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話題の代替卵(ほぼたま、アメリカのJUST EGG)本物と3種食べ比べしてみた ゲスト:やまけん #フードテック #プラントベース plant-based eggs たまご

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動画を追従表示中

Ingredients

代替卵の最新トレンドを検証する動画。JUST EGG(緑豆プロテイン使用)とほぼたま(脱脂アーモンドパウダー使用)、本物の放牧卵の3種類でオムレツを調理し、原材料・調理感・食感・味わいを比較。科学的アプローチで卵を再現する代替卵の可能性と課題を、ジャーナリストやまけんさんと対談で探ります。エシカル消費と環境問題の観点からも注目されるフードテックの実力を試食で確認。

  • 原材料の理解
    • JUST EGGは緑豆プロテイン、ほぼたまは脱脂アーモンドパウダーが主原料
    • 代替卵ごとに異なるアプローチで卵の食感や風味を再現している
  • 調理時の扱い
    • JUST EGGは粘り気が強く張り付きやすいためゴムベラが便利
    • ほぼたまは牛乳で希釈することを前提に設計されており、ストレートだとタンパク質濃度が高い
  • 火加減
    • 代替卵は本物の卵より水分が多いため加熱速度が異なる
    • 焼き上がりまでの時間や色の変化に注意
  • 食べ比べのコツ
    • 同じ油の種類(米油小さじ1)と同じ量(60g)を使用することで、代替卵ごとの特性が明確に比較できる
4点

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JUST EGGのオムレツ

  1. 1

    JUST EGGをボウルから流す

    米油小さじ1をひいたフライパンにJUST EGG 60gを流し込む。液がボウルに強くくっつくのが特徴。粘り気が強いため、流す際に時間がかかる。

    ボウルへの張り付きが強いゴムベラを使うと流しやすい
  2. 2

    加熱して固める

    フライパンで加熱すると本物の卵と同様に固まり始める。加熱中に水分が蒸発し、ぷくぷくと膨らむ。見た目はほぼ本物のオムレツと変わらない。

    フライパンへの張り付きが強い形を整えにくいためゴムベラが必須
  3. 3

    焼き上がりと試食

    ふっくらとしたオムレツが完成。食感は少し固めで、豆っぽさは加熱で消えるが、後味に野菜の苦味のような独特の風味が残る。

    後味に独特の風味あり

ほぼたまのオムレツ

  1. 1

    ほぼたまを解凍する

    ほぼたまは冷凍流通のため、使用前に解凍が必要。解凍後の液体の黄色がJUST EGGより濃く、粘度は低めでサラッとしている。

    冷凍なので解凍が必須
  2. 2

    フライパンで調理

    米油小さじ1をひいたフライパンに60gを流し込む。粘り気は少なくサラッとしているが、火が入ると一気に固まる。実はパッケージの裏に「牛乳を加える」と記載されており、本来は希釈前提で設計されている。

    牛乳で希釈することを前提に設計ストレートだとタンパク質濃度が高い
  3. 3

    焼き上がりと試食

    葛粉とアーモンドミルクを練り上げたような、非常にもっちりとした食感。ストレート使用のため濃度が強く、少し人工的なまとまり感がある。

    もっちり食感が特徴人工的な感じが残る(ストレート使用の場合)

本物の放牧卵のオムレツ

  1. 1

    フライパンで調理

    米油小さじ1をひいたフライパンに卵液を流し込む。水分が多くサラッとしており、フライパンの上で滑らかに滑る。

    水分が多くて扱いやすい
  2. 2

    焼き上がり

    プロの技術で美しいオムレツが瞬時に完成。当然ながら慣れ親しんだ美味しさで、米油の風味を優しく感じる。

    扱いやすく仕上がりが美しい
この料理が美味しくなる理由

オムレツの調理では、温度帯と加熱反応が重要な役割を果たします。卵や代替卵に含まれるたんぱく質は、加熱によって熱凝固を起こし、網目構造を形成して水分を抱え込むことで、ふんわりとした食感を生み出します。また、熱伝導率の高い米油を使い適温で素早く加熱することで、余分な水分蒸発を防ぎ、ジューシーで滑らかな口当たりに仕上がります。

温度帯・加熱反応

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

ゲスト紹介と日米の代替卵の紹介

今回はいつもと趣向を変えて、最新のフードテックである代替卵の食べ比べレビューを行います。ゲストには、農産物・畜産物の流通ジャーナリストである山本謙治(やまけん)さんをお迎えしました。今回比較するのは、アメリカでトップクラスの人気を誇る「JUST EGG(ジャストエッグ)」と、日本のキユーピーが開発した「ほぼたま(HOBOTAMA)」、そして比較用の本物の卵として、樋口さんが愛用している黒富士農場の「放牧卵」の3種類です。「JUST EGG」はまだ日本未発売ですが、やまけんさんの学生バイトの方がアメリカ土産として買ってきてくれた貴重な一品です。今回はこれらを使ってオムレツを作り、それぞれの特徴や味わいの違いを徹底的に検証していきます。

