「冷蔵庫に入れたから安心」は間違い?プロよりも魚が速攻で腐る衝撃の理由

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冷蔵庫保存では6日でアジが腐敗してしまうのに対し、塩水氷水真空パックを組み合わせたハイブリッド保存術なら、プロレベルの鮮度が保たれることを実験で検証した動画です。エラと内臓の除去ヒレの切落としなどの下準備から、3枚おろし皮剥きまで、実際の調理工程を詳しく解説しています。保存方法ひとつで味と品質が劇的に変わることを、食べ比べで実証しています。

  • 下準備
    • アジのエラと内臓を包丁できれいに取り除き、お腹の中を水洗いして血合いを洗い流す
    • 内臓が残っていると腐敗が進行するため、しっかり取り出すことが重要
  • 下準備
    • ヒレと尻尾をハサミで切り落とす
    • 長期保管時に硬いヒレが袋を突き破らないようにするため必須
  • 下準備
    • リードペーパーをアジのお腹と腹側に詰め、全体をラップでピッチリと巻く
    • 保存開始日を養生テープに記入して貼付
  • 保存方法
    • 塩水氷水保存:クーラーボックスに氷、水、塩を入れて冷却環境を作り、アジを沈める
    • 保冷剤を重石として乗せ、水中に沈ませたまま保管
  • 保存方法
    • 真空パックの裏技:機械がない場合、袋にストローを差し込み、口で中の空気を吸い出す
    • 手軽に真空状態を作れる
  • 調理
    • 塩水氷水保存したアジは6日経ってもピンク色で透き通った身質
    • 冷蔵庫保存は同期間で腐敗臭が発生し、身が白く濁り、黄色く変色する
  • 調理
    • 3枚おろし後、塩水氷水保存品は骨抜きと皮剥きがスムーズに行え、変色なし
    • 刺身として十分に美味しく食べられるクオリティが保持される
8点

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  1. 1

    アジのエラと内臓を包丁を使ってきれいに取り除く

  2. 2

    お腹の中を水洗いして血合いなどをきれいに洗い流す

  3. 3

    水気をしっかり拭き取る

  4. 4

    ヒレと尻尾をハサミで切り落とす

  5. 5

    リードペーパーをアジのお腹と腹側にしっかり詰める

  6. 6

    全体をラップでピッチリと巻く

  7. 7

    養生テープに日付を書いて貼付する

  8. 8

    塩水氷水保存用のアジは、袋に入れてからストローを差し込み、口で空気を吸い出して真空状態にする

  9. 9

    塩水氷水保存用:クーラーボックスに氷、水、塩を入れ、アジを沈める。保冷剤を重石として乗せて6日間保管

  10. 10

    冷蔵庫保存用:真空チルド室に入れて6日間保管

  11. 11

    6日後、塩水氷水保存したアジを取り出し、ペーパーを外す

  12. 12

    頭を落として3枚におろす

  13. 13

    骨抜きで骨を抜く

  14. 14

    皮を剥く

  15. 15

    刺身として食べられるか確認する

この料理が美味しくなる理由

アジの内臓や血合いを除去し、ペーパーで水分をコントロールしながら低温で保管することで、魚自体の酵素反応が進行します。これにより、ATPが分解されてうま味成分であるイノシン酸などへと変化し、旨味が向上します。また、徹底した水分コントロールと真空・低温管理により、微生物の繁殖や脂質の酸化を抑えつつ、身を傷めずに熟成させることが可能になります。

酵素反応水分コントロールうま味成分

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

魚を冷蔵庫に入れるとすぐ臭くなる?

魚を 冷蔵庫 に入れていたのに、すぐに臭くなってしまったという経験はありませんか?実はそれ、冷蔵庫の使い方が悪いのではなく、冷蔵庫に魚をそのまま入れること自体に問題があるのです。そこで今回は、プロの現場でも実践されている 真空塩水氷水 を組み合わせたハイブリッド保存術を公開します。同じ産地で似たような大きさの アジ を2匹用意し、片方は冷蔵庫、もう片方は塩水氷水で 6日間 保管して、その鮮度の差を徹底検証します。魚の鮮度を劇的に保つ極意を、下処理の工程から詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

