殻を器に、ゆで卵をエレガントにいただく

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Ingredients


卵の殻をそのまま器として活用し、半熟のゆで卵をエレガントにいただくレシピです。アンチョビとバターを混ぜ合わせた特製バターをカリカリのスティックトーストに塗り、卵黄に差し込んで絡めて食べます。茹で時間は正確に4分30秒で、とろとろの半熟に仕上げるのがポイントです。オプションで明太子やフルール・ド・セルを添えることで、さらに贅沢な味わいになります。

  • トーストの焼き方

    食パンは水分をしっかり飛ばすため、トースターで途中一度裏返して両面をこんがりカリカリに焼き上げる。バケットやカンパーニュなどハード系のパンでも合う。

  • アンチョビバターの準備

    バター8gはあらかじめ室温に戻してヘラで練れる程度に柔らかくしておくと、アンチョビと混ぜやすい。

  • アンチョビの処理

    チューブ入りペーストを使う場合はそのまま約3cm加えて混ぜる。フィレを使う場合は包丁の腹を寝かせて細かく潰してからバターに混ぜ込む。

  • アンチョビバターのアレンジ

    匂いが気にならないタイミングであれば、にんにくのすりおろしを少量加えるとコクと香りが増してさらに美味しくなる。また焼き魚の上にのせても合う。

  • スティックトーストのカット

    アンチョビバターを片面に塗り、卵の殻に差し込みやすいよう幅1cmのスティック状にカットする。耳は少し長いため切り落とすが、捨てずにつまみ食いで楽しむとよい。

  • 茹で時間

    沸騰したお湯に卵を静かに沈め、正確に4分30秒茹でることでとろとろの半熟に仕上がる。

  • エッグスタンドの代用

    エッグスタンドがない場合はクッキングホイルを細長く折って丸めると安定した台として使える。

  • 卵の向き

    茹で上がった卵はとがった方を上にしてエッグスタンドに立てる。こうすることで白身が流れ出にくく、殻も剥きやすくなる。

  • 殻の割り方(エッグカッター使用)

    専用エッグカッターを卵の先端にかぶせ固定した状態でおもりを1〜2回落とすと丸い亀裂が入る。ナイフの刃先を差し込んで上部を切り取ると美しい器になる。

  • 殻の割り方(代用)

    スプーンの裏で先端を軽くコツコツ叩いてヒビを入れ、殻を少し剥いてからナイフで白身ごと水平にカットする。

  • 味付け・仕上げ

    卵自体には塩を加えないため、アンチョビバタートーストの塩気で味が決まる。シンプルに塩だけで楽しむ場合はフランス・ゲランド産のフルール・ド・セル(塩の花)がおすすめ。

5点

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  1. 01

    食パンをトースターに入れ、途中で一度裏返しながら両面をこんがりカリカリになるまでしっかりと焼く。

  2. 02

    バター8gを室温に戻してヘラで練れる程度に柔らかくする。アンチョビペースト約3cm(またはフィレをまな板で潰したもの)を加えてよく混ぜ合わせてアンチョビバターを作る。

  3. 03

    粗熱がとれたトーストの片面にアンチョビバターをたっぷりと塗る。耳の部分を切り落とし、幅1cmのスティック状にカットする(耳はつまみ食いで楽しむ)。

  4. 04

    小鍋に水を入れ沸騰させる。網じゃくしなどで卵2個を静かにお湯に沈め、4分30秒正確に茹でる。

  5. 05

    茹で上がった卵をすぐに取り出し、とがった方を上にしてエッグスタンド(なければホイルを丸めた台)に立てる。

  6. 06

    エッグカッターを卵の先端にかぶせておもりを1〜2回落として亀裂を入れ、ナイフで上部を切り取る。(カッターがない場合はスプーンの裏で軽く叩いてヒビを入れ、ナイフで水平にカットする。)

  7. 07

    お皿にエッグスタンドごと卵を置き、スティックトーストを添える。お好みで明太子やフルール・ド・セルを添える。スティックトーストを卵の中に差し込み、半熟の卵黄を絡めて食べる。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

殻を器に!ゆで卵をエレガントに楽しむ朝食

今回ご紹介するのは、卵の殻をそのまま器として使い、ゆで卵をエレガントにいただく「ボイルドエッグとアンチョビのスティックトースト」です。一般的には、ゆで卵の先端をパッと割って塩を振り、小さなスプーンで食べるのがおなじみですが、今回は一工夫加えます。カリカリに焼いたスティック状のトーストを卵の殻の中に差し込み、とろりとした半熟の卵黄をたっぷりと絡めて食べるという、見た目もおしゃれで特別な食べ方です。朝のひとときを少し贅沢に演出してくれる、シェフこだわりの美味しい食べ方とレシピのポイントを詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください。

水分を飛ばしてカリカリに!トーストの焼き方

まずはトーストの準備から始めます。今回は1人分として食パン1枚を使用します。食パンはもともと水分が多く含まれているため、こんがりと、そしてカリカリとした食感になるようにしっかりと焼き上げることがポイントです。トースターに入れ、途中で一度裏返すことで、両面を均一にしっかりと焼き上げることができます。今回は一般的な食パンを使用していますが、お好みでバケットやカンパーニュといったハード系のパンを使っていただいても非常によく合います。パンの種類を変えるだけで、また違った食感や味わいを楽しむことができますので、その日の気分や手元にある食材に合わせて自由にアレンジしてみてください。

