Recipe
【味覚の真実】なぜ高級弁当の唐揚げは「冷めてもウマい」のか?サイゲン大介が実際に作って解説!
Ingredients
- 鶏もも肉200g
- しょうが1かけ(おろす)
- ニンニク1かけ(おろす)
- 料理酒大さじ2
- ハチミツ小さじ1
- 醤油小さじ1
- 昆布だし顆粒小さじ1/2
- 薄力粉大さじ2
- 片栗粉大さじ1
- サラダ油適量(揚げ油+下味用小さじ1程度)
「冷めても美味しい唐揚げ」とは
お弁当などで感じる「冷めても美味しい」現象の正体を科学的に分析し、実践するレシピです。温度と味覚の関係を踏まえ、塩分を控えめにしつつハチミツで保水性を高めることがポイントです。衣は薄力粉2:片栗粉1の割合でブレンドし、揚げ前に油でコーティングすることで肉汁の流出を防ぎます。160度の低温からじっくり揚げ、仕上げに高温でカリッとさせることで、冷めた後もサクサク・ジューシーな唐揚げに仕上がります。
「冷めても美味しい唐揚げ」を美味しく作るコツ
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下準備
鶏もも肉の身側にフォークでしっかり穴を開け、下味と柔らかくする成分を浸透しやすくする
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下準備
料理酒とハチミツに5分漬け込むことで、臭みを取りつつ糖分の保水力でお肉をジューシーに保つ
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味付け
醤油は小さじ1に抑えて塩分を控えめにする。塩分が多いと冷めたときにお肉から水分が抜けて硬くなり、味も濃く感じすぎてしまうため
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味付け
昆布だし顆粒を加えることで旨味をプラスし、冷めた後に旨味がより引き立つよう調整する
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衣
薄力粉2:片栗粉1の黄金比でブレンド。薄力粉でコーティング力と保水性を確保しつつ、片栗粉でサクサク感を加える
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下準備
衣をつける前にサラダ油を小さじ1ほど加えてお肉の表面を油でコーティングし、肉汁が外に逃げるのを防ぐ
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火加減
最初は160度の低温でじっくり火を通す。衣に味がついているため焦げやすく、低温でゆっくり揚げることで中の水分を閉じ込める
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火加減
揚げる際はお箸で頻繁に転がし、周りから均一に熱を入れて最後に中心まで火を通す。これにより水分をより多く閉じ込められる
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火加減
仕上げに火力を強めて温度を上げ、衣の水分を飛ばしてカリッとさせる
「冷めても美味しい唐揚げ」の材料
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「冷めても美味しい唐揚げ」の作り方・手順
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01
鶏もも肉を適当な大きさにカットし、身の側にフォークでしっかり穴を開ける
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02
ボウルに鶏肉、料理酒、ハチミツを入れてよく混ぜ、約5分漬け込む
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03
漬け込んでいる間に、薄力粉大さじ2と片栗粉大さじ1をよく混ぜ合わせて衣を準備する
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04
5分経ったら、漬け込んだ鶏肉におろしニンニク、おろし生姜、昆布だし顆粒、サラダ油小さじ1程度を加えてよく揉み込む
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05
最後に醤油小さじ1を加えてさらに揉み込む
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06
鶏肉を3の衣にくぐらせ、全体にしっかりと衣をつける
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07
160度の油に入れ、お箸で頻繁に転がしながらきつね色になるまでじっくり揚げる
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08
仕上げに火力を強めて温度を上げ、衣をカリッとさせて完成
「冷めても美味しい唐揚げ」の詳しい解説(動画の書き起こし)
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
冷めてもウマいの正体に迫る!
