Recipe
洗い流しはNG!タレはご飯用!これが正しいうなぎの温め方。ニホンウナギとロストラータ種【日本イチ丁寧なレシピ動画】UPG再配信
Ingredients
- うなぎ蒲焼(冷凍真空パック推奨)1尾
- うなぎのタレ(付属品)1包
- ご飯1合程度
「うなぎ蒲焼の湯煎温め(うな重)」とは
スーパーで購入したうなぎ蒲焼を、自宅で最高に美味しく温めて食べるための方法を解説する動画です。うなぎの販売形態の選び方、湯煎が最適な科学的理由、適切な加熱時間、タレの正しい使い方という3つのポイントを中心に説明しています。分子調理学の視点から、コラーゲンのゼラチン化を利用してふっくら柔らかく仕上げる方法が紹介されています。最後に、お重箱を使った盛り付けで本格的なうな重を演出する方法も紹介されています。
「うなぎ蒲焼の湯煎温め(うな重)」を美味しく作るコツ
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食材選び
スーパーのうなぎは「冷凍の真空パック」を選ぶ。工場で焼き上げた状態で瞬間冷凍されており、香りや旨味が最もよく保たれている。冷蔵でタレが塗られているパックは衛生処理等で味が落ちやすいため非推奨。
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食材選び
ニホンウナギとロストラータ種の違いを理解して選ぶ。関東風のふっくらした柔らかさを好む場合はニホンウナギ、しっかりした食感・食べ応えを求める場合はロストラータ種が向いている。
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下準備
冷凍真空パックのうなぎは、タレを洗い流す必要はない。洗い流す裏ワザは冷蔵パックの余分なタレを落とすためのものであり、冷凍真空パックには不要。
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加熱方法
電子レンジやトースターではなく湯煎が最適。真空パック内のタレ(水分)と共に均一に加熱されることで、うなぎに豊富なコラーゲンがゼラチン化し、口の中でとろける柔らかさになる。
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火加減・時間
なるべく大きな鍋でお湯を沸騰させ、真空パックのまま入れて再沸騰した時点からきっちり5分間湯煎する。過剰加熱(例:15分以上)は旨味や脂がパック内に溶け出し身がパサつく原因になるため厳禁。ロストラータ種など身が厚い場合は7〜8分を目安に調整する。
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味付け
付属のタレはうなぎの上ではなく、ご飯にかけるためのもの。うなぎ自体には焼き工程でタレの味が十分染み込んでいる。タレをうなぎにかけると味が重なり、本来の美味しさがぼやけてしまう。
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盛り付け
お重箱にご飯を敷き詰め、タレをまんべんなくかけてからうなぎをのせ、蓋をして少し蒸らすと香りが充満し、蓋を開けた瞬間に香ばしい香りが広がる。冷めにくくなる実用的なメリットもある。
「うなぎ蒲焼の湯煎温め(うな重)」の材料
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- うなぎ蒲焼(冷凍真空パック推奨)1尾
- うなぎのタレ(付属品)1包
- ご飯1合程度
「うなぎ蒲焼の湯煎温め(うな重)」の作り方・手順
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01
なるべく大きな鍋にたっぷりの湯を沸かす。
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02
沸騰したお湯に、うなぎ蒲焼を真空パックのまま入れる。
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03
再沸騰した時点からタイマーを5分セットし、湯煎する(ロストラータ種など身が厚い場合は7〜8分を目安に調整)。
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04
