【シェフのパスタ料理】旬のグリンピースの美味しい食べ方!しらすとグリンピースのスパゲッティ

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Ingredients


旬のフレッシュなグリンピースとしらすを使った、イタリア料理店のシェフによるスパゲッティレシピです。アンチョビとニンニクを炒めて作る南イタリア風の旨味ベースに、茹でたグリンピースを半量潰してソース全体に甘みと香りを行き渡らせるのがポイントです。パルメザンチーズとレモンゼストでコクと爽やかさを加え、仕上げにガーリックパン粉(パーネグラッタート)を散らして香ばしさと食感のアクセントをプラスします。冷凍グリンピースとは格段に香りが異なる旬のフレッシュなグリンピースを使うことで、素材の甘みと風味を最大限に引き出した一皿です。

  • 食材選び

    フレッシュな旬のグリンピースを使うことで、冷凍とは格段に異なる香りと甘みが楽しめる。

  • 下準備

    グリンピースは塩を加えたお湯で3〜4分下茹でし、茹で汁は捨てずにソースに活用する。

  • ソースのコツ

    茹でたグリンピースの半量をフォークで粗く潰してソースに加えることで、豆の甘みと香りが全体に行き渡る。

  • 旨味ベース

    冷たいフライパンにオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れて火にかけ、アンチョビを弱火でゆっくり潰しながら炒めることで深いコクが生まれる。アンチョビがない場合は魚醤(コラトゥーラやナンプラー)で代用可能。

  • 味付け

    チーズを加える際は必ず火を止めてから行うことで、ダマになるのを防ぐ。

  • 仕上げ

    レモンゼストを仕上げに散らすことで爽やかな香りが加わり、オレンジ・柚子・すだちなどの柑橘類でも代用できる。

  • パーネグラッタート

    炒ったガーリックパン粉(パーネグラッタート)はパスタに香ばしさと食感を加えるだけでなく、余分なソースを吸ってパスタに絡める役割も持つ。

15点

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  1. 01

    お湯を沸かして塩を少量加え、グリンピースを入れて3〜4分下茹でする。茹で汁は捨てずに取り置く。

  2. 02

    冷たいフライパンにオリーブオイル大さじ2とニンニクのみじん切りを入れて弱火で火にかけ、ニンニクに色を付けながらアンチョビを加えてゆっくり潰しながら炒める。

  3. 03

    白ワインをフライパンに加え、アルコール分をしっかり飛ばす。

  4. 04

    別の鍋でパスタを6分30秒茹でる(小さな鍋の場合はパスタが柔らかくなるまで手で少しずつお湯に沈めながら茹で始める)。

  5. 05

    茹で上がったグリンピースの半量をボウルに移し、フォークで粗く潰す。

  6. 06

    フライパンに丸のままのグリンピースと潰したグリンピースをすべて加え、取り置いたグリンピースの茹で汁を足して少し煮込み、味を馴染ませる。

  7. 07

    別の小さなフライパンにオリーブオイルとニンニク少々を入れて火にかけ、パン粉を加えてオリーブオイルを足しながらきつね色になるまでじっくり炒める。仕上げに刻んだパセリを加えて火を止め、余熱で炒め合わせる。

  8. 08

    グリンピースのソースにしらすを加えて軽く温める(火を通しすぎない)。

  9. 09

    アルデンテに茹で上がったパスタをソースのフライパンへ移し、ソースをパスタにしっかり吸わせるように全体を優しく和える。必要に応じて塩で味を調える。

  10. 10

    火を止めてからパルミジャーノレッジャーノを少しずつ加え、フライパンを振りながら全体に絡める。最後にオリーブオイルを回しかけて艶やかに仕上げる。

  11. 11

    パスタを皿に盛り、フライパンに残ったグリンピースとしらすをたっぷりと乗せる。黒胡椒を挽き、レモンゼストをすりおろして全体に散らす。仕上げにパーネグラッタートを上からたっぷりとかけて完成。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

旬のグリンピースの魅力とイメージの克服

今回の主役は、今がまさに旬のグリンピースです。豆ご飯にしてももちろん美味しい食材ですが、不思議なことにグリンピースが苦手だという人は意外と多いものです。以前見かけた記事によると、冷凍のグリンピースがシューマイの上にちょこんと乗っているイメージがあり、そこに違和感を抱く人が多いのだとか。しかし、フレッシュなグリンピースは本当に美味しいものです。お店ではピューレにしたり、様々な料理に活用したりして、お客様に旬の味わいを楽しんでいただいており、とても喜ばれています。今回は、そんなグリンピースの本当の美味しさを伝えるパスタをご紹介します。今日から3週にわたって、グリンピースを使った料理をお届けする予定ですので、ぜひその魅力を再発見してください。

下茹でと南イタリア風の旨味ベース作り

まずはグリンピースの下茹でから始めます。お湯を沸かして下味用の塩を少し加え、グリンピースを入れて約3〜4分茹でていきます。その間に、パスタのソースのベースを作ります。今回は手に入りやすい「しらす(ちりめん)」を合わせます。冷たいフライパンにオリーブオイルをひき、ニンニクのみじん切りを加えます。お好みで鷹の爪を入れても良いですが、今回はシンプルにニンニクだけで進めます。ニンニクを色付けながら、旨味の元となるアンチョビを加えます。弱火でゆっくりとアンチョビを潰しながら火を通すことで、南イタリア料理の基本となる深いコクが生まれます。アンチョビがない場合は、魚醤(コラトゥーラやナンプラーなど)で代用しても美味しく仕上がります。ここに白ワインを加え、少し火にかけてアルコール分をしっかりと飛ばしておきます。

