭料理を伝える料理家へ転身しました。「どこよりもわかりやすいチャンネル」を目指し、レシピ動画の配信やオンライン料理教室を運営しています。また、オリジナルキッチンブランド「SAKURA's」を通じて調理器具や調味料の販売も行っており、書籍『魔法のコツレシピ』も出版しています。
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