湯煎が終わったらパックを取り出し、袋を開けてうなぎを取り出す。
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05
お重箱(または器)にご飯を敷き詰め、付属のタレをご飯全体にまんべんなくかける。
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06
タレをかけたご飯の上に、湯煎したうなぎ蒲焼をのせる。
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07
蓋をして少し蒸らしてから食卓へ出す。
「うなぎ蒲焼の湯煎温め(うな重)」の詳しい解説(動画の書き起こし)
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
うなぎを劇的に美味しくする3つのポイント
今回のテーマは、高級食材である「うなぎ」の温め方です。年に何度も食べる機会がないからこそ、お家でも最高に美味しく食べたいですよね。今回は分子調理学の視点から、誰でも失敗せずに圧倒的に美味しく仕上げるための完全保存版のテクニックをお届けします。ポイントは大きく分けて3つあります。1つ目は「うなぎの選び方」です。スーパーで売られているうなぎにはいくつかの販売方法があり、どれを選ぶかで美味しさが大きく変わります。2つ目は「大きな鍋で5分湯煎する」こと。電子レンジやトースターではなく、湯煎がベストな理由を科学的に解説します。そして3つ目は「タレはご飯にかける」という驚きの事実です。付属の小さなタレの正しい使い方や、その理由についてもしっかりとお話ししていきます。
スーパーで買うべきうなぎの販売形態とは
スーパーの店頭に並んでいるうなぎは、大きく分けて3つの形態で販売されています。1つ目は「冷凍の真空パック」、2つ目は「冷蔵コーナーでパックに入り、タレが塗られているもの」、3つ目は「冷蔵コーナーで真空パックに入っているもの」です。この中で最もおすすめなのは、圧倒的に「冷凍の真空パック」です。なぜなら、工場で焼き上げた出来立ての美味しさをそのまま瞬間冷凍しているため、香りや旨味がしっかりと閉じ込められているからです。逆に一番おすすめしないのは、パックに入ってテリテリのタレが塗られている冷蔵のものです。これは見栄えを良くするために後からタレを塗って冷蔵販売しているため、衛生面での加熱処理などにより味が落ちてしまっています。よく「うなぎのタレを洗い流してから温める」という裏ワザがありますが、あれは冷蔵パックの余分なタレを落とすためのもので、冷凍真空パックの場合は洗い流す必要はありません。
ニホンウナギとロストラータ種の違いと選び方
うなぎの産地や種類についても知っておくと、好みに合わせた選択ができます。国産と中国産では価格が倍ほど違いますが、実はどちらも同じ「ニホンウナギ」という種類であれば、中国産でも十分に美味しくいただけます。それよりも大きな違いは、種類そのものの違いです。一般的な「ニホンウナギ」に対して、スーパーで安価で大ぶりなものとして売られている「ロストラータ種」という種類があります。ロストラータ種は身がずんぐりと太っており、コラーゲンが非常に多いのが特徴です。そのため、皮が厚くて箸で切れにくく、しっかりとした食感があります。関東風のふっくらと柔らかいうな重を楽しみたい場合は「ニホンウナギ」を選ぶのが無難です。一方で、九州地方のように身がしっかりしていて食べ応えのあるうなぎが好きな方には、ロストラータ種もおすすめです。特徴を理解して選ぶことが大切です。
なぜ電子レンジやトースターではなく湯煎なのか
うなぎを温める際、トースターや魚焼きグリル、電子レンジを使う方法が紹介されることがありますが、分子調理学的には「湯煎」が最も理にかなっています。その秘密は、うなぎに豊富に含まれる「コラーゲン」にあります。コラーゲンはそのままでは硬くて食べにくい組織ですが、水分がある環境下で、一定の温度と時間をかけて加熱することで「ゼラチン」というプルプルで柔らかい物質に変化します。トースターやグリルでいきなり焼いてしまうと、水分が足りないためコラーゲンがゼラチン化せず、皮がゴムのように硬くなってしまいます。真空パックのまま湯煎をすれば、パック内のタレ(水分)と一緒に全体が均一に温められるため、コラーゲンがしっかりとゼラチン化して、口の中でとろけるような柔らかさに仕上がります。香ばしさをプラスしたい場合は、湯煎した後に少しだけ皮目を炙るのがベストです。
