【シェフのパスタ料理】食べ飽きない味!グリーンピースのスープ仕立てショートパスタ

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Ingredients


イタリア・ヴェネト州の伝統料理「リージ・エ・ビージ」をベースに、お米の代わりにショートパスタを使ったスープ仕立てのパスタ料理です。パンチェッタの旨味と新玉ねぎの甘みをベースに、グリーンピースをじっくり煮込んで旨味豊かなスープを作り、そこへ生のパスタを直接加えて煮込むことで豆の美味しさがパスタの芯まで染み込みます。仕上げにパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり絡めた、素朴ながら奥深い味わいの一皿です。

  • 下準備

    新玉ねぎはみじん切りにしておく。ニンニクはすりおろしておく。

  • 火加減

    パンチェッタは少量のオリーブオイルを呼び水にして弱火でじっくり炒め、脂をゆっくり引き出すことでカリッと香ばしく旨味を凝縮させる。

  • 炒め方

    玉ねぎはパンチェッタから出た旨味たっぷりの脂を吸わせながら、色をつけずに軽く炒めて甘みを引き出す。

  • 香り付け

    すりおろしたニンニクはフライパンの端で軽く炒めて香りを立たせてから全体に馴染ませる。必須ではないが加えることで味に深みが出る。

  • アルコール飛ばし

    白ワインを加えたら強火でアルコール分をしっかり飛ばす。

  • 煮込み

    ブイヨン(または水)を加えて沸騰後、弱火で約10分じっくり煮込み、グリーンピースの旨味をスープにしっかり引き出す。グリーンピースのさやも一緒に煮出すと、さらに美味しいスープになる。

  • パスタの調理

    パスタは別茹でせず、グリーンピースの旨味スープに直接加えて煮込む。パスタが水分を吸うため、途中でお玉半分ほどのお湯を足しながら袋の表示時間通りに煮る。

  • 味付け

    仕上げに塩で味を調え、オリーブオイルを回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノを多めにたっぷりと加えてよく和える。

11点

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  1. 01

    フライパンにほんの少量のオリーブオイルをひき、パンチェッタを弱火でじっくりと炒め、脂をゆっくり引き出す。

  2. 02

    パンチェッタから十分に脂が溶け出したら、みじん切りにした新玉ねぎを加え、色をつけずに軽く炒めて甘みを引き出す。

  3. 03

    主役のグリーンピースを投入し、パンチェッタと玉ねぎの旨味をグリーンピースの表面にまとわせるよう全体を優しく混ぜ合わせる。

  4. 04

    すりおろしたニンニクをフライパンの端で軽く炒めて香りを立たせ、全体に馴染ませる。

  5. 05

    白ワインを加え、強火でアルコール分をしっかりと飛ばす。

  6. 06

    野菜ブイヨン(または水)500mlを注ぎ入れ、沸騰したら弱火に落とし、約10分間じっくり煮込んでグリーンピースの旨味をスープに引き出す。

  7. 07

    茹でていない状態のショートパスタを直接スープに加え、パスタが水分を吸うため途中でお玉半分ほどのお湯を足しながら、袋の表示時間通りに煮込む(目安12分)。

  8. 08

    パスタが程よい硬さに煮上がったら塩で味を調え、オリーブオイルを回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり加えて全体をよく和える。

  9. 09

    お皿に盛り付け、お好みで黒胡椒を挽きかけて完成。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

旬のグリーンピースで楽しむ伝統の味

日高良実シェフと田中大晴シェフの久しぶりのコンビでお届けします。今回は旬のグリーンピースを主役に迎えた、スープ仕立てのショートパスタを作ります。ベースとなるのは、イタリア・ヴェネト州の郷土料理「リージ・エ・ビージ」という、グリーンピースとお米を使った有名なスープ料理です。今回はお米の代わりにショートパスタを使い、グリーンピースから出る豊かな旨味をパスタにしっかりと吸わせる仕上がりにしていきます。グリーンピースをじっくり煮出すことで、スープに溶け出した極上の旨味がパスタと一体になり、グリーンピースが苦手な方でも思わず好きになってしまうような、優しく奥深い味わいを目指します。

