Recipe
【最強最高の新玉ねぎ料理が完成してしまった】材料たった3つだけ👌美味しすぎてごめんなさい〈シンタマタタン〉
Ingredients
- 新玉ねぎ400g(約2個)
- クリームチーズ36g(室温に戻す)
- バター15g
- 塩適量
- 冷凍パイシート1枚
- イタリアンパセリ適量(仕上げ用)
- ブラックペッパー適量(仕上げ用)
- ピンクペッパー適量(仕上げ用・お好みで)
「新玉ねぎのタルトタタン風(シンタマタタン)」とは
旬の新玉ねぎをキャラメリゼし、クリームチーズを塗ったパイシートを被せてオーブンで焼き上げ、ひっくり返して仕上げるタルトタタン風の料理です。材料はたった3つ(新玉ねぎ・クリームチーズ・パイシート)とシンプルながら、新玉ねぎの自然な甘みと乳製品の相性の良さを最大限に活かした一品です。オーブン対応のフライパンでそのまま焼けるため、工程もシンプルで家庭でも再現しやすいレシピです。仕上げにイタリアンパセリとブラックペッパーを振ることで見た目も風味も引き締まります。
「新玉ねぎのタルトタタン風(シンタマタタン)」を美味しく作るコツ
-
材料選び
パイシートはバター100%のもの(例:ベラミーズ)を使うと香りが良く仕上がる
-
下準備
新玉ねぎは存在感が残るよう1.5cm幅ほどの厚めのくし切りにする
-
下準備
パイシートはフライパンの大きさに合わせてめん棒で軽く伸ばし、フォークで全体にピケ(穴あけ)をして不均一な膨らみを防ぐ
-
下準備
クリームチーズは室温で柔らかくしてからパイシートの中央に(端を残して)塗り広げる
-
火加減
最初は蓋をして中弱火で蒸し煮にし、しんなりしたら蓋を外して焼き色をつける
-
炒め
玉ねぎに塩を振ることで水分が早く引き出され、しんなりしやすくなる
-
炒め
新玉ねぎは糖度が高いため砂糖不要。触らずに置いておく→混ぜるを繰り返して形を崩さずキャラメリゼする
-
組み立て
クリームチーズを塗った面を下にしてパイシートを玉ねぎの上に被せ、はみ出た生地は内側に折り込んでスプーンの背でフライパン底に押し込む
-
焼き上げ
200℃で10分焼いてパイが大きく膨らんだら、平らなお皿で上から押し潰し、さらに5分焼く。一度膨らませてから潰すことでサクサクに仕上がる
-
仕上げ
オーブンから出したら3分ほど待ってからひっくり返す。熱々すぎると崩れ、冷ましすぎるとフライパンにくっつくため、この3分が重要
-
代替方法
オーブン対応フライパンがない場合は、普通のフライパンで玉ねぎを炒めた後、耐熱のグラタン皿などに移してパイシートを被せて焼いてもよい
「新玉ねぎのタルトタタン風(シンタマタタン)」の材料
8点※ 材料名をタップするとAmazonで関連商品を探せます
「新玉ねぎのタルトタタン風(シンタマタタン)」の作り方・手順
-
01
新玉ねぎの皮をむき、1.5cm幅ほどの厚めのくし切りにする
-
02
オーブンを200℃に予熱する
-
03
冷凍パイシートを冷蔵庫または室温で解凍し、フライパンの大きさに合わせてめん棒で軽く伸ばす。フォークで全体に穴を開ける(ピケ)
-
04
室温で柔らかくしたクリームチーズを、パイシートの中央部分に端を残しながらパンにバターを塗るように伸ばす
-
05
オーブン対応の鉄製フライパンにバター15gを溶かし、くし切りにした新玉ねぎを全て入れる
-
06
塩を適量振り、蓋をして中弱火で蒸し煮にする
-
07
玉ねぎがしんなりしたら蓋を外し、触らずに置いて焼き色をつける。焼き色がついたら混ぜる、を繰り返してキャラメリゼする
-
08
全体がうっすら茶色くなったら火を止め、玉ねぎをフライパンの中で平らに整える
-
09
クリームチーズを塗った面を下にして、パイシートを玉ねぎの上に被せる