湯煎時間は「5分」が黄金比である科学的理由
湯煎をする上で非常に重要なのが「5分」という加熱時間です。お湯が沸騰した鍋にうなぎをパックごと入れ、再沸騰した瞬間からきっちり5分間タイマーを計ります。これ以上長く温めればもっと柔らかくなるのでは、と思うかもしれませんが、それは間違いです。15分など過剰に加熱しすぎてしまうと、ゼラチン化したコラーゲンだけでなく、うなぎの身に含まれる大切な旨味や脂(肉汁)までパックの中に溶け出してしまい、身がパサついて美味しさが損なわれてしまいます。そのため、旨味を閉じ込めつつ柔らかさを最大限に引き出す限界の時間が「5分」なのです。ただし、身が非常に厚いロストラータ種などの場合は、熱が中まで通るのに少し時間がかかるため、7〜8分を目安に調整してください。パッケージの裏面に記載されている推奨時間も参考にすると良いでしょう。
衝撃の事実!付属のタレはうなぎではなくご飯用
温めたうなぎをお皿やご飯にのせる際、多くの人がやってしまいがちなのが「付属のタレをうなぎの上からかける」ことです。しかし、実は付属の小さなボトルやパックに入っているタレは、うなぎではなく「ご飯にかける用」として作られています。うなぎの蒲焼き自体には、焼く工程でしっかりとタレの味が染み込んでいます。一方で、ご飯にかけるタレは、蒲焼きのタレとは少し異なる配合(傾向)で作られており、この2つの味にコントラスト(差)があることで、一緒に食べた時に飽きずに最後まで美味しく食べられる設計になっているのです。もし温めたうなぎの上にさらにタレをかけてしまうと、味が重なってしまい、メーカーが意図した本来の蒲焼きの美味しさがボヤけてしまいます。タレは必ずご飯にまんべんなくかけてから、その上にうなぎをのせるようにしてください。
お重箱を使ってお家で本格的なうな重を演出
美いしく温めたうなぎをさらに格上げするために、器にもこだわってみるのがおすすめです。お家でお重箱(おじゅうばこ)を使って盛り付けると、まるでお店で食べているかのような特別な雰囲気を演出できます。お重箱は一度購入すれば長く使える道具ですし、何より実用的なメリットもあります。ご飯にタレをかけ、うなぎをのせてから蓋をして少しの間「蒸らす」ことで、お重の中にうなぎの香ばしい香りが充満します。そして、食卓で蓋を開けた瞬間に、ふわっと素晴らしい香りが広がり、五感でうなぎを楽しむことができるのです。ご家族で食べる際など、一度にたくさん湯煎するのが難しい場合でも、お重箱に入れて蓋をしておけば冷めにくく、全員が温かい状態で美味しくいただけます。ぜひこうした演出も含めて、特別な日のうなぎを楽しんでみてください。
うなぎ博士直伝のさらなるディープなうなぎ知識
動画の最後には、追加のアップグレード情報として、過去に「うなぎ博士」こと大塚さんと対談した動画の紹介があります。大塚さんは静岡県にある「大都商事」といううなぎを扱う会社に所属されており、うなぎの生態や美味しさの秘密について非常に深い知識を持たれています。対談動画では、本編では語りきれなかったさらにマニアックで面白い「うなぎの真実」がたくさん語られていますので、もっと詳しく知りたい方はぜひ概要欄のリンクからチェックしてみてください。また、大塚さんの会社が手がけるこだわりのうなぎも販売されていますので、今年の土用の丑の日は、正しい温め方のテクニックを使って、本物の美味しいウナギをご自宅で堪能してみてはいかがでしょうか。
こじまぽん助【分子調理学研究家】について
こじまぽん助【分子調理学研究家】
登録者 15.6万人 ・ 家庭料理
こじまぽん助氏は、分子調理学研究家・映像作家・声優として活動するマルチクリエイターです。料理レシピでは「すべての工程にはおいしくなる理由がある」という考えのもと、各工程の科学的な理由を丁寧に解説するスタイルが特徴です。著書に『日本一ていねいな定番家ごはん』(ワニブックス)があり、NHK「あさイチ」やフジテレビなど複数のメディアにも出演しています。LUMIX公認クリエイターおよびクックパッドファンタジスタ・アンバサダー2026としても活動しており、食品メーカーや官公庁を含む多数のクライアントへの映像制作実績も持ちます。
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