代替卵2種の意外な原材料と特徴

調理の前に、2つの代替卵の原材料を比較します。キユーピーの「ほぼたま」は、大豆ベースかと思いきや、主原料に脱脂アーモンドパウダーが使われているのが特徴です。ゲル化剤には、加熱すると固まり冷ますと溶けるという特異な性質を持つメチルセルロースが使用されています。一方、アメリカの「JUST EGG」は緑豆(Mung Bean)のプロテインが主原料です。さらに、卵の硫黄のような香りを再現するために脱水オニオンが加えられており、黄色い色はターメリックで着色されています。本物の卵は鶏の餌によって味が変わりますが、これらの代替卵は科学的なアプローチで卵の風味や質感を再現しようとしており、アプローチの違いが非常に興味深いです。

粘り気が強い「JUST EGG」の調理

まずは「JUST EGG」を使ってオムレツを焼いていきます。比較条件を揃えるため、米油小さじ1をひいたフライパンに、卵液60gを流し込みます。ボウルから流す際、液が器にかなりくっつくのが印象的です。フライパンに入れると、本物の卵と同じように固まり始めますが、非常に強い粘り気があります。水分が蒸発する際にぷくぷくと膨らむ力があり、見た目はかなり卵に近い状態になります。ただ、フライパンに張り付きやすく、お箸では形を整えにくいためゴムベラを使用しました。焼き上がりはふっくらとしていて、見た目は完全に本物のオムレツそのものですが、調理中の感触はやはり卵とは異なる独特の粘り気を感じました。

希釈前提?「ほぼたま」と本物の卵

続いて「ほぼたま」を調理します。こちらは冷凍流通のため、解凍して使用します。液体の状態では「JUST EGG」よりも黄色が濃く、粘度は低めです。フライパンに流すと、粘り気は少なくサラッとしていますが、火が入ると一気に固まります。実はパッケージの裏に「牛乳を加える」と記載されており、本来は牛乳で希釈して使うことを前提に作られているため、ストレートだとタンパク質濃度が高く、もったりと固まりやすいようです。最後に本物の放牧卵を調理すると、水分が多くて圧倒的にさらっとしており、フライパンの上で滑らかに滑ります。やはり本物の卵はプロの技術で美しいオムレツが瞬時に完成しました。

驚きの食感と味わいの違いを試食

焼き上がった3種類のオムレツを試食します。本物の卵は、当然ながら慣れ親しんだ美味しさで、米油の風味を優しく感じます。次に「JUST EGG」を食べると、食感は少し固めですが、加熱によって豆っぽさが消え、卵らしい味わいになっています。ただ、後味に野菜の苦味のような独特の風味が残ります。そして「ほぼたま」は、葛粉とアーモンドミルクを練り上げたような、非常にもっちりとした食感です。とろとろ感を演出するための工夫が感じられますが、ストレートで焼いたため濃度が強く、少し人工的なまとまり感があります。どちらの代替卵も、本物とは異なる独自の技術と食感の表現を目指していることがよく分かります。

フードテックがもたらす未来の食卓

試食を終え、二人は未来の食について語り合います。やまけんさんは、2023年9月に『ネイチャー』誌に掲載された、畜産物を半減させてプラントベースに移行することで環境負荷を劇的に抑えられるという論文を紹介しました。将来的には本物の卵が超高級品になり、代替卵が日常食になる未来も現実味を帯びています。本物の卵の魅力は、白身と黄身が混ざりきらないことによる「味ムラ(不均一なおいしさ)」にありますが、代替卵は完全に乳化されているため味が均一です。しかし、樋口さんは「JUST EGG」の「殻を割る必要がなく、手が汚れない衛生的な利便性」を高く評価しました。調理法やレシピの工夫次第で、代替卵は十分に満足できるポテンシャルを持っています。

樋口直哉の料理論[Cooking theory]

樋口直哉の料理論[Cooking theory]

登録者 7.9万人 ・ 家庭料理/調理科学

樋口直哉氏は、服部栄養専門学校卒業後、料理教室勤務や出張料理人などを経て、2005年に『さよならアメリカ』で群像新人文学賞を受賞した作家兼料理家です。同作は芥川賞候補にもなり、以降も小説やノンフィクションなど幅広い著作を発表しています。料理家としては調理科学をベースにしたレシピの考案・発信を行い、全国の食品メーカーや生産現場の取材記事の執筆、地域食材を活用したメニュー開発なども手がけています。主な著書には料理本『新しい料理の教科書』『ぼくのおいしいは3で作る』などがあり、東洋経済アワード2022も受賞しています。本チャンネルでは、調理科学の視点からおいしさを最大限に引き出すレシピを紹介しています。

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