#1377【ステーキをミディアムレアに焼く方法を伝授!】三國流・厚切りステーキでカレーライスを召し上がれ♪|Chef Kiyomi MIKUNI

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Ingredients


三國シェフが視聴者のお悩みに答える形で、最もリクエストの多かった「ステーキの焼き方」を丁寧に解説する動画です。約450g(1ポンド)のサーロインを使い、強火で全面に焼き色をつけた後、アルミホイルで余熱を通す方法でミディアムレアに仕上げます。同じフライパンで作るカレーソースは、肉の焼き汁をそのまま活かし、カルダモンとシナモンで香りを高めた本格派。仕上げに肉を休ませて出た肉汁をソースに加えることで、旨味を余すことなく活用します。

  • 下準備

    お肉は焼く15分ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻す(フランス語で「シャンブレ」)。冷たいままだと火が通りにくくなる。

  • 下準備

    塩・胡椒は多めにしっかり振る。強火で焼くと剥がれ落ちやすいため、側面にも押し付けるようにまぶす。赤身肉には黒胡椒が基本。

  • 火加減

    フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れて強火にかけ、まず脂身の側面から焼き始める。脂が溶け出してくるのでその脂も活用する。

  • 火加減

    全面を強火で焼いて表面に「壁」を作り、内部の肉汁を閉じ込める。全面に焼き色がついた状態が「ブルー(ほぼ生に近い焼き加減)」。

  • 火加減

    全面に焼き色がついたら中火に落とし、焦げないようにフライパンの中でお肉を回しながら焼く。焼き始めからトータル10分ほどで火を止める。

  • 余熱調理

    焼き上がったお肉は網の上にのせ、アルミホイルをかぶせて密閉し、ガス台の上など温かい場所に置いて休ませる。余熱で均一に火が通り、ミディアムレアに仕上がる。

  • スパイス

    カレーにはシナモンパウダーを追加して香りを高め、生姜と同じショウガ科のカルダモンを合わせることで、スパイスの相乗効果が生まれ本格的な味わいになる。

  • ソース

    お肉を焼いた後のフライパンは洗わずそのまま使い、玉ねぎのみじん切りを炒めて底の焼き汁・旨味をこそぎ落とすように絡める。

  • 味付け

    仕上げに、アルミホイルの中でお肉を休ませた際に出た肉汁をカレーソースに加えて混ぜ込み、旨味を余さず活用する。

12点

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  1. 01

    牛肉は焼く15分ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻す(シャンブレ)。両面と側面すべてに塩・黒胡椒を多めにしっかり押し付けるようにまぶす。

  2. 02

    フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れて強火にかける。まず脂身の側面を下にして焼き始め、脂を溶かしながら焼く。

  3. 03

    続いて両面、残りの側面もすべて順番に強火で焼いて全面に焼き色をつける。これにより表面に「壁」が作られ、肉汁が内部に閉じ込められる。

  4. 04

    全面に焼き色がついたら中火に落とし、フライパンの中でお肉をゆっくり回しながら焦げないよう焼き続ける。焼き始めからトータル10分ほどを目安にする。

  5. 05

    火を止め、お肉をフライパンから取り出して網の上にのせ、アルミホイルをかぶせて密閉する。ガス台の上など温かい場所に置き、余熱でじっくり火を通してミディアムレアに仕上げる。

  6. 06

    お肉を焼いた後のフライパン(洗わない)に玉ねぎのみじん切り(1個)を入れ、底に残った焼き汁と旨味をこそぎ落とすように炒める。

  7. 07

    玉ねぎに旨味が移ったら、にんにくと生姜のすりおろし(各1片)、カルダモン(4粒・半割り)、シナモンパウダー(小さじ1)を加え、香りが立つまで炒め合わせる。

  8. 08

    水(200ml)とトマトジュース(200ml)を加えて一度沸騰させ、蓋をして中火で10分ほど煮込む。

  9. 09

    カレールウ(1袋・112g)を加えてよく溶かす。

  10. 10

    アルミホイルの中でお肉を休ませた際に出た肉汁をすべてカレーソースに加えて混ぜ合わせ、ソースを仕上げる。

  11. 11

    お皿にご飯を盛り、アルミホイルから取り出したステーキ肉をカットして並べ、カレーソースをたっぷりかけて完成。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

新企画のスタートとお悩み解決ステーキカレー

四ツ谷の店舗「三國」がオープンして半年以上が経ち、少し心に余裕ができたという三國シェフ。これまでYouTubeで1,100品以上のレシピを紹介してきましたが、これからは新しい試みとして、視聴者の皆様から寄せられた「調理のお悩み」にじっくり答えるレクチャー動画を月1回ほどのペースで配信していくことになりました。記念すべき第1回目は、お悩みの中で最もリクエストが多かった「ステーキの焼き方」を伝授します。さらに、こちらもリクエストの多い「カレーライス」と組み合わせて、ボリューム満点の「厚切りステーキカレー」を作っていきます。お肉はスーパーで一番大きい1ポンド(約450g)のサーロインステーキ肉を用意しました。8月10日は三國シェフの誕生日ということもあり、肉好きのシェフ自ら、上質なお肉をたっぷり使って贅沢に仕上げていきます。