パスタの茹で上げとソースの煮込み

沸騰したお湯にパスタを入れ、6分30秒茹でていきます。今回は小さめの鍋を使っているため、パスタが柔らかくなって自然と沈むまで、手で少しずつお湯に沈めるようにして茹で始めます。グリンピースが茹で上がったらザルに上げますが、この茹で汁にはグリンピースの良い香りが移っているため、捨てずにソースのフライパンに加えて活用します。茹でたグリンピースは、その半量をボウルに移し、フォークを使って軽く潰しておきます。ミキサーにかけても良いですが、フォークで粗く潰すだけでも十分です。こうすることで、ソース全体に豆の甘みと香りがしっかりと行き渡ります。白ワインの入ったフライパンに、丸のままのグリンピースと潰したグリンピースをすべて合わせ、茹で汁を足して少し煮込み、味を馴染ませていきます。

香ばしさと食感をプラスするニンニクパン粉

パスタの仕上げに上からかける、特製のパン粉(パーネグラッタート)を作ります。別の小さなフライパンに、オリーブオイルとニンニクを少し入れて火にかけ、そこにパン粉を加えます。オリーブオイルを少し足しながら、パン粉が全体的にきつね色になるまでじっくりと炒めていきます。この炒ったパン粉は、パスタに香ばしい風味とサクサクとした食感のアクセントをプラスしてくれるだけでなく、お皿の中で余分なソースを程よく吸い取ってパスタに絡めてくれるという重要な役割も持っています。うどんを食べる時の「揚げ玉」のような、なくてはならない名脇役です。パン粉が良い色合いになってきたら、仕上げに刻んだパセリを加えて火を止め、余熱で優しく炒め合わせておきます。

しらすの投入とパルメザンチーズでの仕上げ

グリンピースがソースの中で十分に柔らかくなったら、しらすをフライパンに加えて軽く温めます。しらすは火を通しすぎず、温める程度で十分です。茹で上がったパスタは、少し硬めのアルデンテの状態でソースのフライパンへと移します。パスタにグリンピースとしらすの旨味が詰まったソースをしっかりと吸わせるように、全体を優しく和えていきます。ここで味を見て、必要であれば塩を少し足して味を調えます。そして、火を止めてからパルメザンチーズを少しずつ加え、フライパンを振りながら全体に絡めていきます。チーズを加える際は、必ず火を止めてから行うのがダマにしないためのコツです。チーズが綺麗に溶けてソースと一体化したら、最後にオリーブオイルを回しかけて、さらに艶やかに仕上げます。

爽やかなレモンの香りと、まさかのハプニング

出来上がったパスタをお皿に盛り付けていきます。まずパスタを美しく盛り、その上にフライパンに残ったグリンピースとしらすをたっぷりと乗せます。仕上げに黒胡椒を軽く挽き、レモンの皮をすりおろして全体に散らします。このレモンの皮が、パスタ全体に爽やかな香りをプラスし、一気に華やかな一皿へと引き上げてくれます。レモンだけでなく、オレンジや柚子、すだちなどの柑橘類を合わせるのもおすすめです。ここで「完成です!」とカメラに料理を向けた瞬間、シェフが「あ、パン粉忘れてた!」とまさかのハプニングに気づきます。先ほど丁寧に炒めて用意したニンニクパン粉を慌てて上からトッピングし、気を取り直して、香ばしさと爽やかさが調和した「しらすとグリンピースのスパゲッティ」の完成です。

旬のグリンピースがもたらす至高の味わい

それでは、スタッフと一緒に出来立てを試食します。一口食べると、グリンピースの優しい香りと甘みが口いっぱいに広がります。後から加えたパルメザンチーズのコク(動物性脂肪)が、グリンピースの青々しさとソース全体の味わいを見事に一つにまとめてくれており、非常にバランスの良い仕上がりです。バターを少し加えたような、リッチでまとまりのある美味しさが感じられます。試食中、シェフがスタッフに「グリンピースは好き?」と尋ねると、「サイゼリヤの青豆の温サラダなどでよく食べていて好きです」との答えが。やはり、美味しいグリンピースは多くの人に愛されるものです。特に、今しか味わえないフレッシュな旬のグリンピースは、冷凍のものとは格段に香りが違います。ぜひこの季節に、ご家庭でもこの素晴らしい味わいを体験してみてください。

日高良実のACQUAPAZZAチャンネル

日高良実のACQUAPAZZAチャンネル

登録者 18.4万人 ・ イタリアン

日高良実氏は1957年神戸生まれのイタリア料理シェフで、1990年に東京西麻布にイタリアンレストラン「ACQUA PAZZA」をオープンしました。イタリアで3年間・14軒にわたる修行を経て郷土料理の魅力を実感し、日本における本格イタリア料理の普及に取り組んできました。2022年には厚生労働省認可「現代の名工」に選出されています。現在は東京南青山の「アクアパッツァ」と神奈川県横須賀市の「アクアマーレ」を運営しており、YouTubeチャンネルでは日本の旬の食材を使ったイタリア料理を発信しています。

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