サイゲン大介がお届けする「食べる雑学ラジオ」の第2回。今回のテーマは、お弁当などでよく感じる「冷めても美味しい」という現象の正体についてです。ハンバーグや餃子、そして駅弁など、冷めているのになぜか美味しく感じられる料理がありますよね。この秘密を解き明かすことができれば、毎日のお弁当作りや、大切な人のために作る料理がもっと美味しくなるはずです。今回は、誰もが大好きな「唐揚げ」をテーマに、冷めても美味しい状態を科学的に分析し、実際に作ってその正体を突き止めていきます。
料理の美味しさを左右する「温度」の科学
料理の美味しさと「温度」には深い関係があります。出来立ての熱々が一番美味しいと思われがちですが、実はフランス料理のスープなどのように「ぬるい」状態が最も風味を感じられる料理もあります。熱すぎると香りが飛んでしまい、冷たすぎると香りが立たなくなります。その中間の「ぬるい(常温より少し温かい)」状態が、人間の舌が最も風味を感じやすい温度なのです。例えばアイスクリームは、冷たい状態では甘さを抑えめに感じますが、溶けて温度が上がると非常に甘く感じられます。また、つけ麺は食べ進めるうちにスープが冷めていくため、後半ほど塩味を強く感じるようになります。この温度変化による味覚の特性を理解することが、冷めても美味しい料理を作る第一歩となります。
鶏肉の保水性を劇的にアップさせる下処理
冷めても美味しい唐揚げを作るためのポイントは、大きく分けて「塩分濃度を少し下げること」と「食材の保水性をアップさせること」の2点です。お肉は冷めると水分が抜けて硬くなってしまうため、いかに水分を閉じ込めるかが重要になります。まずは鶏もも肉の身の方にフォークでしっかりと穴を開けます。これは味を染み込ませるためだけでなく、お肉を柔らかくする成分を浸透させるためです。そこに料理酒とハチミツを加えます。料理酒はお肉の臭みを取り、ハチミツはお肉を柔らかくすると同時に、糖分の働きによって保水力を劇的に高めてくれます。この甘いお酒のような液体にお肉を5分ほど漬け込むことで、冷めてもジューシーな食感を保つ土台が出来上がります。
サクサク感をキープする衣の黄金比率
唐揚げの美味しさを決める重要な要素が「衣」です。今回は薄力粉(小麦粉)と片栗粉の両方を使用します。薄力粉だけだとモタッとした仕上がりになり、片栗粉だけだと揚げたてはパリッとしますが、冷めると水分や油を吸ってグズグズになってしまいます。竜田揚げが冷めた時にヌルッとしてしまうのはこれが原因です。そこで、コーティング力の強い小麦粉を多めにし、「小麦粉2:片栗粉1」の割合でブレンドします。小麦粉でお肉の水分をしっかり閉じ込めつつ、片栗粉でサクサク感をプラスする、冷めても食感が損なわれない黄金比率の衣を準備します。
旨味を閉じ込める!驚きの「油コーティング」
お肉を漬け込んだら、余分な液体を捨てて味付けをしていきます。ニンニクと生姜を1かけずつ加え、さらに和風の旨味として昆布だしの顆粒を小さじ2分の1ほど加えます。お醤油は小さじ1程度に抑え、塩分を控えめにします。塩分が多いと、冷めた時にお肉から水分が抜けて硬くなり、味も濃く感じすぎてしまうためです。そして、ここでの最大のポイントが「仕上げにサラダ油を小さじ1ほど加えること」です。衣をつける前にお肉の表面を油でコーティングすることで、衣の内側に油の層ができ、肉汁が外に逃げ出すのを防ぐ強力な保水効果が生まれます。
じっくり、そしてカリッと仕上げる揚げ方の極意
いよいよ揚げの工程に入ります。衣に味がついているため焦げやすいので、最初は160度ほどの低めの温度(弱火)でじっくりと火を通していきます。揚げる際は、お箸で頻繁にお肉を転がすことが重要です。片面ずつじっくり揚げるよりも、転がしながら周りから均一に熱を入れ、最後に中心に火が通るようにすることで、お肉の中の水分をより多く閉じ込めることができます。これは美味しい焼き鳥を焼く技術と同じ原理です。そして、出来上がる直前に火力を強めて温度をグッと上げることで、衣の水分を飛ばしてカリッと仕上げます。
実食検証!冷ますことでさらに引き立つ美味しさ
揚げたての唐揚げは、お肉が非常に柔らかくジューシーで、文なしの美味しさです。しかし、今回の本番はここからです。出来上がった唐揚げを、あえて冷蔵庫に入れて1時間しっかりと冷やします。冷え切った状態の唐揚げを食べてみると、驚くことに衣はサクサクとした食感を保ったままです。お肉の中にはしっかりと水分が閉じ込められており、冷めているのにパサつきが一切なく、非常にジューシーです。さらに、冷めたことで醤油や昆布だしの旨味がよりはっきりと感じられ、まるで冷めることを計算し尽くして作られたかのような、完成された美味しさへと変化していました。
阿諏訪泰義の「あすわ我が味」について
阿諏訪泰義の「あすわ我が味」
登録者 1.8万人 ・ 家庭料理/再現レシピ
阿諏訪泰義はピン芸人であり料理好きとして、「あすわ我が味」というYouTubeチャンネルを運営しています。チャンネルでは、人気チェーン店のメニューを家庭で再現できる「ジェネリックレシピ」を中心に発信しています。また、料理や食材に関する雑学・トリビアの紹介や、チェーン店や食材にまつわる都市伝説を独自の視点で深掘り解説するコンテンツも展開しています。
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