-
10
フライパンからはみ出たパイシートの端を内側に折り込み、スプーンの背などでフライパンの底に押し込む
-
11
200℃のオーブンにフライパンごと入れ、10分間焼く
-
12
一度取り出し、平らなお皿などをパイシートの上から押し当てて生地をしっかり潰す
-
13
お皿を乗せたままさらに5分間オーブンで焼く
-
14
オーブンから取り出し、約3分間待って少し落ち着かせる
-
15
フライパンの上にお皿を被せ、一気にひっくり返してタルトをお皿に取り出す
-
16
仕上げにイタリアンパセリを散らし、ブラックペッパー(とお好みでピンクペッパー)を全体に振る
「新玉ねぎのタルトタタン風(シンタマタタン)」の詳しい解説(動画の書き起こし)
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
新玉ねぎで作る「タルトタタン」のひらめき
新玉ねぎレシピの第3弾として、今回は甘くない料理としての「タルトタタン風」に挑戦します。実は冬の間にりんごを使った本物のタルトタタンを作ろうと考えていたのですが、気づけば冬が終わってしまいました。そこで「新玉ねぎでタルトタタンを作ったら美味しいのでは?」とひらめいたのです。自分が天才だと思ってネットで検索してみたところ、すでに同じようなレシピが存在していました。ゼロから新しい料理を考えるのは本当に難しいことだと実感します。それでも、今回は自分なりのこだわりを詰め込んだ「シンタマタタン」を作っていきます。5月から6月頃まで手に入る旬の新玉ねぎの美味しさを、パイ生地と合わせて最大限に引き出すレシピです。
シンプルな材料とフランスの玉ねぎ事情
材料は新玉ねぎ2個、クリームチーズ、パイシート、そしてピザ用チーズの代わりとしての粉チーズと、非常にシンプルです。パイシートはスーパーで買えるものの中でも、バター100%で香りが良い「ベラミーズ」のものが特におすすめです。下準備として新玉ねぎの皮をむきながら、フランスの玉ねぎ事情についてお話しします。南仏には「ピサラディエール」という、キャラメリゼした玉ねぎにアンチョビや黒オリーブをのせたピザのような伝統料理があります。ただ、フランスでは日本のようなみずみずしい新玉ねぎはあまり見かけず、代わりに「オニオン・ヌーボー」という葉付きの小さな玉ねぎが使われることが多いです。今回はこの新玉ねぎを、存在感が残るように1.5センチ幅ほどの厚めのくし切りにしていきます。
玉ねぎを甘く色づかせるキャラメリゼのコツ
炒め工程では、そのままオーブンに入れられる鉄製のフライパンを使用します。フライパンにバター15グラムを溶かし、カットした玉ねぎをすべて入れます。少し多めに見えますが、火が通ると縮むので問題ありません。ここに塩を振り、まずは蓋をして中弱火で蒸し煮にします。塩を振ることで水分が引き出され、早くしんなりします。新玉ねぎは非常に糖度が高いため、砂糖を加えなくてもすぐに綺麗な焼き色がつくのが特徴です。ずっと蓋をしたままだと水分が出すぎてしまうので、玉ねぎがしんなりしたら蓋を外し、触らずに少し置いておきます。こうして焼き色をつけてから混ぜる作業を繰り返すと、形を崩さずに短時間で綺麗なキャラメリゼに仕上がります。全体がうっすらと茶色くなったら火を止め、平らに整えます。
パイシートの準備とクリームチーズのトッピング
