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【寿司のネタ切り】すべて同じ切り方ではダメ|マグロ・ブリ・金目鯛で実演解説
「寿司のネタ切り(マグロ・ブリ・金目鯛)」とは
寿司のネタ切りは魚の種類や身の特性によって切り方が異なります。マグロは筋を垂直に断ち切る、ブリは皮引きと血合い処理、金目鯛は薄い身を丸める握り方がそれぞれのポイントです。包丁の角度やネタの置き方、理想的なサイズ感を理解することで、食べやすく美しい寿司が握れます。
「寿司のネタ切り(マグロ・ブリ・金目鯛)」を美味しく作るコツ
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包丁の持ち方
- 人差し指を峰に乗せ、中指・薬指・小指は柄に掛けて軽く握る
- 親指は根元に軽く添えて安定させる
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筋の処理
- マグロの筋は側面から確認し、斜めに入っている筋を垂直に断ち切ることで食感が良くなる
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斜め切りのコツ
- 包丁を斜めにするのではなく、ネタ自体を斜めに置いて包丁は真っ直ぐ動かす
- 手前を低く、奥を高く調整する
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ネタサイズ
- 理想的な大きさは横8.5~9cm、縦4~5cm
- 手のひらに乗せたときに指4本が少しはみ出るくらい
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小刃の立て方
- 切り終える直前1cmのところで包丁を垂直に立てると立体感が出る
- 最近のマグロは小刃をつけない切り方が主流
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端のロス削減
- サクの端は厚めに切り出して深く隠し包丁を入れることで、開いて握ることができボリュームは変わらない
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ブリの処理
- 皮を丁寧に引き、骨と血合いを取り除く
- 血合いを取ることで変色を防ぎ日持ちが良くなる
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薄い身の握り方
- 金目鯛など薄いネタは横から丸め込むように包んで握ることで、シャリに馴染み美しく仕上がる
「寿司のネタ切り(マグロ・ブリ・金目鯛)」の作り方・手順
マグロのネタ切り
- 1
包丁の持ち方と筋の確認
人差し指を峰に乗せ、中指・薬指・小指は柄に掛けて軽く握ります。親指は根元に軽く添えて安定させます。マグロは側面から見て斜めに入っている筋を確認し、この筋を垂直に断ち切るようにします。筋の方向に沿って切ると食感が悪くなるため、筋の方向をしっかり確認することが重要です。
- 2
ネタを斜めに置いて切る
包丁を斜めにするのではなく、ネタ自体を斜めに置いて包丁は真っ直ぐ動かします。ネタの高さは手前を低く、奥を高く調整することでスムーズに切ることができます。まずは端の美味しくない部分を捨てサクとして切り落とし、形を整えます。
- 3
小刃を立てて切り出す
切り終える直前の残り1cmのところで包丁を垂直に立てて小刃を立てます。最近のマグロは小刃をつけない切り方が主流ですが、好みに応じて使い分けます。理想的なネタサイズは横8.5~9cm、縦4~5cmで、手のひらに乗せたときに指4本が少しはみ出るくらいです。
- 4
隠し包丁を入れる
サクの端の余った部分は少し厚めに切り出して、深く隠し包丁を入れることで開いて握ることができます。このテクニックでボリュームやグラム数は変わらないため、ロス削減に有効です。
- 5
握る
手酢(水6:酢4の割合)を使用してシャリを準備します。ネタの最も長い部分を指の付け根に合わせ、横から包み込むようにして握ります。飾り包丁を入れる場合は小刃を作らない方が美しく、飾り包丁を入れない場合は小刃ありで握るなど、柔軟に対応してください。
ブリのネタ切り
- 1
皮引きと骨・血合いの処理
ブリはマグロとサクの形状が異なるため切り方が変わります。皮の境界を目視で確認しながら包丁を入れ、スライドさせて皮を取り除きます。残った骨も丁寧に取り除き、血合いは変色を防ぐために取り除きます。
- 2
サクの厚みを調整して斜めに切る
端の美味しくない部分を切り落とし、捨てサクにします。サクの厚みが理想的な状態になったら、斜めに包丁を入れて切り出していきます。
- 3
小刃を立てて隠し包丁を入れ握る
最後は小刃を立てて綺麗に切り落とし、握りやすくするために隠し包丁を入れてから握ります。
金目鯛のネタ切り
- 1
部位の選別
金目鯛は皮目を湯引きしたものを使用します。筋が強くて硬い尻尾や縁側の部分は外しておきます。外した部分はちらし寿司や巻物に活用すると良いでしょう。
- 2
斜めに切り出す
薄いサクから理想の大きさを切り出すために、指2~3本分ほど離れた位置から斜めに包丁を入れます。一番長い辺が約9cmになるように目測し、包丁をスライドさせます。