コクと旨味が凝縮されたアンチョビバター作り

続いて、トーストに塗る特製のアンチョビバターを作っていきます。用意するのはバター8g。あらかじめ室温に戻すなどして、ヘラで簡単に練られるくらい柔らかくしておくのが混ぜやすくするコツです。そこにチューブ入りのアンチョビペーストを約3cm加えて、バターとよく馴染むようにしっかりと混ぜ合わせます。もしペーストではなくフィレのアンチョビを使用する場合は、まな板の上で包丁の腹を寝かせるようにして細かく潰してから混ぜてください。また、もし後の匂いが気にならないタイミングであれば、にんにくのすりおろしをほんの少しだけ加えるのがおすすめです。にんにくの風味がプラスされることで、さらにコクと香りが引き立ち、格段に美味しく仕上がります。

旨味を塗ってカット!スティックトーストの仕上げ

焼き上がったトーストに、先ほど作ったアンチョビバターをたっぷりと塗っていきます。塗るのは片面だけで十分に味が引き立ちます。このアンチョビバターは非常に万能で、トーストだけでなく、シンプルに焼いたお魚の上に乗せて食べても絶品ですので、多めに作って保存しておくのもおすすめです。バターを塗り終えたら、卵の殻に差し込みやすいように、幅1cmほどの細いスティック状にカットしていきます。食パンの耳の部分は少し長すぎるため切り落としますが、この耳の部分は歯ごたえが抜群で一番美味しいところでもありますので、捨てずに取っておいてつまみ食いなどで楽しんでください。アンチョビの塩気が効いた、これだけでも美味しいトーストの完成です。

茹で時間は4分30秒!完璧な半熟卵の作り方

次は主役となる卵を茹でていきます。小さな鍋に水を入れ、しっかりと沸騰させます。お湯が沸いたら、網じゃくしなどを使って卵2個を静かに、ひび割れないようお湯の中に沈めます。今回はとろとろの半熟に仕上げたいので、茹で時間は正確に「4分30秒」に設定します。茹でている間にエッグスタンドを用意しておきましょう。もしご家庭にエッグスタンドがない場合は、クッキングホイルを細長く折って丸めることで、卵が転がらない安定した台を簡単に作ることができます。茹で上がったらすぐにお湯から引き上げ、直接スタンドにのせます。このとき、卵の尖っている方を上にして立てるのがポイントです。こうすることで、後で殻を割ったときに白身が流れ出にくく、殻自体も非常に剥きやすくなります。

専用カッターやスプーンで殻を美しく割るコツ

茹で上がった卵の上部をきれいにカットしていきます。私は専用の「エッグカッター」を愛用しています。卵の先端にカッターをかぶせ、手でしっかりと固定した状態で、上部のおもりを1〜2回カチントンと落とすだけで、殻にきれいな丸い亀裂が入ります。あとはナイフの刃先を差し込んで上部を優しく切り取れば、スプーンやトーストが入りやすい美しい器の完成です。もし専用のカッターをお持ちでない場合でも心配いりません。スプーンの裏側を使って卵の先端を軽くコツコツと叩いてヒビを入れ、そこから少し殻を剥き、ナイフで白身ごと上部を水平にカットすれば、同じようにきれいに仕上げることができます。

塩の花や明太子を添えて!エレガントな実食タイム

最後に美しく盛り付けて仕上げます。お皿にエッグスタンドにのせた卵を配置し、カットしたスティックトーストを添えます。今回はさらにオプションとして明太子も添えてみました。塩気のある魚卵は半熟卵と相性抜群です。卵自体には塩分を加えていないため、アンチョビバターの塩気が効いたトーストを卵黄に深く差し込み、絡めて食べることで、口の中で完璧な塩梅に仕上がります。明太子をスプーンで少しすくって卵の中にトッピングするのも贅沢な味わいです。また、シンプルに塩だけで楽しみたいときは、普通の食卓塩ではなく、フランス・ゲランド産の「フルール・ド・セル(塩の花)」を使うのがシェフのこだわりです。サクサクとした繊細な食感とまろやかな塩味が、卵の美味しさを最大限に引き立ててくれます。

Grand Chef MATSUO  松尾幸造

Grand Chef MATSUO 松尾幸造

登録者 72.3万人 ・ フレンチ/家庭料理

「Grand Chef MATSUO 松尾幸造」は、フレンチレストラン「シェ松尾」の元オーナーシェフ・松尾幸造氏によるYouTubeチャンネルです。松尾氏は1948年生まれで、国内のホテル・レストラン勤務後にスイスのホテル学校へ留学し、ヨーロッパの一流ホテルやレストランで経験を積みました。1980年に東京・渋谷区松涛に一軒家レストラン「シェ松尾」を開店し、2019年に会長を引退。2021年よりYouTubeチャンネルを開設し、ヨーロッパとアジアの食文化を融合させた家庭向け料理レシピを配信しています。

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