パンチェッタを弱火でじっくり炒めるコツ

調理はまず、フライパンにほんの少量のオリーブオイルをひき、パンチェッタ(またはグアンチャーレ、ベーコン)を炒めるところからスタートします。ここで田中シェフから「パンチェッタの脂をじっくり引き出すイメージで、弱火でゆっくり炒めるのがポイント」と解説が入ります。少量のオイルを呼び水にすることで、パンチェッタ自体の脂が溶け出しやすくなり、カリッと香ばしく仕上がると同時に、旨味が凝縮されます。この工程の最中、日高シェフからは「人間も日光を浴びるだけで脂が外に出ていってくれたら、日焼けサロンに行くだけで痩せられて楽なのにね」と、お茶目でユーラスな雑談が飛び出し、厨房は和やかな笑いに包まれます。

玉ねぎとグリーンピースに旨味を移す

パンチェッタから十分に脂が溶け出したら、みじん切りにした新玉ねぎ(普通の玉ねぎでも可)を加えます。玉ねぎは色をつけずに軽く炒め、甘みを引き出すのが目的です。先ほどパンチェッタから出た旨味たっぷりの脂を玉ねぎに吸わせることで、料理全体のベースとなる味わいが作られます。玉ねぎの甘みが出てきたら、主役のグリーンピースをたっぷりと投入します。全体を優しく混ぜ合わせながら、グリーンピースの表面にパンチェッタと玉ねぎの旨味をしっかりとまとわせていきます。ここで、すりおろしたニンニクをフライパンの端で少し炒めて香りを立たせ、全体に馴染ませます。ニンニクは必須ではありませんが、少し加えることで味に深みが出ます。

白ワインとブイヨンで出汁を取る

全体が馴染んだら白ワインを加え、強火でアルコール分をしっかりと飛ばします。次に、野菜のブイヨン(または水)を注ぎ入れます。沸騰したら弱火に落とし、ここから約10分間じっくりと煮込んでいきます。この工程は、グリーンピースの旨味をスープに完全に引き出すための「スープストック作り」のような役割を持っています。田中シェフから「出汁はグリーンピースのさやからも取れるのですか?」という質問があり、日高シェフは「さやからも非常に良い出汁が出るので、家庭で試す際はさやを一緒に煮出しても美味しいスープが取れる」とプロのアドバイスを教えてくれます。10分煮ることで、スープはグリーンピースの優しい香りと旨味で満たされます。

ショートパスタに旨味スープを吸わせる

10分間煮込んだスープを田中シェフが味見すると、「グリーンピースの香りと旨味がスープにしっかり溶け込んでいて、豆自体も柔らかくなっていて美味しい」と驚きの声を上げます。ここに、茹でていない状態のショートパスタ(今回はディ・チェコのディタローニを使用)を直接加えます。パスタがスープの水分をどんどん吸っていくため、お玉半分ほどのお湯を途中で足しながら、パスタの袋の表示時間(今回は12分)通りに煮ていきます。パスタを別茹でするのではなく、グリーンピースの旨味が凝縮されたスープの中で直接煮込むことで、パスタの芯までしっかりと豆の美味しさと塩気が染み込んでいきます。

チーズをたっぷり絡めた素朴な仕上がり

パスタが程よい硬さに煮上がったら、仕上げの調味に入ります。塩で味を調え、オリーブオイルを回しかけ、パルミジャーノ・レッジャーノを「お好みで多めに」たっぷりと加えて全体をよく和えます。お皿に盛り付けて試食すると、じっくり煮込まれて柔らかくなったグリーンピースと、少し歯ごたえの残るパスタのコントラストが絶妙です。日高シェフは「非常に素朴なパスタだけど、こういう素朴な料理こそ食べ飽きないし、またふと食べたくなる」と語ります。ショートパスタの代わりにお米を使えば、伝統的な「リージ・エ・ビージ」になり、そちらも過去の動画で紹介しているとのこと。家庭のレパートリーにぜひ加えてほしい、心温まる一皿です。

日高良実のACQUAPAZZAチャンネル

日高良実のACQUAPAZZAチャンネル

登録者 18.4万人 ・ イタリアン

日高良実氏は1957年神戸生まれのイタリア料理シェフで、1990年に東京西麻布にイタリアンレストラン「ACQUA PAZZA」をオープンしました。イタリアで3年間・14軒にわたる修行を経て郷土料理の魅力を実感し、日本における本格イタリア料理の普及に取り組んできました。2022年には厚生労働省認可「現代の名工」に選出されています。現在は東京南青山の「アクアパッツァ」と神奈川県横須賀市の「アクアマーレ」を運営しており、YouTubeチャンネルでは日本の旬の食材を使ったイタリア料理を発信しています。

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