鮮度を保つための丁寧な下処理

実験を始める前に、まずは アジ の丁寧な下処理から行っていきます。魚の腐敗を防ぐためには、この最初の工程が非常に重要です。まずはアジの エラ内臓 を包丁を使ってきれいに取り除いていきます。内臓が残っているとそこから傷んでしまうため、しっかりと取り出すことがポイントです。内臓を取ったら、お腹の中を 水洗い して血合いなどをきれいに洗い流します。水気をしっかりと拭き取った後、ヒレ尻尾 は硬く、長期保管する際に袋を突き破ったりして邪魔になるため、あらかじめ ハサミ で切り落としておきます。これで保存前の下準備は完了です。

保存の準備と真空パックの裏技

下処理が終わったら、保存の準備に入ります。一般的な リードペーパー をアジのお腹と腹側にしっかりと詰めてから、全体を ラップ でピッチリと巻いていきます。今回は2つの保存方法の違いを検証するため、同じ条件で包んでいきます。時間が経つといつ保存したか忘れてしまうので、養生テープ に日付を書いて貼っておくのが大切です。そして、塩水氷水で保管する方のアジは、袋に入れてから空気を抜いて 真空状態 にします。ここで寿司職人がよく使う裏技として、袋の中に ストロー を差し込み、口で中の空気を一気に吸い出す方法を紹介します。機械を使わずに手軽に真空状態を作れる便利な方法です。

2つの方法での6日間保存

準備ができた2本のアジを、それぞれ異なる環境で 6日間 保存していきます。1本は冷蔵庫の 真空チルド室 に入れ、もう1本は 塩水氷水 の中に入れて保管します。塩水氷水は、クーラーボックスの中に氷と水、そして塩を入れて作り、その中にアジを沈めます。アジが水面に浮いてこないように、上から 保冷剤 を重石として乗せて、しっかりと水中に沈み込ませるのがポイントです。この状態で6日間、温度を一定に保ちながら静かに保存します。果たして6日後、2つのアジの鮮度にはどのような違いが生まれているのでしょうか。

6日経ったとは思えない驚きの鮮度

6日間が経過したので、まずは 塩水氷水 で保存していたアジから確認していきます。袋から取り出してペーパーを外してみると、お腹側もそこまで汚れておらず、非常にきれいな状態が保たれています。頭を落として 3枚おろし にしていきますが、包丁を入れると身の質がどうなっているかワクワクします。おろしてみると、6日も経っているとは到底思えないほど、身がピンク色で透き通っており、素晴らしい美しさです。熟成が進んで身が柔らかくなっているため、骨抜き で骨を抜くのも非常にスムーズに行えます。 を剥いても身の変色はなく、完璧な状態です。

部屋中に広がる強烈な腐敗臭

続いて、冷蔵庫 で6日間保管したアジを確認します。ラップの上からでも、リードペーパーに ドリップ がべっとりと染み出しているのが分かります。ラップを開けて匂いを嗅いだ瞬間、思わず「うわ、ダメだ、食べられない」と素の声が出てしまうほどの強烈な 腐敗臭 が漂います。涙目になりながらも 3枚おろし にしていきますが、お腹のキワの部分が黄色く変色しており、身全体が白く濁ってしまっています。冷蔵庫での保管は、想像以上に劣化のスピードが速いことが一目瞭然です。こちらも同様に骨を抜き、皮を剥いて実食の準備をします。

保存方法でここまで変わる味と品質

さばき終えた2種類のアジを並べて比較すると、その差は歴然です。冷蔵庫 保存のアジは身のキワが黄色く変色していますが、塩水氷水 保存のアジは鮮やかなピンク色を保っています。実際に食べ比べてみます。まずは冷蔵庫アジですが、口に入れた瞬間に青魚特有の生臭さと、少し酸っぱい味が広がり、とても飲み込めるレベルではありません。醤油などの調味料を使っても誤魔化せない状態です。一方、塩水氷水アジは全く臭みがなく、旨味が凝縮されており、お刺身 で十分に美味しく食べられるクオリティです。保存方法ひとつでこれほどの差が出ることに驚きを隠せません。

蒼の鮨 sushi-chef ao

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消防士から寿司職人へ転身し、独立後6年連続で黒字経営を続けている寿司職人が運営するチャンネルです。寿司の技術・レシピ・仕込みの考え方に加え、修業や独立の実情、店舗経営についても自身の経験をもとに発信しています。寿司職人を目指す方や技術を深めたい方を主な対象としており、技術・レシピ・経営の三つを柱としたコンテンツを展開しています。オンライン講座「江戸前寿司学校」も運営しており、江戸前寿司の技術から独立後の経営知識まで体系的に学べる環境を提供しています。

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