美味しく焼くための下準備「シャンブレ」と塩胡椒のコツ

お肉を美味しく焼くための重要なポイントを2つ紹介します。まず1つ目は、焼く前に塩・胡椒を「多め」に振ることです。強火で焼く際、塩や胡椒は剥がれ落ちてしまうため、あらかじめ強めに下味をつけておく必要があります。赤身肉には黒胡椒、白身の食材には白胡椒を合わせるのが基本です。お肉の側面にもしっかり押し付けるようにまぶしましょう。そして2つ目のポイントは、お肉を焼く15分ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻しておくことです。フランス語ではこれを「シャンブレ(Chambrer)」と呼びます。これは「部屋(Chambre)」という言葉が語源で、赤ワインを飲む前に室温に馴染ませる際にも使われる表現です。お肉の中が冷たいままだと火が通りにくくなってしまうため、このひと手間が非常に大切になります。

スパイスの相乗効果を引き出すカレーの材料

今回は市販の「ジャワカレー(辛口)」のルウを使用しますが、プロならではのこだわりとしてスパイスの組み合わせによる相乗効果を狙います。カレー粉にはもともとシナモンが含まれていることが多いため、今回はさらにシナモンパウダーを追加して香りを高めます。また、カレーのベースに生姜のすりおろしをたっぷり使用するため、同じショウガ科に属するカルダモンを合わせます。このように、同系統のファミリーに属するスパイス同士を組み合わせて使うことで、味に深みと豊かな広がりが生まれ、市販のルウを使っても格段に本格的な味わいに仕上がります。スパイスが使い切れずに余っているという方も、ぜひこの組み合わせを参考にしてみてください。

強火で旨味を閉じ込める!ステーキの焼き始め

いよいよお肉を焼いていきます。フライパンにオリーブオイル(小さじ1)を入れ、まずは強火にかけます。お肉を投入する際は、脂身の多い側面を下にして焼き始めるのがプロのテクニックです。脂身からじっくりと良質な脂が溶け出してくるので、その脂も利用しながらお肉全体を焼き上げていきます。ずっと強火のまま、まずは脂身の面をしっかりと焼き、続いて両面、そして残りの側面もすべて順番に焼いていきます。このように全面に強い焼き色をつけて壁を作ることで、お肉の内部にあるジューシーな旨味や肉汁(ジュース)を外に逃がさないように閉じ込めることができます。これがステーキをジューシーに焼き上げるための鉄則です。

中火での仕上げとアルミホイルを使った余熱調理

全面に焼き色がついた状態が、お肉の内部がほぼ生に近い「ブルー」と呼ばれる焼き加減です。ここで一度お肉をカットして、見事なブルーの美しい断面を披露します。ここからさらに火加減を中火に落とし、焦げないように注意しながら、お肉をフライパンの中でじっくりと回すようにして焼いていきます。焼き始めてからトータルで10分ほど経ったら火を止め、お肉をフライパンから取り出します。そして、お肉を網の上にのせ、上からアルミホイルを被せてしっかりと密閉します。そのままガス台の上など、温かさが残る場所に置いて休ませます。こうしてアルミホイルの中でじっくりと余熱を通すことで、お肉全体に熱が均一に回り、極上のミディアムレアに仕上がります。

お肉の旨味を余さず活かすカレーソース作り

お肉を休ませている間に、同じフライパンを使ってカレーソースを作ります。フライパンの底に残ったお肉の焼き汁や焦げは、旨味が凝縮された最高の調味料なので洗わずにそのまま使います。ここに玉ねぎのみじん切り(1個)を入れ、水分を利用して底の旨味をこそぎ落とすように炒めます。玉ねぎに旨味が移ったら、にんにくと生姜のすりおろし(各1片)、カルダモン(4粒)、シナモンパウダー(小さじ1)を加えて香りが立つまで炒め合わせます。次に水(200ml)とトマトジュース(200ml)を加え、一度沸騰させたら蓋をして、中火で10分ほどじっくり煮込みます。程よくとろみがついたところでカレールウを加えてよく溶かせば、旨味たっぷりの特製カレーソースの完成です。

完璧なミディアムレアのステーキカレーを実食!

仕上げに、アルミホイルでお肉を休ませた際に出てきた極上の肉汁エキスをカレーソースに加えて混ぜ合わせます。お肉をカットすると、余熱でじんわりと熱が通った、見事なピンク色のミディアムレアに仕上がっています。お皿に盛ったご飯の上にお肉を贅沢に並べ、カレーソースをたっぷりとかければ「ミクニ風ステーキカレー」の完成です。合わせるワインは、フランス南西地方カオールの赤ワイン「リガール・レ・テラス」。色が非常に濃く「黒ワイン」とも呼ばれる、スパイシーでコクのある一杯です。カレーは玉ねぎのシャキシャキ感が心地よく、トマトの酸味とスパイスが効いた本格派。噛むほどに旨味が溢れる赤身のステーキ肉は、スパイシーなカレーや重厚な赤ワインと完璧に調和し、まさに「ダブルグー」な美味しさです。

シェフ三國清三

シェフ三國清三

登録者 55.2万人 ・ フランス料理

シェフ三國清三は、フランス料理の伝統を深く理解した上でそれを日本化する「ジャポニゼ」という独自の料理哲学を掲げるフランス料理人です。自然派料理「キュイジーヌ・ナチュレル」をさらに発展させた「マ・キュイジーヌ・ジャポニゼ」を提唱しています。その功績により、フランス共和国から日本の料理人として初めてレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを授与されています。また、フランソワ・ラブレー大学からは世界で4人の料理人のみに贈られた名誉博士号を取得しており、これらはオテル・ドゥ・ミクニの誇りとされています。

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