Recipe
【高級店のシャリを作る】家庭用炊飯器とボールで再現可能です…
Ingredients
- コシヒカリなどシャリに適した米300g(2合分、1合150gで計量)
- 水(米洗用)適量
- 水(炊飯用)300g(2合分)
- シャリ酢100g(2合分。1合あたり50g。季節で調整:夏40g〜50g、冬40g〜45g)
「高級店のシャリ(寿司飯)」とは
家庭用炊飯器とボウルを使って、高級鮨店のシャリを再現するレシピです。計量器での正確な米の計量(1合150g)、冷蔵庫での1時間浸水、強く洗わない優しい水洗い、徹底的な水切り、早炊き設定での炊飯、シャリ酢の均一な混合、うちわでの冷却、そして保温での30分〜1時間の熟成が重要なポイントです。季節に応じたシャリ酢量の調整で、一年中美味しいシャリが作れます。
「高級店のシャリ(寿司飯)」を美味しく作るコツ
-
下準備
- 計量器を使い1合150gと正確に計量する
- 計量カップではなく重さで測ることが重要
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下準備
- 米を洗う際は強く擦らず、水圧を利用して優しく洗う
- 米が潰れるとシャリ酢の入り方にムラが出る
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下準備
- 米を冷蔵庫で1時間浸水させ、80%以上の吸水率を確保する
- 1時間以上浸水させても吸水量は変わらない
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下準備
- 浸水後の水切りは入念に行う
- 10g〜20g程度の水分の誤差が炊き上がりに影響する
-
火加減
- 炊飯器は『早炊き』モードを選ぶ
- 浸水済みのため通常の浸水・蒸らし機能は不要
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味付け
- シャリ酢は1合あたり50g(通常)
- 夏場は多めに、冬場は40g〜45gに調整する
-
調理技術
- シャリ酢は釜を出してから釜底の酢までしっかりなじませ、一箇所に一気にかけない
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調理技術
- ボウルでのシャリ切りは縦に切るようにしてご飯の塊をほぐし、うちわで表面の水分を飛ばす
-
仕上げ
- シャリネットを敷いた炊飯器の保温モードで、最低30分〜1時間置いてシャリを熟成させる
「高級店のシャリ(寿司飯)」の材料
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- コシヒカリなどシャリに適した米300g(2合分、1合150gで計量)
- 水(米洗用)適量
- 水(炊飯用)300g(2合分)
- シャリ酢100g(2合分。1合あたり50g。季節で調整:夏40g〜50g、冬40g〜45g)
「高級店のシャリ(寿司飯)」の作り方・手順
- 1
米を計量する
計量器を使い、1合につき正確に150gの米を計量する。今回は2合で300g。計量カップではなく重さで計測することが正確なシャリ作りの第一歩。
- 2
優しく米を洗う
ボウルに米を入れ、手のひらを広げてボウルの底で左右に動かし、水圧を利用してやさしく洗う。強く擦り合わせてはいけない。水を取り替えながら3回ほど繰り返す。
- 3
冷蔵庫で1時間浸水
洗った米をそのままボウルに入れ、冷蔵庫で1時間浸水させる。気温による吸水量のブレを防ぐため、必ず冷蔵庫で管理する。1時間経ってお米が白くなったら準備完了。
- 4
入念に水を切る
浸水後のお米をザルに上げ、入念に水切りを行う。10g〜20g程度の水分誤差が炊き上がりに大きく影響するため、しっかりと水を切ること。
- 5
炊飯器で早炊き
炊飯器の内釜に水切りしたお米を入れ、水300g(2合分)を加える。炊飯器の設定を『早炊き』モードに設定して炊飯する。既に1時間浸水済みのため、通常の浸水・蒸らし機能は不要。
- 6
シャリ酢を準備・調整
シャリ酢を1合あたり50g(今回は2合で100g)用意する。季節によって調整し、夏場は多めに、冬場は40g〜45gに減らすと美味しく仕上がる。
- 7
炊き上がったお米にシャリ酢をかける
お米が炊き上がったら釜を取り出し、しゃもじに伝わせながら全体に均一にシャリ酢をまわしかける。一箇所に一気にかけず、釜の底に溜まった酢までしっかりなじませる。
- 8
ボウルでシャリ切り
釜をボウルにひっくり返し、プラスチック製しゃもじで縦に切るようにしてご飯の塊をほぐす。片方に寄せながら細かく切り、平らに均したらうちわで仰いで表面の余分な水分を飛ばす。ひっくり返して反対側も同じように仰いで冷ます。
- 9
シャリネットで保温・熟成
シャリ切りを終えたら、一度水で濡らして固く絞ったシャリネットを炊飯器の内釜に敷き、切ったシャリをまとめて包み込む。そのまま炊飯器の『保温』モードで、最低30分、できれば1時間ほど置いてお酢を馴染ませる。
料理の科学
米と同量の水で硬めに炊き上げることで、シャリ酢をしっかり吸収させる水分コントロールを行っています。また、シャリ酢を加えることによる低pH化が米のべたつきを抑えて一粒一粒の粒立ちを良くし、酢の酸味と米の甘味が調和して五味のバランスが整うことで、寿司として引き締まった味わいになります。
