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【料理人が教える極上角煮】口の中でほろほろ崩れる 驚くほど柔らかい究極の豚の角煮レシピ3選 |#クラシル #シェフのレシピ帖

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Ingredients

日本橋ゆかり、青華こばやし、料理家こじまぽん助による豚の角煮の3つのレシピを紹介。フライパンで焼いて旨味を閉じ込める、赤味噌や黒砂糖で深みを出す、キャラメリゼで芳醇な香りを加えるなど、それぞれ異なるプロのアプローチで、口の中でほろほろ崩れる究極の柔らかさを実現します。

  • 下準備
    • 豚バラ肉の選び方:全体にバランスよくサシが入り、表と裏の両面の模様が同じものを選ぶことで、加熱時の縮み具合が均一になる
  • 火加減
    • 冷たい水から茹でることでタンパク質が60℃付近をゆっくり通過し、肉が硬くなるのを防げる
  • 焼き方
    • 塩をふってから焼くことで脂身との間に空間ができ、きれいなきつね色に焼けやすくなる
  • 旨味・香り
    • 赤味噌の酸味が全体の味をキリッと引き締め、キャラメリゼで芳醇なコクと深い風味が生まれる
  • 調味料の比率
    • 料理酒、みりん、醤油を同量の大さじ4で合わせることで、調整だけで失敗なく好みの濃さに仕上げられる
  • 煮込み
    • キッチンペーパーやアルミホイルで落とし蓋をし、弱火でボコボコと沸騰させないようにゆっくり煮込む
16点

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日本橋ゆかりの野永シェフのレシピ

  1. 1

    豚バラ肉を焼き込む

    冷たいフライパンに豚バラ肉の皮目を下にして並べ、中火でじっくり焼く。肉から透明な脂が溶け出し、皮目がパリッときつね色になるまで焼く。身の側面も軽く焼いて肉汁を閉じ込める。

    茹でこぼさず焼くことで旨味を逃さない溶けた脂はラードとして取っておき、他の料理に活用できる
  2. 2

    肉をカットして調味液を準備

    焼き上がった豚バラ肉を約1.5cm幅にカットする。フライパンに水1400ml、3倍濃縮めんつゆ100ml、砂糖大さじ2、赤味噌20gを入れて混ぜ合わせる。

    赤味噌の酸味が全体の味をキリッと引き締める
  3. 3

    肉と野菜を加えて煮込む

    調味液に肉、ゆで卵、乱切りにしたごぼう1本を加える。真ん中に穴を開けたクッキングペーパーを落とし蓋として被せ、沸騰するまで約10分、その後弱火で1時間コトコト煮込む。汁気が半分以下になり、とろりと煮詰まれば完成。

    落とし蓋で均一に加熱黒砂糖を使うと深みとコクが増す

青華こばやしの小林シェフのレシピ

  1. 1

    豚バラ肉を選んでカットする

    全体にバランスよくサシが入り、表と裏の両面の模様が同じ豚バラ肉を選ぶ。加熱による縮みを考慮して、真四角ではなく少し長めの長方形に切る。

    バランスの良い脂肪分布で加熱時の縮み具合が均一になる
  2. 2

    豚バラ肉を焼いて脂を抜く

    フライパンにサラダ油をひき、肉の焼く面に塩をふってから下にして並べる。中火で全面をしっかり焼き色が付くまで約10分かけて焼く。余分な脂は全て捨てる。

    塩をふることで脂身との間に空間ができ、きれいなきつね色に焼ける脂で脂を抜く作業で余分な脂を除去
  3. 3

    香味野菜を加えて臭みを取る

    ねぎとスライスした生姜2枚をフライパンに加えて軽く炒め、豚肉の臭みを取り除く。

    香味野菜で肉の臭みを除去
  4. 4

    調味液を作り直炊きする

    鍋に水、日本酒、砂糖を加えて強火で沸騰させてから醤油を入れる。一度アクをきれいにすくい取ったら、豚肉を加え、二重にしたアルミホイルに真ん中に穴を開けた落とし蓋を被せ、さらに鍋の蓋をして、弱火で1時間~1時間半じっくり煮込む。

    砂糖を多めに使うことでコクのある甘みが引き立つアルミホイルの落とし蓋で均一加熱
  5. 5

    仕上げと盛り付け

    調理中に和からしを準備する。器にお湯を入れて事前に温めてからからし粉を練ることで、香りが格段に引き立つ。小松菜を鍋に入れてさっと火を通し、器に美しく盛り付ける。

    和からしは温めることで香りが引き立つ

こじまぽん助のレシピ

  1. 1

    豚バラ肉を冷たい水から下茹でする

    冷たい水からブロックの豚バラ肉を茹で始める。肉のタンパク質が固まり始める60℃付近をゆっくり通過させることで、肉が硬くなるのを防ぐ。蓋をせずに茹でることで臭みを蒸気と一緒に逃がす。沸騰したら弱火にしてアクを取りながら1時間下茹でする。

