イタリアンシェフが教える驚くほど美味しい「キムチのスパゲッティー・アラビアータ」【イタリアンプロ養成講座 vol.198】

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Ingredients


イタリアンレストラン「Regalo」の小倉シェフが、キムチとトマトソースを組み合わせたアラビアータパスタを紹介。発酵食品同士の旨味が重なり合い、クセになる辛さと深いコクが生まれる一品です。ガロファロ1.5mmのパスタに自家製唐辛子オイル、新生姜・白ごまをトッピングして仕上げます。トマトソースを入れすぎるとキムチの風味が消えてしまうため、やや控えめにするのがポイント。夏の食欲増進にぴったりな刺激的なパスタです。

  • パスタ選び

    パスタはガロファロ1.5mmの細めを使用。今回のソースの絡み具合にベストマッチする太さ。

  • 茹で湯

    パスタの茹で湯の塩分濃度は1.5%。茹で時間は5分を目安にタイマーをセット。

  • 唐辛子オイル

    唐辛子に対して10倍のオリーブオイルを加え、ハンドブレンダーで回した自家製唐辛子オイルを使用。

  • 火加減・ニンニク

    ニンニクが狐色に色づいてきたら茹で汁を少し加えて色づきを止め、トマトソースを投入する。

  • 味付けのバランス

    トマトソースは入れすぎるとキムチの存在感が消えるため、通常のポモドーロより少なめ、「気持ち多め」の絶妙な加減にとどめる。

  • トッピング

    新生姜は薄く細切りにして盛り付け後にのせ、食べる直前に混ぜ合わせる。白ごまはたっぷりと振りかける。

  • アレンジ

    パスタの量を減らしてニラやもやしを加えると、さらにボリューム満点の発酵ヘルシーパスタになる。

9点

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  1. 01

    ニンニク2片をみじん切りにする。

  2. 02

    新生姜を少量、薄く細切りにしておく(トッピング用)。

  3. 03

    1.5%の塩分濃度の湯を沸かし、ガロファロ1.5mmを70g入れ、タイマーを5分にセットして茹で始める。

  4. 04

    フライパンにみじん切りのニンニクと自家製唐辛子オイルを入れ、火にかけてニンニクの香りを引き出す。

  5. 05

    ニンニクが狐色に色づいてきたら茹で汁を少し加えて色づきを止める。

  6. 06

    トマトソースを投入する。キムチの味が消えないよう、通常のアラビアータより少なめを意識しつつ「気持ち多め」の量にとどめる。

  7. 07

    キムチをフライパンに加え、ソースと合わせる。

  8. 08

    茹で上がったパスタをフライパンに移し、ソースと素早く和える。茹で汁を少し加えて水分量を調整する。

  9. 09

    お皿に盛り付け、細切りにした新生姜をのせ、白ごまをたっぷりと振りかける。あればえごまの葉もトッピングする。

  10. 10

    フォークでよく混ぜてから食べる。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

「キムチのアラビアータ」誕生秘話

小倉シェフの挨拶からスタート。最近は家で糖質オフビール「PSB」としそ焼酎「鍛高譚」を飲んでいるが、ビールよりPSBの方が翌日に残る気がするというお酒の雑談から始まります。先日、12年間働いていた元部下の吉田くんのお店「ル・カローレ」で行われたイベントにサポートメンバーとして参加した小倉シェフ。そのイベントの最後に「締めパスタ」として提供したのが、明太子のクリームスパゲッティーと、今回のテーマである「キムチのアラビアータ」でした。その場でも非常に好評で、レシピを教えてほしいというリクエストが多数寄せられたため、今回動画で詳しく紹介することになりました。実は以前、もやしもんのムック本で発酵食品料理としてキムチのパスタを協力したこともあり、その美味しさは折り紙付きです。暑い夏には刺激的な辛さのパスタが食欲をそそります。

本日の食材とソムリエ監修キムチ

今回使用する食材の紹介です。ニンニク、生姜(今回は旬の新生姜を使用)、白ごま、トマトソース、そして唐辛子オイル。パスタはガロファロの1.5mmを使用します。そして主役となるキムチは、パッケージに「世界一のソムリエが監修したキムチ」と書かれたものを使用。「世界一のソムリエが作ったキムチではないですからね、監修ですから」と笑いを誘いつつ、このレベルのソムリエがキムチを監修するなんて面白いと語ります。唐辛子オイルは、唐辛子に対して10倍のオリーブオイルを入れ、ハンドブレンダーで回して作った自家製のもの。パスタの太さは細めの1.5mmが、今回のソースの絡み具合にベストマッチします。

