【パスタ世界一が作る!】冷凍うどんで⁉本格!激旨パスタ2種!

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Ingredients


パスタ世界チャンピオンの弓削啓太シェフが、冷凍うどんを使ってトスカーナ地方の極太パスタ「ピチ」風の本格イタリアンを2品紹介します。1品目「アリオーネ」は、湯むきしたトマトをにんにくとオリーブオイルでじっくり煮込んだシンプルなトマトソースに冷凍うどんを絡めた料理です。2品目「ブリチョーレ」は、アンチョビ・にんにく・唐辛子のソースに冷凍うどんを合わせ、香ばしく空煎りしたパン粉をたっぷりかけた料理です。どちらも冷凍うどんが持つもちもちとした食感と澱粉質を活かした、本格的な仕上がりになります。

  • 食材選び

    冷凍うどんはイタリア・トスカーナ州の極太手打ちパスタ「ピチ」に食感・見た目が近く、代替として最適。

  • 下準備(アリオーネ)

    トマトはヘタをくり抜き、先端に十字の切り込みを入れてから沸騰したお湯で湯むきする。皮を剥くことで口当たりと食感が大幅に向上する。

  • 火加減(アリオーネ)

    トマト・にんにく・塩・オリーブオイルを鍋に入れ、最初は強火で沸騰させてから弱火に落とし、20〜30分じっくり煮込む。

  • 調理手順(アリオーネ)

    煮込み始めて約15分経ちソースが煮詰まったら、柔らかくなったにんにくをフォークで潰してソースに馴染ませる。

  • うどんの使い方(アリオーネ)

    冷凍うどんは電子レンジで解凍してからソースに直接投入し、茹でずにそのままソースの中で温める。水分が足りなければ水を少量足して調整する。

  • 下準備(ブリチョーレ)

    パン粉は油をひかずにフライパンで空煎りし、ほんのりきつね色になるまで香ばしく炒めて取り出しておく。

  • 調理手順(ブリチョーレ)

    みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで弱火にかけて香りを出し、色づいたら唐辛子、次にアンチョビを加えて炒め臭みを飛ばす。

  • 乳化(ブリチョーレ)

    ソースに水を加えて沸騰させ、解凍した冷凍うどんを投入。強火で一気に加熱し、うどんから溶け出る澱粉質を利用してソースをしっかり乳化させとろみを出す。

  • 味付け(ブリチョーレ)

    うどんにはもともと塩分が含まれているため、追加の塩味付けは基本不要。

  • 仕上げ(ブリチョーレ)

    盛り付け後に空煎りしたパン粉をたっぷりと振りかける。パン粉がソースを吸ってしんなりしてくる変化も美味しさの一部。

11点

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アリオーネ(2人前)

アリオーネ

  1. 01

    1. トマトのヘタをナイフでくり抜き、先端に十字の切り込みを入れる。

  2. 02

    2. 沸騰したお湯にトマトを入れ、皮がめくれてきたら冷水に取り、皮を剥く(湯むき)。

  3. 03

    3. 湯むきしたトマトを適当な大きさにカットして鍋に入れる。

  4. 04

    4. 鍋に潰したにんにく・塩・エキストラバージンオリーブオイルを加える。

  5. 05

    5. 強火で沸騰させてから弱火に落とし、20〜30分じっくり煮込む。

  6. 06

    6. 煮込み始めて約15分後、柔らかくなったにんにくをフォークで潰してソースに馴染ませる。

  7. 07

    7. 冷凍うどんを電子レンジで解凍し、茹でずにそのままソースに投入する。

  8. 08

    8. 水分が足りない場合は水を少量加えながらソースとうどんをよく和える。

  9. 09

    9. 仕上げにオリーブオイルを回しかけて盛り付ける。

ブリチョーレ

  1. 01

    10. にんにくをみじん切りにして鍋に入れ、エキストラバージンオリーブオイルを加える。

  2. 02

    11. 別のフライパンに油をひかずにパン粉を入れ、弱〜中火で空煎りしてほんのりきつね色になるまで香ばしく炒めたら取り出しておく。

  3. 03

    12. にんにくの鍋を弱火にかけ、じっくりと香りをオイルに移す。

  4. 04

    13. にんにくが色づいてきたら唐辛子を加え、さらにアンチョビを投入して軽く炒め臭みを飛ばす。

  5. 05

    14. 水を加えて沸騰させ、電子レンジで解凍した冷凍うどんを投入する。

  6. 06

    15. 強火で一気に加熱し、うどんから溶け出る澱粉質でソースを乳化させとろみを出す。

  7. 07

    16. お皿に盛り付け、空煎りしたパン粉をたっぷりと振りかけて完成。

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※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。

冷凍うどんが本格パスタになる理由

パスタ世界一の弓削シェフが、身近な冷凍うどんを使って本格的なイタリアンパスタを2品紹介します。今回用意したのは、スーパーで手に入る一般的な冷凍うどん、大玉の完熟トマト、にんにく、エキストラバージンオリーブオイル、塩という非常にシンプルな材料です。なぜ冷凍うどんを使うのかというと、イタリア・トスカーナ州シエナの地方料理に「ピチ」という小麦粉と水で作る極太の手打ちパスタがあり、これが日本のうどんに食感や見た目がそっくりだからです。現地のように手打ちで生地を作るのも素晴らしいですが、日本には手軽でクオリティの高い冷凍うどんがあるため、これを利用して誰でも簡単に本格的な味わいを再現できるレシピを提案します。