玉ねぎを炒めている間にパイ生地の準備をします。冷凍パイシートをフライパンの大きさに合わせてめん棒で軽く伸ばし、フォークで全体に穴を開ける「ピケ」という作業を行います。これを行わないと、焼いたときに生地が不均一に膨らんでしまいます。次に、室温で柔らかくしたクリームチーズ(約36グラム)を、パイシートの中央部分にパンにバターを塗るようなイメージで伸ばしていきます。このとき、端まで塗らないのがポイントです。キャラメリゼした玉ねぎの上に、クリームチーズを塗った面を下にしてパイシートを被せます。フライパンからはみ出た生地は内側に折り込み、さらにスプーンの背などを使って、生地の端をフライパンの底へ押し込むように入れ込みます。こうすることで、焼き上がったときに玉ねぎが綺麗に包み込まれます。
オーブンでの焼き上げと入れ忘れハプニング
200度に予熱したオーブンにフライパンごと入れ、まずは10分間焼き上げます。取り出すと、パイ生地がUFOのように丸く大きく膨らんでいます。ここで、平らなお皿などを上から押し当てて、生地をグッと潰します。パイ生地はバターと小麦粉の層になっているため、一度しっかりと膨らませて中まで火を通してから潰すのが、サクサクに仕上げる鉄則です。その後、お皿を乗せたままさらに5分間オーブンで焼きます。この焼き上がりの待ち時間に、スタッフから「ニンニクと粉チーズ」の入れ忘れを指摘されるハプニングが発生しました。すっかり忘れていましたが、シェフは「新玉ねぎの純粋な甘みを楽しむタルトだから、ニンニクは入れない方が正解!」と笑顔で切り抜けます。もしニンニクを入れる場合は、玉ねぎの炒め終わりのタイミングで加えると焦げずに香りが立ちます。
緊張の一瞬!ひっくり返して見事な完成
焼き上がったらオーブンから取り出し、生地が少し落ち着くまで3分ほど待ちます。熱々の状態だと崩れやすく、逆に冷ましすぎると固まってフライパンにくっついてしまうため、この3分間が絶妙なタイミングです。フライパンにお皿を被せ、一気にひっくり返します。緊張の一瞬ですが、お皿を外すときれいに型から抜けた美しい黄金色のタルトが現れ、大成功を収めました。仕上げに、彩りとしてのパセリと、玉ねぎの甘みを引き締めるブラックペッパーを全体に振ります。見た目はまるでフランスのガレットのようにおしゃれで、キャラメリゼされた玉ねぎの香ばしい香りが漂います。入れ忘れた粉チーズやニンニクがなくても、十分に素晴らしいビジュアルに仕上がりました。
新玉ねぎと乳製品が織りなす極上の味わい
出来立てをカットして試食します。一口食べると、パイのサクサクとした食感と、新玉ねぎのとろけるような甘み、そしてクリームチーズのほのかな塩気が口いっぱいに広がり、思わず「優勝!」と言葉が漏れるほどの美味しさです。新玉ねぎは水分が多くて自然な甘みがあるため、バターやクリームチーズといった乳製品と非常に相性が良いのが特徴です。今回のシンプルな組み合わせは、まさに素材の味を最大限に活かした正解のレシピでした。もしオーブン対応のフライパンがない場合は、普通のフライパンで玉ねぎを炒めた後、耐熱のグラタン皿などに移してパイシートを被せて焼いても同様に美味しく作れます。手軽に作れてまるでお店のような本格的な味わいを楽しめる、新玉ねぎの季節にぜひ試していただきたい極上の一品です。
ごとちゃんねるについて
ごとちゃんねる
登録者 2.2万人 ・ フレンチ
東京・恵比寿のフレンチレストラン「アムール」の総料理長、後藤祐輔氏によるYouTubeチャンネルです。1979年東京生まれで、国内外のレストランで経験を積んだ後、2012年に32歳で「アムール」の総料理長に就任し、わずか半年でミシュラン1つ星を獲得、以後7年連続で星を維持しています。チャンネルでは、ミシュランシェフとしての知識や技術をもとに、家庭で作りやすいフレンチレシピのコツやポイントを紹介しています。また、自身初のレシピ本「ふだん着フレンチ」(主婦の友社)も発売しています。
※YouTubeチャンネルに遷移します
※チャンネル登録者数は記事の作成時点の数字で、最新の数値とは乖離がある場合があります。