調理開始!ニンニクと生姜の下準備

まずはニンニク2片をみじん切りにしていきます。小倉シェフは「最近お店が暑すぎて、毎日帰宅してご飯を食べながら10分で寝落ちしてしまう」と、夏の厨房の過酷さを語ります。スタミナをつけるためにジンギスカンや豚しゃぶをモリモリ食べているそうです。カットしたニンニクをフライパンに入れ、自家製の唐辛子オイルを加えます。続いて新生姜を少量、薄く細切りにしておきます。これは最後にトッピングして、食べる直前に混ぜ合わせるためのものです。パスタの分量は今回は70g。1.5%の塩分濃度の茹で湯で、茹で時間は5分にタイマーをセットして茹で始めます。

こだわりのソース作りとワインタイム

フライパンを火にかけ、ニンニクの香りを引き出します。ここで重要なのがトマトソースの量。トマトソースを入れすぎるとキムチの存在感が消えてしまうため、通常のポモドーロよりは少なめ、でも少し多めという絶妙な「気持ち多め」の加減がポイントです。本当は「えごまの葉」をトッピングしたかったそうですが、スーパーを何軒回っても売っていなかったため断念。韓国の市場なら当たり前に売っているのにと悔やみます。ニンニクが狐色に色づいてきたら、茹で汁を少し加えて色づきを止め、トマトソースを投入。そこにキムチを加えます。パスタが茹で上がるまでの間、シェフお気に入りのダニエーレ・ピッチニンのロゼ泡ワイン「ムニ ローザ・ペル・ヴォイ」を贅沢に一杯。二日酔いの体に染み渡る美味しさに、思わず笑みがこぼれます。

仕上げと実食!驚きの旨さに感動

茹で上がったパスタをフライパンに移し、ソースと素早く和えます。茹で汁を少し加えて水分量を調整し、お皿に盛り付けます。その上に、先ほど細切りにした新生姜をのせ、白ごまをたっぷりと振りかけます。これで「キムチのスパゲッティー・アラビアータ」の完成です。フォークでよく混ぜて一口食べると、シェフは「最高にうまい!」と大絶賛。トマトの酸味とキムチの辛み・旨味が絶妙にマッチしており、まるで「辛ラーメンを作る時にトマトソースを入れたような、あの癖になる旨さ」だと表現します。発酵食品同士の組み合わせなので、ロゼ泡ワインとの相性も抜群。毎回作るたびにその美味しさにびっくりすると、大満足の様子で完食しました。

アレンジの提案と温かいコメント返信

食後のまとめとして、今回のパスタはアレンジが無限大だと語ります。パスタの量を減らしてニラやもやしを加えれば、さらにボリューム満点の発酵ヘルシーパスタになります。ただし、トマトソースを入れすぎるとキムチの味が消えてしまうので、やや控えめにするのがコツです。その後、YouTubeに寄せられたコメントへの返信コーナーへ。初任給で両親を連れてレガロに来店してくれた視聴者からの温かいメッセージに「親孝行が素晴らしすぎる、次は初ボーナスでお待ちしています」と嬉しそうに答えます。また、鮎の料理に添えたキュウリのレシピ(塩もみしてヨーグルト、ハチミツを混ぜた甘酸っぱいキュウリ)の質問や、夏メニューの期間(8月4日まで、8月7日からは真夏メニューに変更)についても丁寧に回答しました。

夏にぴったりなワインセットの紹介

動画の後半では、7月18日10時から発売される「エノオグワインセット」の紹介を行います。今回は「限りなくロゼに近い、軽やかな赤ワインを楽しむセット」と「何も加えず、何も取り除かない自然派ワインセット」の2種類。温暖化の影響でブドウの糖度が上がり、アルコール度数が高くて重い赤ワインになりがちな昨今、あえて白ブドウをブレンドすることで、夏でも冷やしてカジュアルに飲める軽やかな赤ワインに仕上げたボトルが揃っています。プーリア州の「テヌータ・マッキアローラ」など、魚介料理(ムール貝やタコ、イワシのマリネなど)や、今回のキムチパスタのような旨味の強い料理にぴったりのラインナップを、熱を込めて解説しました。

小倉知巳のイタリアンプロ養成講座

小倉知巳のイタリアンプロ養成講座

登録者 24.8万人 ・ イタリアン

小倉知巳氏は、東京・参宮橋にあるイタリアンレストラン「Regalo」のシェフです。自身のYouTubeチャンネルでは、イタリア料理の世界を目指す料理人に向けて、ロジカルな視点で料理を解説する動画を発信しています。プロを目指す方への実践的な内容が特徴のチャンネルです。

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