    冷たい水からゆっくり加熱して肉を柔らかく蓋をしないことで臭みが逃げやすくなる
  2. 2

    肉をカットしてキャラメリゼを作る

    茹で上がった肉を好みの大きさにカットする。鍋に砂糖を入れて加熱し、180℃を目安に茶色く色づくまで焦がす。ここに少しずつ水を加えて伸ばすことで、カラメルのような芳醇な香りと深いコクが生まれる。

    キャラメリゼで芳醇な香りと深いコクを引き出す
  3. 3

    調味料を加えて煮込む

    キャラメリゼした砂糖水に、料理酒、みりん、醤油を同量の大さじ4ずつ加える。調味液にカットした豚肉を戻し、肉が少し被るくらいの水を足す。キッチンペーパーで落とし蓋をして、弱火でさらに1時間煮込む。ボコボコと沸騰させない火加減をキープする。

    調味料を同量にすることで失敗なく好みの濃さに調整できる弱火で煮込んで水分を減らしすぎない
  4. 4

    煮詰めて仕上げる

    1時間経ったら落とし蓋を外し、強火にしてタレが半量程度になり、肉に美味しそうな照りが出るまで煮詰める。お皿に盛り付け、白髪ねぎを天盛りにすれば完成。

    強火で煮詰めて照りを出す
この料理が美味しくなる理由

豚肉に含まれるイノシン酸と、めんつゆや醤油、赤味噌に含まれるグルタミン酸が合わさることで、うま味の相乗効果が働き、深いコクが生まれます。また、砂糖やみりんの甘味、醤油や味噌の塩味とうま味が絶妙に調和し、五味のバランスが整います。さらに、じっくり加熱することで豚肉のコラーゲンがゼラチンに変化し、驚くほど柔らかい食感に仕上がります。

うま味成分五味・六味のバランス温度帯・加熱反応

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

野永シェフ:フライパンで焼く極意とラードの活用

日本橋ゆかりの野永喜三夫料理長が提案するのは、圧力鍋を使わずにフライパン一つで手軽に作れる豚の角煮です。調理の最初のポイントは、冷たいフライパンに豚バラ肉の皮目を下にして並べ、中火でじっくりと焼くことです。一般的なレシピでは最初に肉を茹でこぼしますが、野永シェフは「茹でると肉の旨味が逃げてカスカスになる」と指摘し、焼くことで旨味を閉じ込めます。焼き進めると、肉から透明な脂がたっぷりと溶け出してきます。この脂は極上のラードであり、野永シェフはキッチンペーパーで拭き取って捨てるのではなく、耐熱容器に取っておくことを強く勧めます。冷めると真っ白に固まるこのラードは、野菜炒めやラーメンのトッピングに使うと料理が劇的に美味しくなる万能調味料になります。皮目がパリッと美味しそうなきつね色に焼けたら、身の側面も転がすように軽く焼いて肉汁を閉じ込めます。

野永シェフ:赤味噌と黒砂糖で仕上げる1時間煮込み

焼き上がった豚バラ肉を約1.5cm幅にカットしたら、味付けの工程に入ります。野永シェフのレシピの「ミソ」は、隠し味に赤味噌(または桜味噌)を20g加えることです。赤味噌の持つ酸味が全体の味をキリッと引き締め、食欲をそそる仕上がりになります。フライパンに水1400ml、3倍濃縮めんつゆ100ml、砂糖大さじ2、そして赤味噌を入れて混ぜ合わせ、肉とゆで卵、乱切りにしたごぼう1本を加えます。ごぼうの土の香りは豚肉と抜群の相性です。ここに真ん中に穴を開けたクッキングペーパーを落とし蓋として被せ、沸騰するまで約10分、その後は弱火で1時間コトコト煮込みます。野永シェフの店では砂糖の代わりに黒砂糖を使い、味に深みとコクを出しているそうです。汁気が半分以下になり、お出汁がとろりと煮詰まれば完成。口の中でほろほろと崩れる柔らかさで、ご飯が止まらなくなる美味しさです。