「高級店のシャリ(寿司飯)」の詳しい解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
家庭の炊飯器とボウルで高級店のシャリを再現
高級鮨店のシャリは、実はご家庭にある 電気炊飯器 と ボウル だけで再現可能です。一昔前は 木製の飯台(半切)や木しゃもじが使われていましたが、木がシャリ酢を吸い込んでしまうなどのデメリットもあります。今回の方法では、内釜に少し重みのある一般的な 電気炊飯器 を使用します。お米はシャリに適した コシヒカリ などを選び、計量カップではなく計量器を使って1合につき正確に 150g(今回は2合で 300g)を測るのがポイントです。シャリを切る際も、伝統的な木べらではなく、シャリがつきにくい特殊加工が施された プラスチック製しゃもじ を使うことで、よりスムーズで綺麗なシャリ切りを行うことができます。
米を潰さず水圧で洗う技術と1時間浸水の重要性
お米を洗う際の最大のコツは、絶対に力を入れてガシガシ洗わないことです。昔のお鮨屋さんでは米同士を擦り合わせる 拝み洗い をしていましたが、現代は精米技術が飛躍的に向上しているためその必要はありません。強く洗うとお米が潰れて割れてしまい、水分や シャリ酢 の入り方にムラができて炊き上がりに悪影響を及ぼします。手のひらを広げてボウルの底で左右に動かし、水圧を利用してやさしく洗うのが正解です。水を取り替えながら3回ほど洗ったら、そのまま 1時間浸水 させます。この浸水工程をしっかりと行うことで、お米の芯まで均一に水を行き渡らせることができます。
吸水率を高める冷蔵庫保管と徹底的な水切り
お米を 1時間浸水 させると、お米の中に 80%以上 の水分が含まれます。1時間を超えて1時間半や2時間浸水させても吸水量自体はほとんど変わらないため、必ず最低1時間は浸水させることが大切です。浸水時間が短く水分量が30%〜40%にとどまると、炊きムラの原因になります。また、気温によって吸水量がブレるのを防ぐため、浸水時は 冷蔵庫 に入れて保管し、毎回同じ条件を保ちます。1時間経ってお米が白くなったらザルに上げます。ここで入念に 水切り を行うことが極めて重要で、水切りの甘さによって 10g〜20g も水分の誤差が出てしまい、炊き上がりがブレてしまうため、しっかりと水を切ってください。
高級店と家庭向けの水加減の違いと早炊きの秘密
水切ったお米を炊飯器に入れ、水(今回は2合で 300g)を加えます。高級鮨店では1合150gの米に対して水 90g〜110g 程度まで減らしてシャッキリと硬めに炊くことがありますが、これは握ってすぐ提供する場合で、時間が経つと急速に劣化してしまいます。ご家庭や日持ちさせたい場合は、1合あたり 150g の水を入れるのがベストです。そして炊飯器の設定は必ず 早炊き(うま早など)を選びます。すでに1時間しっかり浸水させており、炊き上がり後もすぐにシャリ切りをするため、炊飯器の「浸水」や「蒸らし」の機能は不要だからです。余計な加熱や蒸らしを省く早炊きこそがシャリ作りに最適なモードです。
シャリ酢の調整とボウルでの丁寧なシャリ切り
シャリ酢 は1合あたり 50g(今回は2合で 100g)を用意します。気候や季節によって調整し、汗をかく夏場は多めに、あまり汗をかかない冬場は 40g〜45g に減らすと美味しく仕上がります。お米が炊き上がったら釜を出し、しゃもじに伝わせながら全体に均一にシャリ酢をまわしかけます。一箇所に一気にかけないのがコツです。釜の底に溜まった酢をなじませたらボウルにひっくり返し、しゃもじで 縦に切る ようにしてご飯の塊をほぐしていきます。片方に寄せながら細かく切り、平らに均したら うちわ で仰いで表面の余分な水分を飛ばします。ひっくり返して反対側も同じように仰いで冷まします。
シャリネットを活用した保温と味を馴染ませる仕上げ
シャリ切りを終えたら、保温の工程に入ります。一度水で濡らして固く絞った シャリネット(ネットで手軽に購入可能)を炊飯器の内釜に敷き、その中に切ったシャリをまとめて包み込み、そのまま 保温 モードで保管します。切った直後のシャリは非常に握りにくいため、すぐに握ろうとせず、保温状態で最低でも 30分、できれば 1時間 ほど置いてしっかりとお酢を馴染ませることが重要です。時間が経つことでシャリが程よく落ち着き、格段に握りやすく美味しくなります。このひと手間をかけることで、家庭の炊飯器でも高級店顔負けの極上シャリが完成します。
蒼の鮨 sushi-chef aoについて
蒼の鮨 sushi-chef ao
登録者 3.2万人 ・ 和食/寿司
消防士から寿司職人へ転身し、独立後6年連続で黒字経営を続けている寿司職人が運営するチャンネルです。寿司の技術・レシピ・仕込みの考え方に加え、修業や独立の実情、店舗経営についても自身の経験をもとに発信しています。寿司職人を目指す方や技術を深めたい方を主な対象としており、技術・レシピ・経営の三つを柱としたコンテンツを展開しています。オンライン講座「江戸前寿司学校」も運営しており、江戸前寿司の技術から独立後の経営知識まで体系的に学べる環境を提供しています。
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