- 3
小刃を立てて握る
最後は小刃を立てて切り出します。握る際は薄いネタがシャリに馴染むよう、横から丸め込むように包んで握ることが美しく仕上げるコツです。
「寿司のネタ切り(マグロ・ブリ・金目鯛)」の詳しい解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
包丁の持ち方とマグロの筋の確認
ネタ切りの前に、まずは基本となる 包丁 の持ち方から解説します。人差し指を 峰 の部分に乗せ、中指・薬指・小指は 柄(え) に掛けて軽く握ります。親指は包丁の根元部分に軽く添えて安定させます。この持ち方を基本にネタ切りを進めていきます。次に マグロ のネタを用意します。マグロには 筋 が入っており、上面から見るよりも側面から見た方が筋の入り方が分かりやすいです。この斜めに入っている筋を 垂直に断ち切る ように包丁を入れることで、筋が口に残らず食べやすく仕上げることができます。逆に筋の方向に沿って切ってしまうと、食感が悪くなってしまうため、筋の方向をしっかり確認することが重要です。
ネタを斜めに切る理由と切り方のコツ
ネタを斜めに切る理由は、ネタに 幅を持たせるため です。例えば、垂直に真っ直ぐ切ると小さなネタしかできませんが、包丁を斜めに入れることで、同じサクの幅でも長いネタを切り出すことができます。しかし、包丁自体を斜めにして切ろうとすると手首が曲がってしまい、非常に切りづらくなります。そこで、包丁を斜めにするのではなく、ネタ自体を斜めに置いて包丁は真っ直ぐ動かす のがコツです。また、ネタの高さは 手前を低く、奥を高く 調整すると包丁がスムーズに使えます。形を整えるために、まずは端の美味しくない部分を 捨てサク として切り落とします。これはお客様には提供せず、自分で食べるなどして処理しましょう。
小刃の立て方と理想のネタサイズ
ネタを切り出す際、切り終える直前の 残り1cm のところで包丁を垂直に立てて切ることで、小刃(こば) を立てることができます。小刃を立てるとネタに立体感が出ますが、そのまま包丁を落として小刃を作らない切り方もあります。最近のマグロは 小刃をつけない切り方が主流 ですが、お好みのフォルムに合わせて使い分けてください。切ったネタの理想的なサイズは、横の長さが 8.5〜9cm、縦の長さが 4〜5cm です。手のひらに乗せたときに、指4本が少しはみ出るくらい の大きさが最も握りやすいサイズ感になります。左手でネタを軽く押さえ、指先で厚みを感じながら均一に切るように意識しましょう。
端のネタの活用とマグロの握り方
サクの端の余ってしまった部分は、少し厚めに切り出して 深く隠し包丁 を入れることで、開いて握ることができます。見た目は少し変わりますが、ボリュームやグラム数は変わらないため、ロス削減 に非常に有効なテクニックです。握る際は、水6:お酢4 の割合で合わせた 手酢 を使い、シャリを準備します。ネタの最も長い部分を 指の付け根 に合わせ、横から包み込むようにして握っていきます。飾り包丁を入れる場合は小刃を作らない方が美しく仕上がり、飾り包丁を入れない場合は小刃ありで握るなど、ネタの形状や提供方法に合わせて柔軟に対応してください。
ブリの皮引きと血合いの処理
次に ブリ のネタ切りを解説します。ブリはマグロとサクの形状が異なるため、切り方も変わります。まずは 皮 を引いていきます。皮の境界を目視で確認しながら包丁を入れ、スライドさせて皮を取り除きます。残った 骨 も丁寧に取り除きましょう。ブリの 血合い を取るかどうかは好みによりますが、時間が経つと変色しやすいため、今回は変色を防ぐために取り除きます。端の美味しくない部分は切り落として捨てサクにし、サクの厚みが理想的な状態になったら、斜めに包丁を入れて切り出していきます。最後は 小刃を立てて 綺麗に切り落とし、握りやすくするために 隠し包丁 を入れてから握ります。
金目鯛のネタ切りと丸める握り方
最後に 金目鯛 のネタ切りです。今回は皮目を 湯引き したものを使用します。金目鯛のような薄い魚を切り出す際のポイントを解説します。まず、筋が強くて硬い 尻尾 や 縁側 の部分は外しておきます。外した部分は ちらし寿司 や 巻物 に活用すると良いでしょう。薄いサクから理想の大きさを切り出すために、指2〜3本分ほど離れた位置から斜めに包丁を入れ、一番長い辺が 約9cm になるように目測します。包丁をスライドさせ、最後は 小刃を立てて 切り出します。握る際は、薄いネタがシャリに馴染むよう、横から丸め込むように包んで握る のが美しく仕上げるコツです。
蒼の鮨 sushi-chef aoについて
蒼の鮨 sushi-chef ao
登録者 3.2万人 ・ 和食/寿司
消防士から寿司職人へ転身し、独立後6年連続で黒字経営を続けている寿司職人が運営するチャンネルです。寿司の技術・レシピ・仕込みの考え方に加え、修業や独立の実情、店舗経営についても自身の経験をもとに発信しています。寿司職人を目指す方や技術を深めたい方を主な対象としており、技術・レシピ・経営の三つを柱としたコンテンツを展開しています。オンライン講座「江戸前寿司学校」も運営しており、江戸前寿司の技術から独立後の経営知識まで体系的に学べる環境を提供しています。
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