小林シェフ:均一に仕上がる肉の選び方と脂抜きの技

ミシュラン二つ星を獲得し続ける青華こばやしの小林雄二シェフは、家庭でもプロの味を再現できる究極の角煮を教えます。まず重要なのが豚バラ肉の選び方です。小林シェフは、全体にバランスよくサシ(脂身)が入っているもの、そして肉の表と裏の両面の模様が同じものを選ぶようアドバイスします。これにより、加熱した際の肉の縮み具合が均一になり、美しい形に仕上がります。カットする際は、加熱による縮みを考慮して、真四角ではなく少し長めの長方形に切るのがコツです。調理では、フライパンにサラダ油をひき、肉の焼く面に塩をふってから下にして並べ、中火で焼いていきます。塩をふることで脂身との間に空間ができ、きれいなきつね色に焼けやすくなります。裏面にも塩をふり、全面をしっかりと焼き色が付くまで約10分かけて焼くことで、肉自身の脂で余分な脂を絞り出す「脂で脂を抜く」作業を行います。

小林シェフ:直炊きとアルミホイルの落とし蓋、温めからし

全面がきつね色に焼けたら、フライパンに溜まった余分な脂はすべて捨てます。ここにねぎとスライスした生姜2枚を加えて軽く炒め、豚肉の臭みを取り除きます。家庭で簡単に作れるよう、今回は水から茹でるのではなく、最初から調味料を合わせる「直炊き」で行います。鍋に水、日本酒、砂糖を加え、強火で沸騰させてから醤油を入れます。砂糖を多めに使うことで、角煮らしいコクのある甘みが引き立ちます。一度アクをきれいにすくい取ったら、アルミホイルを二重にして真ん中に穴を開けた落とし蓋を被せ、さらに鍋の蓋をして、弱火で1時間〜1時間半じっくり煮込みます。この間に添える和からしを準備します。器にお湯を入れて事前に温めてからからし粉を練ることで、香りが格段に引き立ちます。仕上げにカットした小松菜を鍋に入れてさっと火を通し、器に美しく盛り付けて完成です。

こじまぽん助:水からの下茹でとキャラメリゼの裏技

分子調理学研究家のこじまぽん助さんは、科学的なアプローチで絶対に失敗しない角煮を作ります。材料は豚バラ肉500g、料理酒、みりん、砂糖、醤油のみ。まず、肉の繊維を縮ませず柔らかく仕上げるため、お湯ではなく冷たい水から豚バラ肉のブロックを茹で始めます。肉のタンパク質が固まり始める60℃付近をゆっくり通過させることで、肉が硬くなるのを防ぎます。また、豚肉の臭みを蒸気と一緒に逃がすため、あえて蓋をせずに茹でるのがポイントです。沸騰したら弱火にし、アクを取りながら1時間下茹でします。茹で上がった肉を好みの大きさにカットしたら、ここからが最大の裏技「キャラメリゼ」です。鍋に砂糖を入れて加熱し、180℃を目安に茶色く色づくまで焦がします。ここに少しずつ水を加えて伸ばすことで、カラメルのような芳醇な香りと深いコクが生まれ、お店のような本格的な味わいになります。

こじまぽん助:同量調味料で失敗なしの仕上げと実食

キャラメリゼした砂糖水に、料理酒、みりん、醤油を加えます。調味料の黄金比率は、なんとすべて同量の大さじ4。この同量ルールさえ守れば、最後の煮詰め具合を調整するだけで好みの濃さに仕上げられるため、絶対に失敗しません。調味液にカットした豚肉を戻し、肉が少し被るくらいの水を足します。肉が浮いて乾燥するのを防ぐため、キッチンペーパーで落とし蓋をして、弱火でさらに1時間煮込みます。この時、水分が減りすぎないよう、ボコボコと沸騰させない火加減をキープするのが大切です。1時間経ったら落とし蓋を外し、強火にしてタレが半量程度になり、肉に美味しそうな照りが出るまで煮詰めます。お皿に盛り付け、白髪ねぎを天盛りにすれば完成です。下茹でで余分な脂と臭みが抜け、キャラメリゼによる芳醇なコクをまとった角煮は、お家で出せば誰もが大喜びする極上の柔らかさです。

Kurashiru [クラシル]

Kurashiru [クラシル]

登録者 176万人 ・ 家庭料理/多ジャンル

「Kurashiru(クラシル)」は、料理レシピアプリ「クラシル」の公式YouTubeチャンネルです。一流シェフによるレシピやクラシルおすすめレシピを、楽しく分かりやすい形式で紹介しています。クラシルは様々なクリエイターが料理に関する情報を発信する新しいプラットフォームであり、料理を楽しく・簡単に・美味しくすることをコンセプトとしています。アプリではプレミアム会員向けにランキングや質問機能なども提供されています。

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