1品目の下準備:トマトの湯むき

1品目の下準備として、まずはトマトの湯むきを行います。トマトの先端部分に十字の切り込みを入れ、ヘタの部分をナイフでくり抜いておきます。これを沸騰したお湯に入れ、皮がめくれてきたら冷水に取って皮を剥きます。この「湯むき」というひと手間を加えるだけで、ソースにしたときの口当たりや食感が劇的に向上し、まるでお店で食べるような洗練された味わいに仕上がります。少し面倒に感じるかもしれませんが、仕上がりの美味しさを大きく左右する重要なポイントです。皮を剥いたトマトは、適当な大きさにカットしてそのまま調理用の鍋に入れておきます。

1品目の調理:じっくり煮込むトマトソース

鍋に入れたトマトに、潰したにんにく、塩、そして上質なエキストラバージンオリーブオイルを加えます。最初は強火で加熱し、全体がしっかりと沸騰し始めたら弱火に落とします。ここから弱火で20分から30分ほど、トマトから出る水分を活かしてコトコトとじっくり煮込んでいきます。加熱を始めて15分ほど経ち、ソースが良い具合に煮詰まったら、フォークを使って柔らかくなったにんにくを細かく潰してソースに馴染ませます。ここに、あらかじめ電子レンジで解凍しておいた冷凍うどんを、茹でずにそのまま投入します。ソースの中でうどんを温め、水分が足りない場合は水を少し足しながら、ソースとうどんをしっかりと和えて仕上げにオリーブオイルを回しかけます。

1品目の実食:うどんが「ピチ」に化ける

出来上がったトマトソースのうどんをお皿に盛り付けます。見た目はうどんとは思えないほど、完全に本格的な極太パスタ「ピチ」そのものです。熱々のうちに一口食べると、トマトの程よい酸味と豊かな香り、にんにくのガツンとした旨味、そしてオリーブオイルのキレのある風味が口いっぱいに広がります。うどん自体が主張しすぎず、もちもちとした心地よい食感だけをプラスしており、トマトソースと完璧に調和しています。手軽な冷凍うどんを使ったとは思えない、まさに本格的なイタリアンの味わいに仕上がっています。

2品目の紹介:パン粉が主役のブリチョーレ

続いて2品目は「ブリチョーレ」というパスタを作ります。材料は冷凍うどん、アンチョビフィレ(ペーストでも代用可能)、にんにく、唐辛子、エキストラバージンオリーブオイル、そして今回の主役でありマストアイテムとなる「パン粉」です。ブリチョーレとは、簡単に言うとアンチョビを効かせたアーリオ・オーリオ(ペペロンチーノ)に、カリカリに炒めたパン粉をトッピングした料理です。パン粉を加えることで、うどんにもちもち感だけでなく独特の香ばしさと旨味が加わり、絶品の本格イタリアンへと生まれ変わります。

2品目の調理:旨味を乳化させるソース作り

まずはにんにくをみじん切りにして鍋に入れ、エキストラバージンオリーブオイルを加えます。別のフライパンで、パン粉を油をひかずに空煎りし、ほんのりときつね色になるまで香ばしく炒めて取り出しておきます。次に、にんにくを入れた鍋を弱火にかけ、じっくりと香りをオイルに移します。にんにくが色づいてきたら唐辛子を加え、さらにアンチョビを投入して軽く炒めながら臭みを飛ばします。そこに水を加えて沸騰させ、電子レンジで解凍した冷凍うどんを加えます。強火で一気に加熱しながら、うどんから溶け出る澱粉質を利用してソースをしっかりと乳化させ、とろみのあるソースに仕上げます。うどんにはもともと塩分が含まれているため、余計な味付けをせず温めるだけで美味しいソースが完成します。

2品目の実食:カリカリとしんなりの二重奏

お皿に盛り付けたうどんの上に、先ほど空煎りした黄金色のパン粉をたっぷりと振りかけます。見た目は一見、シンプルな釜揚げうどんのようですが、一口食べるとその美味しさに驚かされます。カリカリとしたパン粉の香ばしさとほんのりとした甘味が、にんにくとアンチョビの塩気や旨味、唐辛子のピリッとした辛味と絶妙にマッチしています。さらに食べ進めると、パン粉がとろみのあるソースを吸ってしんなりとしてきます。この状態は、まるでかき揚げうどんの衣がつゆを吸ってドロドロになった瞬間の美味しさに似ており、日本人なら誰もがホッとするような、どこか親しみやすい極上の味わいが楽しめます。

弓削啓太(YUGETUBE)

弓削啓太(YUGETUBE)

登録者 21.3万人 ・ イタリアン

弓削啓太氏は、佐賀県出身のイタリアン料理人。カナダでのワーキングホリデーをきっかけに料理の世界へ入り、東京でのフレンチ修行やパリの三ツ星レストラン「ギ・サヴォワ」での修行を経てイタリアンに転向。横浜サローネ2007の料理長を長年務めた後、2026年4月に京都・烏丸御池に自身の店「Da YUGE」をオープン。2019年にはバリラ主催の「パスタ・ワールドチャンピオンシップ」で優勝し、パスタの世界一位に輝く。YouTubeチャンネルでは、イタリアンのメジャーからマイナーな料理まで、家庭でも楽しめる本格レシピを紹介している。

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